どかぽる

自分大好き55歳

11人のバイク・お馬っ鹿rs

文化の日の昨日、バイク文化を身をもって体験しようと愛車GSを駆りだしツーリングに行って来た。
行き先は茨城県北部。
還暦を過ぎた近所のバイクやオヤジが首謀者だ。
このオヤジ60歳を過ぎているというのに初期型スズキGSXR750に乗ってる。
しかもタイヤは前後17インチのラジアルに換装、カーカーのショート管からは元気な音を撒き散らしている。
数日前に誘いを受けた時、行くか行くまいか躊躇した。
今まで何度か一緒にツーリングしたけど、オヤジを含めていかれたやつが多すぎる。
中でも私の中学の同窓生は頭のネジが2・3本抜けている(以下タメ公)。
でも、まあ後ろをゆっくり走ればいいかと参加した。
総勢11台。
200CCのちっちゃいのから、1300のでかいのまで最初は皆普通に走っていた。
ところが利根川堤防沿いの良く整備された国道にでたとたん、まずはオヤジが口火を切ってかっとんで行った。
続いてCBR900に乗るタメ公が遅れてなるものかと後を追う。
2台とも数秒で点になった。
150キロ程走って今回ツーリングのハイライトである「xx峠」超え。
茨城の山中から太平洋沿岸に抜けるこの道は、中速コーナーが連続する気の抜けない道だった。
この時、ほとんど切れ掛かっていた私の理性と分別の糸、先行する2台の排気音が高まると同時に「ぷっつん」と簡単に切れた。
逃げるレプリカ2台、追うOHV。
しかもGSのタイヤは糸のように細い。
どう考えたってかないっこない。
でも私のプライドが許さなかった。
じじい、タメ公、お前らには負けねーぞ。
結局離されちゃったけど、峠を下ってバイクを止め一服。
フロントのシングルローターはステンなのに紫色に光ってる。
唾を指先に付けてローターを触ったら「ジュワッ」っと蒸発。目玉焼きができるほどチリチリに熱くなっていた。
もうちょとやったらブレーキがフェードして、私もこの世からフェードアウトするところだった。
危ない、危ない。
昼飯の海鮮丼食べ、また山道を飛ばし家に帰り着いたの8時過ぎ、朝7時に家を出てるから飯の時間を引いたところで12時間位は走っていた。
下道ばかりで400キロ。
さすがに疲れた。
もう、二度と行かないぞ。
訂正、しばらくは。

Posted in GSパリダカ by どかぽる on 11月 5th, 2005 at 12:03 AM.

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