寝る前に儀式のようにしている事がある。
それはガレージの椅子に腰掛けて、車やバイクを眺め回すことだ。
ただタバコをふかしてじーっと見ているだけなんだけど、色々な妄想が頭の中を駆け巡っていく。
BMのシリンダーを見ていると、シリンダーからヘッドカバーまでいったい何本のフィンが切ってあるだろうか、マーレー製のピストンはポルと同じか、こいつがあと4個くっつくとポルのエンジンと同じだ。
もしかしたら互換性があったりしてとか(あるわけ無いけど)。
ドカは、どうしてこうもいい加減な作りしているのに惹きつけられてしまうのか。
めったに勝てないけどレースで頑張っているからだな。
赤い車は買えないけど、タイヤ2個足りないだけであの車と似たような血がながれているんだな。とか
ポルのケツを見ていると、何処までがサイドパネルで何処からがデッキなのかな、なんて真剣に考えてみたりする。
サイドからぬめっと回り込んでデッキに至る処理は911ならではのもの。
あの赤い車も真似できない。この部分を見ていると、うーん格好イイと自己満足の世界に浸れる。
そんな事考えながらタバコを3本。
ふかし終えると何故か幸せな気分になれる。
乗らなくてもなれるから安上がりな性格だ。


せっかく土日の休みが取れそうなのに、天気予報は両方共雨。
ポルポルは屋根が付いてるからいいとして、GSとドカはさすがに雨の中を乗りたくはない。
この休みで乗らないと、2台のバイクはまる一ヶ月乗らないことになってしまう。
休みと、天気と、乗りたい気分。
この三つの条件がそろう最小公倍数は月一ってとこになりそうだ。
今日まで続いた秋空も、明日にはどんよりと鉛色の空になっちまうのか。
あと少し我慢しよう。
そうすれば仕事にも慣れて、天気も味方してくれるだろう。
辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、
辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、
辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、
辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢、辛抱我慢。
次の夜から欠ける満月より、14番目の月が一番好き。
車やバイクも同じ事が言える。
どれほど欲しい車も、手に入れるまで思い焦がれるうちが一番楽しい。
思いがかなった時、その情熱も冷めていく。
夢は夢であるから楽しいので、現実の事とならない方がいいのかも。
昨日夜の海で見た月は、満月の前夜に太平洋の海原へ、みごとな月の道を作っていた。
何が映ってるか分からない? 想像して下さい。
ここ半月ばかり続いていたフェラーリ欲しい病も、ウィング取外しによる、RSのシェイプアップが成功した事等により大分治まっていた。
が、しかし、今日会ってはいけない人に出会ってしまった。その人は以前ここでも書いた328GTBのオーナーさん。
長々と車の話をしていたら、ついつい出てしまった「飽きて手放す時は必ず声掛けて」どうせ一生乗り続けるって言われると思ったら、どうもそうではないらしく、出てきた言葉は「もう歳が歳だから、いつまでも乗っていられないな」だった。
これは、チャンス到来かもしれない。今すぐ手放す気はないようだけど、近い将来必ずやってくる。
私も、RSをまだまだ乗りつくしていないから、今すぐどうぞって言われても困っちゃうけど、とりあえずせっせと貯金に励んで、いつでもスイッチできる準備はしておかなきゃならないな。
ポルのマークにも馬が跳ねてる
ポルに比べれば加速、スピード、コーナリング、信頼性、何一つかなわない。けれど、格好良い。その一言に尽きる。
先日、夜の東京港とある埠頭でこんな車を発見 グラビアではよく見たけど実物見るのは初めて しかしその印象は 見なきゃよかった 何がというと とにかくでかい でかすぎる グラビアの中で地を這うようなスタイルも 現物は車高があって今ひとつときめくものを感じない それは俺の心に手にする事のできないものへの潜在的拒否反応があるのかもしれない でも308 328 ましてディノを見た時の ときめく感じはない 良かった 最新のフェラーリは俺の中では最良のフェラーリでは無かった
