イッツ・マイ・オンリーワン
996カレラで一番のお気に入りがマリタイムブルーのボディーカラーです。
この色が何故にお気に入りかというと、色の三原色の一つであることにあります。
色の三原色には二種類あるようですが、そのどちらにも「青」が存在します。
白と黒というようにいわゆるモノトーンは頂点にある色ですから別として、「青」は原色中の原色と言えるのです。
原色は人の心に格別の衝動を呼び起こします。
私がさして興味のなかった996に飛びついたのも「色」からです。
不思議なのが、こんなにいい色なのにポルシェが標準カラーにしなかったことです。
それは997でも標準カラーにされていませんから不思議なことです。
996のカタログによればマリタイムブルーはカスタムカラーで、当時でも55万円もの!オプション設定になっていました。
空冷時代は標準色か、通常のオプション設定っだったようですから不思議です。
フロントフェンダーはAピラーに向かって僅かに低くなっていきます。
もしかしたら低くなってはいないのかもしれませんが、デザイン的にそう見えるのです。
このデザインは、60年代レーシングスポーツに見られるスタイルでもあります。
そんなことを考えると、996デザインとは「スルメ」のようなもので、乗れば乗るほどに味わいが出てくるのです。
ディス・イズ・ザ・クーペ
イッツ・マイ・オンリーワン
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