どかぽる

自分大好き55歳

地球を一周

3年前の6月にどかぽるの支配下に置かれたマリタイムブルーな水冷カレラ
ガレージに入った時点でオドメーターは9万5千キロを指していました
走行距離を除けばワンオーナーカーの極上で、しかもこの色はカスタムカラーとかいう当時80万円もするオプションであったせいか、この3年間で自分以外の水冷でただの一度も遭遇することはなく現在に至っています
初代オーナーさんの6年で9万千キロという走行距離には及びませんが、どかぽるもスーパーの買い物からロングドライブまでせっせと走り続けてメーター表示は13万5千キロを突破
ちょうど地球を一周4万キロを走った計算になります
どかぽるは、この車を購入するにあたり、その豊富な整備履歴を見て、入念過ぎるほど入念に行われた「ナラシ運転」を終えた車を買ったつもりでいます
その結果、この3年間で発生したトラブルといえば唯一オルタネーターがパンクしたことぐらいで、この車が丈夫な車であることを証明しています
特に購入後に知ったエンジンのインターミディアムシャフト・ベアリング破損によるエンジンブローの心配も、どうやら10万キロ以上走行して発生した事例はないようで、最近はまったく気にせず走りまわっています
どかぽるは、このカレラでサーキット走行などしたことはなく、この先もしようとは思っていません
さらに、およそポルシェらしからぬ運転に努めているおかげで、この4万キロ走行の平均燃費は優秀で、10km/L以上は確実なところで、おそらく10,5km/Lくらいでないかと推測しています
特に、秋から春にかけてエアコンを使わずハイウェイを順法走行しようものなら小型車並の燃費を記録することもあり、過去最高は800キロを一気に走って13,8km/Lなんて数値を記録したこともあります
どかぽるのポルシェ経歴は、この水冷で2台目となります
初めて運転し所有したポルシェが993RSで、9年間で5万キロ走りました
私はこのRSで空冷をたっぷり堪能しました
40代のころは、空冷RSを乗れるだけ乗って、それこそ還暦くらいまでは乗りまくって10万キロは記録できたらと思っていました
しかし、車の衰え以上に運転する人間がオンボロになってしまいレンシュポルトに乗り続ける体力はなくなってしまいました
そんな時、目の前に現われた水冷にあっさりと乗り換えてしまったわけですが、この乗り換えには自分でも思っていなかったほど的を得たものとなりました
正直なところ、今でも空冷のノスタルジックな感性に未練を感じてしまうときがあります
それでも、ちょっと長めなツーリングをしたりするとあらゆる面で水冷の優位性を感じ、結局空冷は趣味の乗り物という結論に至ってしまうのです
残念なことに、どかぽるには車を愛でるという崇高な趣味は持ち合わせていません
けれど、だからといって性能至上主義でもないのです
ほんの少しの趣味性があって
十分な実用性があって
それでいて、自己満足でもいいから大きな優越感があればいいんです
なんてことないフツーの996カレラ
ところが、なんてことないはずの6速マニュアルやスポーツシートが珍しかったり、空冷時代は特に珍しくもなかったマリタイムブルーが水冷じゃ超珍しかったりで、勝手に優越感を感じているのです
そんな、お気に入りな996カレラですが、最近ちょっと気になる挙動をするんです
60キロから80キロで近所のカントリーロードを走っていると、どこか微妙にシャキッとしてないんです
サスペンションのブッシュにガタでもあるかのようなステアリングとのダイレクト感がないのです
さりとて、高速を非合法な超高速走行していると、リアエンジン故のフロントがチョロチョロするような感触はなく、十分なスタビリティーを感じるのです
まあ、中古車市場では10万キロ越えを「ポン」と呼んでガラクタ扱いしていますから、13万キロ超えているカレラが完ぺきであることは奇跡に近いわけで、つまりどかぽるカレラは普通な過走行クルマなのです
つづくwww

Posted in 996carrera by どかぽる on 8月 12th, 2011 at 11:07 PM.

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