イメージは インテR
土曜日は ダーマ&グレッグ フレンズ と続けて見る アメリカのドラマは面白い 大人の笑いに溢れてる ガキの頃もルーシーショー見て笑ってたな
車やバイクの雑誌は今日が新刊の発売日だ 夜勤明けで夕方暇な俺は近所の本屋まで新刊雑誌の検閲をを行うため眠い目をこすりながら出かけた
一通り雑誌を手に取りぱらぱらとめくってみたものの購入に至る物はなかった その中でページ数と本体価格から買うまでには至らなかったものの あるバイク雑誌で面白い特集記事をひとつ見つけた
雑誌の名前は覚えてこなかったけど たしかタイトルは 右コーナーはどうして上手く曲がれないか だったかな
俺も右コーナーはあまり得意ではない けどかなり克服したと自分では思っていたので興味を持って読んだ(今日は遠メガネを忘れずにいったので文字が読めた)
うーん なかなかいい事かいてある しかーし万人がなぜ右コーナーを不得意とするかが書いてない
バイクの構造上右アクセルだから 日本が左側通行だから 確かにそれは当たっている けど根本的な事は違うと思う つまり物心ついて幼少の頃から人は左回りを覚えこまされる それは運動場のトラックだ かけっこ 運動会の入場行進 左に回る事ばかりだ おまけにこの日本は北半球にあるから台風だって左にうずを巻く 風呂の栓を抜けば必ず水は左回りに渦巻いて抜けていく
つまりだ 右に曲がるという行為は人間の本能 いや自然の摂理に逆らう行為を行っているから不得意なのだ
まあ不得意な理由をつらつら書いても意味が無いので先に進ませていただく
俺はプロのライダーと言うほど上手くはないけど ライディングの研究は48になった今も忘れてない
右コーナーは今でも構えてから進入する 左はコーナーの先が深いのか 浅いのか 考えなくてもどうにでも対処できるようになった(単に遅いだけ?) でも右は違う どこまでブレーキを残すか 身体はアウトに逃げてないか 頭は起きてるか ラインはどうか 上体は出口に向かっているか いろいろな事を考えながら進入する 左を回る時の倍以上の事を考えている
だから 右が決まると今でもちょっと嬉しい 決まったぜ って感じ
というわけだけど 俺流のライディング奥義は コーナーリングはケツが命 ケツで切っていく感触(リアのトラクション)が分かれば大抵のコーナーに気持ちよく飛び込める
ついでに 雑誌の中でUターンも左回りが楽ってかいてあったけど これには異論を唱えさせてもらう ジムカーナに近いライディングでハンドルフルロックターンをした時 旋回中に安定しているのは右ターン 左フルロックはアクセルが遠くなってコントロールしづらい
もっともドカでUターンする時は 両足ペタペタついてなりふり構わず初心者状態だけどね(笑)
いつもの中古屋さんサイトに またしても俺の欲しい病を刺激する車が出てきた
348TS GTBやGTSに比べるとフェラの中では1・2を争う不人気車種だ でも俺は結構この車は好きだ 伝統の丸いテールランプは付いてないけどサイドインテークのルーバーなど十分に個性的で ビックマイナーチェンジした355より魅力的だ
実はRSを買う前に348GTSが俺の元に来るはずだった しかし手付金を持って県内にある有名なスーパーカー専門中古屋さんに行ったら 営業マンのミスで他の客から既に手付けを受取っているから売れないと言われた 本当は違うことを知っている 俺が手付けを払う前に一度試乗させて欲しいと言ったからだ 試乗されては困る事が何かあったんだろう 新車のように綺麗だったこの車 あまりにも綺麗で怪しかった 買えなくて良かったのかも この手の車を扱う中古屋さんはどうも信用ならない 一歩間違うとガラクタを売りつけられる虞がある でもそんな心配ばかりしていると欲しい車は永遠に手に入らない
知人で328GTBを持っている人がいる ツーオーナーのディーラー車で新車時からずっとコーンズで整備している車だ 飽きたら言い値で買うから売ってくれとツバをつけてある でも売らないだろうな 所有してから6・7年経ってるのに今でも墓場まで持って行くって言ってるくらいだから