靴が硬いのです
久し振りにジムカーナチックにオートバイを走らせて気分爽快です。
ただ、日ごろ使わない筋肉をたっぷり使い込んでしまいましたから、ひどい筋肉痛になっています。
今日はじめて1100Rで走ったジムカーナですが、このオートバイのハンドリングがワインディングで体感しているとおり優れていることをあらためて実感できました。
最初はフロントフォークがテレスコッピクではないことがネガティブに作用するかと不安があったのですが、フルロックまでブレーキを残し、立ち上がりでブレーキをリリースしたときの挙動が実に安定しているのです。
反面、フロントを縮めて巻き込むようなフルロックターンは苦手で、回転半径が少し大きくなってしまいます。
少し慣れてきたところで上級クラスを一緒に走ったのですが、ペースが上がると新たな問題が出てきます。
まず最大の問題がタイヤです。
ペースが上げられない理由をタイヤのせいにするとはいかにも下手っぴーのいい訳でありますが、上級クラスの参加者ほとんどがハイグリップなタイヤを履いていますから、特に後輪のミシュラン・マカダムは勝負にならないのです。
加えてR1100Rは単室容積550ccのビックツインですからエンジンブレーキのトルクも強大で、スロットル全開からターンインで全閉すると効きすぎるエンジンブレーキでブレーキドリフトになってしまいます。
ここで着座位置をより後輪の真上近くへ移動し荷重を増したいのですが、1100Rのシートは鞍型をしていますからあまり後ろに下げられません。
と、いろいろと言っていますが、やっぱり下手クソなんです。
でも、面白いのです。
前輪のメツラーはザラザラになりますが、溶ける気配すらありません。
後輪もしかり、ミシュラン・マカダムは今年最高気温の中で数ラップしてもベトベトしてきません。
持ちが良すぎるのも考えものです。一速ギアだけで全開を繰返しますからステンレスも青紫に焼けてきます。
今日の失敗もう一つ。
20リッター以上入るGASタンクを満タンにしていったことです。
切り返しが重たいのです。