消シ方ヨーイ
健康増進法が施行されてから、私の会社でも分煙化が強力に進められている。
以前から分煙対策は進められていたが、今ほどうるさくはなく、事務所内は禁煙で吸いたかったら廊下の一角に設けられた喫煙所で吸う事はできた。
しかし昨年の暮れからは建物内での喫煙は一切禁じられてしまい、外に出て吸うしかなくなってしまった。
春や秋口ならまだしも、このクッソ寒い真冬に吹きさらしの屋外で吸うのは堪える。雨が降ろうが雪が降ろうが「外」皆震えながら吸っている。
我支社の次長殿は非喫煙者だから分煙には事のほかうるさく、掟破りを見つけて叱り付ける事を楽しみにしているから始末に悪い。
それでもこの次長殿が外回りしているときは、この時とばかり事務所でスパスパ吸いまくる。
でもそんな時でも、玄関を映し出す防犯モニターだけは誰かが監視して目を離さない。
突然に帰ってこられても現場さえ押さえられなきゃこっちのものだ。
部屋の中が煙でモウモウとしていても皆シラを切って何事も無い振りをする。
怪訝そうな顔をする次長殿、こっちはいつでも消せる準備を怠らない。
「消シ方ヨーイ」
そら来た
「消セ!」
今日のワンコクルマ
我家の裏手は月極め駐車場になっているけど、2・3年前からキャンピングカーが停められるようになった。
このクルマは二代目のようで結構最新モデルのようだ。
実は定年退職したらキャンピングカーを駆って、全国放浪の旅に出てみたいというのも夢なのだ。
そのためにもできるだけ退職は早めなきゃならないけど、住宅ローンが足かせになってやめられない。
はあー。