XSのビックマイナーチェンジで生まれたもので、ヤマハ発動機初の4サイクルエンジンを継承しています
バーチカルツインのシリンダーはXSでそっくり返って見えたことから、ほんの僅かに前傾させたそうで、むしろ垂直に見えます
30年以上前に弟が乗っていた事がありました
今でもXSやTXは大好きで、それこそ出物があったら飛びつきたいくらいです
しかし、XSは最終モデルのEタイプでデコンプ連動セルが装備されて始動が容易になりましたが、あのケッチンは恐怖というレベルのものです
まして、40年位前のものになりますから期待はできません
GLを買ってしまった今ではその存在すら忘れかけていたものです
ところが、用があって中学校の同窓生が始めたバイクショップに立ち寄ってみたならば、なーんとそこにTX650があーるじゃありませんか!!
オリジナルではないけれど、センス良くまとめられたその個体、海馬の奥深く眠っていた記憶が目覚めてしまったのです
大変マズイことになりました
もう二度と湧かない、湧かせてはいけないハズの物欲の炎が燃え始めています
どかぽる エンジン掛けさてくれい
店長 ハイヨ、待ってました
XSマフラーに換装され、左右の連結パイプを取り除かれた排気音は、まんまXSそのものです
W1の乾いた歯切れ良さとはちょっと違う湿ったサウンド
エクセレント
だけど来なけりゃよかった
フロントはRKエキセルHタイプのアルミリムで18インチ、Wディスク
おそらく最終生産モデルでCDI点火
東北大学とヤマハ発動機の共同研究で、マニュアルトランスミッションの自動二輪に週一回程度乗ることは脳みそを活性化してボケ防止になるのだと
ヤマハというメーカーが絡んでいるところがうさんくさいけれど、大学の研究室が発表したくらいだから根拠のないことでもなさそうです
だからというわけでもありませんが、昼過ぎから顔を出した太陽に誘われてGLをブン回します
首都高半周+ベイエリアのトンネルと橋のクルージング
150キロくらい走って十分満足

夕方、足周りから異音のしたカレラをガススタのジャッキを借りて上げてみます
結局原因不明で異音は出なくなりました
しかし、リアダンパーが湿ってる、終ってる
タイヤも5分山、終ってる
マイッタ知らなきゃ良かった

少し暖かくなったので南房総ちょい走りしました
いつものコースで、いつもの鴨川海鮮丼
いつ来ても、いつもの味で出迎えてくれます

いつもスイスイ館山道
GLでタンデムするようになって何が変わったかと言いますと、タンデムシートに乗っけたヨメサンと身体をくっつけなくなったことです
それまでGSやRでは、ライダーである私のブヨブヨした腹に手をまわしてしがみつき、背中にボヨヨ~ンとしたオッパイの感触を感じて肉体関係をかろうじて維持できていました(冬は温かいw)
しかし、GLのキング&クイーンシート?になってからヨメサンはバックレスト付きシートにふんぞり返り離れ離れになってしまったのです
つまり、キング&クイーンとは名ばかりで女王陛下と御者、私は下僕となり果ててしまったのです
その女王陛下が下す指示命令を聞き洩らさぬようにこの度インカムを導入する運びとなった次第であります
GLにはこのインカム配線とアンプが標準装備され、ご丁寧にその端子までセットされているのはいつぞやの記事のとおりで、あとはマイク・スピーカーのヘッドセットと接続ケーブルだけあれば即使用可能となります
車体購入後、早く付けなきゃと思いつつ、寒くて乗る機会も少なく、何より注文が面倒くさくてひと月経ってしまいました
先日やっとのことでパーツが届き早速装着しテストしてみました
ヘッドセット・ケーブル共にGLにベストマッチと評される
KTEL
製品を使用しました
KTELではGLのオーディオ・インカム、あるいは無線機配線に関する豊富な情報を持っていますからお奨めです
実際のところ装着した当初通話機能が働かず直接問い合わせたところ、担当の方から車体のこれこれのスイッチをあーしてこーしと教示されて使用可能となりましたから助かりました
メーカーであるホンダでは配線は繋がっていませんと広報している手前、当然に取説に使用方法は書いていませんからこのように専門店情報は本当に助かります
装着しての走行テストは行っていませんが、ステレオスピーカーからは明瞭な音声とオーディオサウンドが聴き取れますから問題はないでしょう
ちなみに、オーディオとインカムのボリューム調整は別々ですからとても便利です
降水確率50パーセント
降らないでほしい
そう願うほどマーフィーの法則は避けられないのです
見事に朝から雨の中3時間余り、距離175キロ
来たら帰らなきゃで走りました
ワイパーなんて邪魔で必要ないと思っていたものが、使ってみると結構助かりました
あー寒かった
納車ひと月経過して千キロに満たず、これだけ寒い日が続けばこれでもまだマシ
小田原PAではモーターサイクル2台だけ、なんと珍しいTX650です
熱海の早咲き桜は満開を過ぎて散り始めています
毎度お馴染のつまらない動画、見ると後悔します
前回の記事でGLの運動性能の高さを自慢しましたが、更にその解説を
1800になってからツインスパーフレームを採用したことによって非常に高いフレーム剛性を得ました
また、エンジンンを限界までフロント寄りに搭載したことによるハンドリングの向上
走り出せば重量を感じさせない水平対向エンジンによる低重心
幅広なアップハンドルと低いシート高、前寄りなステップ位置や前後のタイヤサイズ等によってルックスはアメリカンクルーザーそのまんまです
しかし、コンンポーネントやパッケージングは紛れもなくスーパースポーツなのです
なのにスーパースポーツのタイトさを感じさせないようにしているのが、1,690mmという長大なホイールベースとスタンダードモデルでも417kgの重量なのです
非常に高いフレーム剛性を持ちながら、なんとなくルーズな乗り味はそんなところからきているのではと思うのです
さて、世に出て11年になるGL1800ですが、本来ならこの世に生れてくる予定ではなかったようです
あくまでも噂の域を出ませんが、昨年か今年には8気筒2,000ccのブランニューなGLが発表されるようだったのです
それが、数年前のリーマンショックが引き金となる世界的な景気後退によってボツお蔵入りとなってしまったようです
2012モデルはアッパーカウルの僅かな意匠変更とサイドボックスの形状変更に留まっていますが、わざわざ新たな金型を作っているわけですから、あと2~3年はフルモデルチェンジはないのではと思います
8気筒2,000ccも興味が湧きますが、おそらくはべらぼうな値段になっていたでしょうから私にとってはリーマンショック様々といったところです
それでは、本気でGLの購入を検討始めた方もおられると思いますので、国内仕様と北米仕様のカタログでも眺めて抑えきれない衝動に火を付けて下さいませwww
脱いだらアスリートなんです