カフェレーサー
ようやく本屋に立寄る時間ができ、買って来ました911DAYS。
やはり、まず読んだのは「ポルシェでカフェレーサー」。
ざっと読んで自分がカフェレーサーの定義として思っていたことが、それほど外れていないことに共感。
大切なことは、「カッコイイ」事で、パワーとかコーナリング性能やらのスペックは、さほどこだわらなくていいことだな。
私がRSの羽根を取り外したのは、元はと言えば派手で「こっ恥ずかしい」からだったんだけど、
外してみると、元々ノーマルより3・4センチは低められた車高が更に強調されて、より「レーシー」な雰囲気を醸し出してくれた。
また、視覚上とても目立っていた構造物の排除によって、コンパクトで軽い印象にもなった(実際8キロ位軽量化できた)。
本当は930までの、エンジンフードにルーバーだけがついているシンプルなものがいいけれど、お金の掛かることはできないので、現状ノーマルウィング常に畳みっぱなしで我慢する事にしている。
73RSや74カレラの衝立のようなスポイラーも確かに格好いいけど、911であることをを主張するルーフからリアバンパーまで、「ツルン」と落ちたラインをスポイルするから(正にスポイラー)私の場合は何も付けない。
さてこれから何に手をつけていくか。
フロントのチンスポイラーは是非ともノーマルにしたいところであるが、新品つけるのはもったいないので、ヤフオクの出品待ちが続いている。
後は何をするか。
ガルフカラーのRSが格好よかったな。
まさか真似する訳にもいかないけど、ぶっといレーシングストライプは気に入った。
そういえば、60年代のレーシングカーは皆よくストライプをつけていたな。
でも何色のストライプだ?。
グランプリホワイトだから、「赤」。いや、これじゃかつての日本ナショナルカラーだ。NSXでやればかつてのF1、RAシリーズをイメージできるけど、ドイツのクルマだから似合わないな。
細めの「黒」で3本線。これじゃアディダスだす。
いっそのことドイツ国旗の「黒・赤・黄色」を鼻からケツまで引っ張るか。
悪くないかも、だけど派手過ぎ。
んー、浮かばない。
縦ストライプやめてサイドにマルティニストライプで囲ってみるか、これならかつての「モービーディック」をイメージできていいかも、でもそうなると、あの鳥居のような羽根を付けなきゃ今一だな、これもボツ。
大人しく「carrera」のデカール横に貼るのが無難かな。
考え始めるときりがない。
それにしても、RSってクルマはこんなとき好都合だ。大抵のものは最初からついているから、外す(取り替える)ことだけ考えれば済んでしまう。
もっとも、軽量化のため「付いてる物」が少ないないから、「外す物」を探す事に苦労するし、交換してグレードアップしようとすれば、べらぼうな金額が掛かってしまう。
以前ホイールをBBSに換えたいなと考え、ショップに値段を聞いたことがある。
標準で付いてくる「スピードライン」より上回るものとなると「LM」じゃ役不足だから、RSRやレーシングポルシェで使っている「GTⅡ」を考えた。
この「GTⅡ」ホイールは、BBSジャパンの取り扱い商品ではなくPROSITという代理店扱いになっており、値段は「LM」の2倍ほどもする。
それに、GTⅡを履くならRSRやカップカーのようにセンターロックにもしたいな、なんて考えたら国産小型車1台買えちゃう位の金額が掛かることを知り、あえなく断念したことがあった。
自分だけのカフェレーサー。
何を外し、何を付けるかクルマ眺めて考えてみっか。
つるんと落ちるお尻もオーバーハングが大きいせいか、十分に存在感を主張している。
この「たれっ尻」も、むしろ今時のスポーツカーのトレンドとなっている?。
ちなみに、このお尻の重さ、車検証によると820キロもあり、前足はたったの500キロで、フル加速するとウィリーする?。元を正せばナローのボディーにブリスターフェンダーつけたようなもので、スリムな感じは無くなってしまったものの力強さは増した。
腹の下はそこそこ高さがあってこする事はないけど、このエイのヒレみたいなチンスポでアプローチアングルだけはF1並。