いとせつ
缶チュウ飲みながらTVのチャンネル回していたら、Jスカイスポーツでマニクールで行われたWSB最終戦レースⅡをやっていた。
ベイリス、トスランド、コーサーの三つ巴バトルは06、05、04チャンピオンの意地を掛けたバトルで面白かった。
パワーのホンダ、スズキ。対してコーナリングのドカティー。
市販車の世界では圧倒的な信頼性とパフォーマンスを誇る国産車。対するドカは圧倒的な信頼性の無さを誇る。
でもレースでがんばり、素晴らしい結果を見ると堪えられない。
ムラーノで作られるベネチアン・グラスのように壊れてしまいそうな美しさ、それがイタリアン・スポーツバイク(実際よく壊れるけどwww)。
クルマの世界に目を移すと、やっぱりフェラーリ。
堅牢で故障知らずの国産車。
性能至上主義のドイツ車。
それは素晴らしい工業製品だ。
しかし、一瞬のヒラメキだけで作られたかのようなイタリア車も、愛しさと刹那さを感じさせるものがあっていい。
クルマを日常の足として不可欠な物でない私にとっては、鑑賞に堪え、動く物ならばそれでよし。
何人ものオーナーを渡り歩き、美味しいところをしゃぶりつくされ、出がらしになったものでも、それでもいいから欲しい。
おお、フェラ、フェラ、フェラーリ様、どうしてあなたはフェラーリなの。