行かなきゃよかった
昼過ぎにドカを駆り出し早速例の車屋さんに向かいました。
ほぼ2年ぶりくらいで顔を覚えていてくれるか心配でしたが、つるっぱげ頭はボケていないようで、まくし立てるような話しっぷりは健在でした。
60年代のイタ車について話を聞こうと切り出したとたん、んっ、古いクルマは分からない。乗るものじゃなくて撫で回すものだ。やめた方がいい。維持にいくら掛かるかなんて考えちゃダメだ、金を湯水のように使えるか。等々一気にまくし立て最後に以上と一言残して奥へ引っ込んでしまいました。
以前からこんな感じでしたが、更にパワーアップした感じがあり私はガレージの見学もせずお店を後にしました。
もっとも、客でもない相手にかまってられないのでしょう、それにしても以前にも増してクソジジイ度が増していましたから、行かなきゃよかったと後悔しています。
また自分自身が車は好きだけど「愛でる」という感性は持ち合わせていない事に気づいてきました。
多分、間違って60年代のスポーツカーを手に入れたとしても所有欲が満たされたとたんに触りもしない「肥し」にしてしまうのは間違いありません。
スパーマーケットの買い物にも使えるポルシェでいいや。