どかぽる

自分大好き55歳

青いクーペは 幸せの青い鳥?

最近は積極的に何処かに行こうとか思わなくなってしまっていたのですが、ヨメサンの誘いで出かけてみました。
当初、BMW100GSで出かけるつもりでいましたが天候が思わしくないので水冷911の出番となります。
空冷RSを使わず水冷を選んだ理由はただ一つ、疲れない車で走りたかったからです。
RSを購入した7年前は固いサスも気にならず、タイトなバケットシートもスポーツカーをドライブしている充実感に満足していました。
しかし、以前から腰痛持ちの私にとって楽しんだ後の「おつり」は年々増す一方となり、先日の上州一泊500キロ程度のツーリングで一週間近く腰痛に悩ませられましたから日帰りツーリングには迷わず996カレラを選択したわけです。
私の996カレラにはオプション設定されていたスポーツシートというものがついておりますが、これが良くできたシートで、リクライニング機構がついていますから当然にお尻の部分は開放されて圧迫感は無く、膝のサポートも張り出しが少なく自由が利きます。
これだけならばただの乗用車シートと何ら変わるところがないのですが、スポーツシートと言うだけあってシートバックの脇腹辺りには盛り上がりがあり、肩のサポートも付いています。
これによって弱った椎間板をしっかりと包み込み、そこそこの横Gは肩の張り出しが支えてくれるという私にとって理想的なシートなのです。
今日のツーリングは、自宅近くのインターから高速入りして、館山道を終点まで南下し野島崎灯台を目指す6速ギアホールドの安楽なツーリングでしたが、6連装CDに仕込んだ昭和のポップスを聞きながら、おとなしく走って行ったのにもかかわらず1時間半程で目的地に着いてしまいました。
帰り道は、房総南いつものワインディングロード、県道89、88号で少しだけスリルを味わってきました。
ここでこの996カレラの以外な実力を知ることができたのです。
実はこの車を購入した当初から感じていたのですが、非常に身のこなしが軽い、つまり回頭性が優れているという点で、ボディーのサイズを考えなければビートに匹敵するものを持っています。
また993RSよりは絶対的なコーナリング速度は劣るのでしょうが、適度にロールする車体はむしろ安心感を覚え振り回す面白さがあります。
表現は適切ではありませんが、ビートがカミソリならば、996カレラは良く切れる包丁、そして993RSはナタといったところでしょうか。
300キロ近いツーリングを終えて自宅に帰り着き思った事は、
そろそろ993RSに踏ん切りをつけてもいいかな
ということです。
8年近く、距離も5万キロ近く十分楽しませてくれたRS。
でも体力の低下に合わせてもっと楽しめる車があることを知ってしまった今、所有し維持していくには少しばかり荷が重過ぎるのです。
房総半島最南端の野島崎灯台まで1時間半少々で到着。
館山道は千葉県を小さくしました。

その館山道でZ(勿論カワサキ)の大集団に追い抜かれます。
窓を開けてヨシムラのサウンド鑑賞。
いい音出してますね~

自宅から灯台までの往路燃費。
往復燃費は、走行距離280キロ、平均速度は高速、下道2:1で73k/h、満タン計測をしたところ
12,1キロ/L!!
当然エアコンは入れっぱなしです。
高性能な車は、燃費も高性能なのです。
スポーツシートと言うよりはメディカルシートと言った方がいいようです。
腰痛持ちにお勧め

Posted in 996carrera by どかぽる on 9月 7th, 2008 at 9:35 PM.

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