どかぽる

自分大好き55歳

帰り道を間違えたwww

今日は昨日と打って変わって朝から比較的好天に恵まれました。
標高1800メートル、草津白根山から一気にダウンヒルを楽しみます。
基本的にエンジンブレーキだけを使い昨日のヒルクライムで消費した燃料の帳尻合わせをします。
フートブレーキは無駄な熱量を発生しますから、コーナーはRSのフットワークを信頼して最小限の減速に留めます。
そこそこの横Gを発生させているのですが、パッセンジャーシートの住人は早くも居眠りをしています。(大したコーナリングスピードではないようです)
出発して15・6キロ走り草津に到着、私と同じグランプリ・ホワイトの993RSツーリング?に乗る若旦那宅を表敬訪問しました。
少しの時間コーヒーをご馳走になりながら空冷の素晴らしさを確認して帰路につきます。
目指す高速は「関越」。
沼田まで順調に進み、ICまであと少しという国道17号でなぜか左折、月夜野ICを目指します。
月夜野ETCを抜けると分岐があり、右が東京方面で左が新潟方面。
ここでRSのステアリングは、何故かドライバーの意思に反して左に進路をとってしまったのです。
新潟行ってどうする?関越上り線に入れば昼過ぎには帰宅できるのに。
どうしたものか考えているうち上越国境(トンネル)を通過し新潟県に入ってしまいました。
新潟入りするのは、何年か前にビストロ民宿「アンドラ」に行った時以来です。
早く家に帰りたい私の気持ちと裏腹に、RSは勝手に新潟に向かって走り続けます。
越後川口、小出、懐かしいICを通り過ぎていきます。
中越地震の時は、ここで10日間程過ごしました。
波打っていた高速はその痕跡を僅かに残すだけで見事に修復されています。
ガラ空きをいいことに機関回転数はきっちり3千回転をキープして走り続けます。
一時間半程走って新潟市内に入ったようです。
日本海が見えないのは残念ですが、前方には新潟スタジアムの白い屋根が見えてきました。
ここには7・8年前にワールドカップ・イングランド戦でスタッフの端くれとして仕事をした思い出があります。
やがて田中夫婦が愛の架け橋として作り上げた?磐越道入り。
ここもまた日曜日だというのに見事な空きっぷりで所定の機関回転数を維持し快調に距離を伸ばしていきます。
磐越道に入るとようやく自宅に向かって走っている実感が湧いてきますが、まだまだはるか彼方です。
結局磐越道を全線走り、常磐道で千葉に向かうはめになってしまいました。
さてRSのふかふかバケットシートですが、坐骨神経痛が治まって腰が痛むことはないのですが、9万キロ以上使い込んで、へたったウレタンのせいか尻の肉が痺れてしまいました。
ただ、これは200キロ近く走って休憩という走り方に問題があるのかもしれず、ワイヤースプリングの入った「なんちゃってバケットシート」は基本的に乗り心地は悪くありません。
渋滞にはまる事なく圏央道の「牛久阿見」で高速をおりましたが、出口ETCで「割引1000円」の電光表示を見たとき、不思議な達成感を感じてしまったのは何故でしょう。
この二日間で走った距離は980キロ、そのうち600キロが今日一日で走った距離ですが、昨日は気にならなかったことが、倍近い距離を走った今日は、いくつか気になったRSです。
まず第一がシートです。
やはり乗り心地重視のバケットとはいえ、腰の角度が決められてしまうのは時にルーズな姿勢をとりたくても叶わず我慢しなければならないこと。
ハンドルとシートがオフセットしていることも(多分空冷は全て?)長距離を走ると気になります。
とは言っても、996導入から長距離ツーリングに引っ張り出す機会がなくなっていたRSが以外にもグランツーリズモな能力を持っていることが発見できたことは収穫でした。
この911の二台体制をいつまで維持できるか分かりませんが、これからは一日の走る距離によって使い分けをしていけば、二台のいい所だけを味わい尽くしていけるかなと思った次第です。
で、この二日間RSのパッセンジャーシートで寝て!過ごしたヨメサンの評価はというと、「疲れるから熟睡できない、今度は青ポルにして」でした。
国道292号線草津白根道路は、乗鞍岳「畳平」に車で上がれなくなってしまった今、日本の山岳道路ナンバー1と思います。高速道路パーシャルスロットルで走り続けると油温はここで安定します。コスモスポーツ!!いいオッサンがドライブしていました。

Posted in 未分類 by どかぽる on 6月 7th, 2009 at 10:06 PM.

2 comments

2 Replies

  1. RSコレチオーネ 6月 8th 2009

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    昨日は、母のためにわざわざお越しいただきまして本当にありがとうございました。
    何とか前向きに頑張っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
    お返しを忘れてしまい申し訳ありませんが、次回でどうかご容赦のほどを。

    やはり新潟経由、磐越廻りで帰られたのですね。
    料金掲示板1000円はなんともいえないものがあります。

    地元がいうわけではないですが草津白根ルートは、日本屈指の山岳ルートだと私も思います。
    あそこでスカイラインの命名がおこなわれたと言う事実も頷けます。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    突然の訪問を歓待していただきありがとうございます。
    結局やっちゃいました、めちゃめちゃ遠回り。
    疲れましたがお腹満腹のツーリングに満足です。
    状況が好転したら夜の湯畑で癒されに行きます。
    その時はよろしくお願い致します。


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