タイヤはすり減るか
クルマのタイヤも、人が履く靴のように走ればすり減る。当たり前のことだけど、靴と違ってなかなか減り具合が分からない。
そこでタイヤディプスゲージ(ノギスのちっちゃいもの)なるもので減り具合を測ってみた。
その結果は、
左前輪 外 5,2mm 中央 6,1mm 内 4,5mm
左後輪 外 5,1mm 中央 5,1mm 内 4,4mm
右側はガレージにぴったり付けて停めているので測定できず。
元の溝がどれくらいあったか不明だし、測るポイントにもよって誤差はあるので何分山か判断できないけれど、フロントが2万2千キロでリアが1万5千キロ走っての数値。
RSは見た目かなりのキャンバーが付いているから(ー1度強)、もっと極端な内減りをしていると思っていたから意外だった。
RSのサスは、ストロークの長いサスをプログレッシブレートの柔らかいスプリングで沈め、バンプラバーに当たる寸止めで支えるヘンテコリンなサス。したがってコーナーでロールしないのも単にバンプラバーにぶちあたっているだけで、「ノーサス」状態になっている(らしい)。
ただ、この減り具合を見ると、これが功を奏しているようで、走行中のキャンバー変化が少なくて片減りしないのかもしれない。
数年前、ビルシュタインのオーバーホールやチューンナップを手がける「エナペタル」にOH費用を聞いた時、RSだったらダンパーをショート加工して硬いスプリングを入れた方が、ロールは変わらず乗り心地は数段上がるよと言われた。
結局手を付けずに乗りっぱなし。
タイヤはあと1万キロ、サスは10万キロ走るまで現状で我慢しよう。
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さすがドカポルさん、測ってみましたか。私とはえらい違いです。
でも、リア1万5千キロでこの数値。うらやましいです。RE01でしたっけ。
RSのサス構造、初めて知りました。基本的に通常のCarreraとは異なるのでしょうか。ビルサスのOHの件は興味がありますが・・・。私もビルサスを入れているもので。
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ビルシュタインのサスは、リアはOHできますが(一本1万円位)、フロントは複筒式のためできません。
カートリッジタイプに改造するとOH可能なサスになりますが、純正交換より高くつきます(純正一本4万5千円位)。
いずれにしても、私の場合見た目しか気にしないので、しばらくはこのままでいきます。
尚、サスの構造は同じようですが、リアスタビライザーの取り回しとフロントストラットがピロボになっているところが違うようです。