どかぽる

自分大好き55歳

とうきょう~、とうきょう~、終点、東京です

2週間がこれほど長く感じた事はありませんでした。
その長い2週間、私は朝から晩まで東京駅で生活をしていました(半プー太郎)。
駅の中は当然車やバイクが走っている訳もなく、何か興味をそそる対象を見つけなければなりませんが、労せず興味の対象は見つかりました。
それは、当然
「電車」
です。
電車といっても、何百本も山手線外回りと京浜東北線南行電車ばかり見ていたのですが、観察するほどにいくつかの発見がありました。
まずは車両の編成から、
山手線は11両編成で、モーター車両は6車両
京浜東北線は10両編成で、モーター車両は4車両か6車両
使用している車両は、両線とも基本的に共通で「E300系」です。
更に細かく分類すると、
山手線は全車両E320・321ですが、
京浜東北線はE308・309、E320・321、E322・323と3つの編成に分かれています。
京浜東北線のE322・323が、モーター車両6車両という最新?の車両使った編成です。
さて、このいくつかある電車を見ているうちにどの列車が一番早いか興味が沸いてきました。
もちろんホーム上から停車・発車の電車を見ているわけですからスピードを計る訳ではありません。
0~200メートル弱の加速測定をしてみました。
その結果は、
山手線が、22秒くらい
京浜東北線が、24・5秒くらい
といったところで、山手線の発進加速は在来線最速なようです。
運転士のスロットル?操作を観察すると、動き出して1・2秒後にはフルスロットルで電車まかせ加速にしていますから技量による差はあまりないようです。
しかし、ここで疑問が生じました。
山手線は全車11分の6でモーター車両が編成されており、京浜東北線の10分の4編成より早いのは納得できるのですが、京浜東北線最新車両は10分の6編成ですから山手線より早いはずです。
ところが、この最新車両も10分の4と変わらぬ加速しかしません。
この疑問は直接車掌に聞くことによって解明されました。
この最新車両導入当時フルパワー運転をしていたそうですが、加速力の増加と回生ブレーキの効きが良すぎて乗り心地の悪化と車内転倒事故が増えてしまったようで、結局出力調整をして従来どおりの加速に留めたそうです。(もったいない)
ただ余力が増したことによって消費電力が抑えられて経済性は増したそうです。
さて、最近の電車の加速・減速時の音を聞いているとオートマチック車のごとく音が変わっていきます。
実はこれ、VVVF(インバータ)とPWMとかいうパルスの変調音だそうで、パルスモードの数だけ速度の変化によって変調するそうです。
最後に、10両あるいは11両で編成される列車のどの車両が一番乗り心地がいいか考えてみました。
列車の横にはそれぞれ識別記号が記されています。
一例を挙げますと、
    クハ   先頭車両(運転台付き)
    モハ   モーター車両
    サハ   中間ドンガラ
    ナハ   せんだ みつお
となりますが、VVVFの変調音に浸りたいならモハ、静粛性を求めるならばサハといったところでしょうか。
以上どうでもいいお話でした。
東京駅へ発着する数ある電車の中で最も存在感を示しているのが、EF66と言えるでしょう。
10番線ホームに寝台車を残し先頭連結換えのため神田側でスイッチバック、9番線ホームを時速20キロ程でゆっくりと有楽町方向に走り抜ける時、東京駅はクライマックスに達します。

Posted in その他 by どかぽる on 7月 13th, 2008 at 12:51 AM.

2 comments

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2 Replies

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちわ。
    ナハってのは見たことありません(爆)ボクは電車の一番前に陣取って
    運転士の仕事を観察するのが趣味なんですけど、確かに技量の差は
    最近の車両じゃあまり関係ないようですね。ブレーキの効きは加速と
    やはり関係あるんですね!ブレーキガツン!は乗客にとって
    1番不快なモノだと思うので、難しいところですね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ナハ ナハハ・・・・・みつお
    なんちゃって。

    山手線には女性運転士や車掌がおりますが、結構美人な車掌さん見つけちゃいました。
    電車の楽しみ方もいろいろあります。


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