どかぽる

自分大好き55歳

大江戸捜査網

先の「大洲珍」発見の報が広まるや、江戸市中はにわかに慌ただしくなってきた。
とりわけ個人的な趣味嗜好で興味を抑えきれない時の南町奉行、大岡越前守忠則は公私を混同して配下の隠密同心ドカポルに、下総の地に赴き「大洲珍」探索の命を下した。
密命を受けたドカポルは、しかし、いつになく緊張していた。
「今回のミッションはタフでハードなものになりそうだ、この三人の子ら(ドカ・ポル・GS)の顔もこれが見納めか、これも隠密同心の定め、行かねばならぬ」
死して、屍拾うものなし、死して、屍拾うものなし・・・・・
てなわけで、オースチン ヒーレー スプライトの素性を確かめようとビートを飛ばして赴いた。
おっ、いたいた先日と変わらず、おっかないお兄さんの横で、ちょこんと座ってる。
ビートの爆音響かせながら、そーっと近づいてみると(笑)、この子の親御さんは付近にいないようだ。
近くの小屋にはクルマを整備できる施設があり、中を覗いてみたけど誰もいない。見るだけだからいいだろうと、クルマの中を覗き込み観察すると、
ハンドルは左で、メーターはマイル表示の上からキロ表示シールが貼ってあり、オドメーターは4万6千マイルを表示していた。
切れた車検ステッカーがフロントガラスに貼られていることから、かつては公道を走り回っていたんだろう。
ボディーを見ると、錆びがあちらこちらにあるものの、深刻な状態ではなさそう。
フロントガラスには、「不」「リフト」とチョークで書かれているから不動車と思われる。
今回の探索ではこの程度しか判明しなかったけど本当に小さくてかわいい車だ。
ビートを並べて記念撮影しちゃいました。

Posted in その他 by どかぽる on 12月 10th, 2005 at 6:12 PM.

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