749Rが滑った
先日の雨天強行ツーリングでR標準装備のスリッパークラッチの異常に気付いた。
症状は、シフトダウンしたときにバックトルクを和らげるクラッチが、まるで自転車のフリーギアのようになってしまったこと。
こうなると、はっきり言って怖い、気持ち悪い。
アクセルを少し開けて正トルクを掛けると何事も無かったかのようにクラッチはかみ合ってくれるから、いわゆる滑って走らない状況にはならないからいいものの、シフトダウン中は全くエンジンブレーキが効かない。
原因は、スプリング2本抜きによる圧着力の低下とスリッパー機構テーパー部分のグリス切れと想像される。
そして、走行距離6千キロのうち4千キロ近くスプリング2本抜きでスリッパーを効かせ過ぎクラッチ板の磨耗が一番大きな原因と考えられる。
とりあえず外した2本のスプリングを取り付け様子を見て、それでもダメならOHに着手してみよう。
更にもう一つ気になったのが減速比。
街乗りとワインディングにおける快適感を求めて、スプロケットをF15丁から14丁へ、R35丁から36丁へ交換し10%ほどショートにしてある。
これは街乗りやワインディングでは正解の減速比であるものの高速走行では逆に物足りなさを感じてしまう。
つまり、〇速で容易に吹け切ってしまい伸びがない。
これも機会をみてフロントだけでも15丁に戻してみたい。
さて今日は出勤途中仕事場近くで素晴らしいクルマに遭遇した。
それは「ディーノ」
信号発進で、少しバラけた排気音から4・5千回転位へ正にエクゾーストサウンドと言える音に痺れた。
何となく得した一日だった。