マグ鍛は本当に軽いのか???
RSのタイヤは終わっている。
残り溝は整備不良レベルにまだ達していないが、やたらとワダチでチョロチョロ落ち着きが無い。
フロントタイヤは5年と3万キロ、リアタイヤは4年と2万キロちょい。
そろそろ換えても惜しくはない。
ついでにドカポル生誕50周年を記念してホイールを奢ってあげることにした。
やはりポルシェのホイールだからBBSを付けてあげたい。中でもGTⅡはレーシングポルシェに欠かせないアイテムだから当然第一候補に上げた。
ところが、この「GTⅡホイール」設計が古いためかセンターディスクがマグ鍛の割りにクソ重たい。しかも、お値段べらぼうに高いし。
そこでBBSジャパンやプロジットのサイトからホイール単体重量を調べてみた。
その結果は次のとおり。
サイズは全てフロント8.5-18、リア10.0-18で共通。(単位はキロ)
F R
LM 10.1 10.6 オールアルミ鍛造2ピース
RS-GT 9.5 10.0 〃
RE 9.2 9.9 〃 1ピース
GTⅡ 9.4 9.7 マグセンターにアルミリム
REマグ 7.0 7.5 マグ鍛ワンピース
という結果が分かった。
LM,RS-GT、REとGTⅡ、REマグとはお値段倍近い差がある。
REマグは、その圧倒的な軽さからべらぼうな値段も納得できるがGTⅡに関してはコストパフォーマンスが悪すぎる。
この重量差は外観上確認でき、GTⅡとLMが10本のY字スポークなのに対してRS-GTとREは8本スポーク。
適合サイズがないので調べていないけど最新のLM-Rは7本スポークで更に軽くなっているらしい。
カップカーのホイールを見ても996までは10本スポークで997から7本スポークにして軽量化されている。
見た目と993だからのこだわりでいけばGT-Ⅱなんだろうけれど、アルミと変わらぬ重量に高いお金を出すほど余裕もないのでGT-Ⅱはボツ。
REマグも値段と10本スポークが気に入らず、これまたボツ。
LM.RS-GT.REの中から選ぶとすればお値段変わらず一番重いLMも見た目も重くて選外。
残る2種類のBBSから選ぼうかと決めかかったところで伏兵出現。
レイズのTE37だ。
アルミ鍛造ワンピースで、確認してないけど一番軽いかもしれない。
しかもお値段はBBSの3分の2程。
物の価値判断は常に高いか安いかで決める私としては今回だけは決めかねる。
見栄を張るか、実をとるか。
一番いいのは考えている内に熱が冷めて今のスピードラインでいいやと落ち着くことなんだろうけど、このホイールは「秋田県」。
さて、どうするか。
ところで、ドイツ本国のBBSは今月倒産の憂き目になっているようです。
BBSジャパンの広報によればBBSブランドの鍛造ホイールは全て日本のワシマイヤーが作っているので(勿論F1用も)物が無くなることはないそうです。
スピードラインも会社再建中のようでRSホイールのパーツばら売りしなくなったし(アウターリムだけ欲しかった)、老舗の生き残りは大変なんですね。
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GT-Ⅱは、あまり軽量ではないんですね!!
最近は、BBSのRE-MG ACQ が気になりますが・・・総額70万ときいて・・・・・
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そうなんですよね、超軽量、超高価格。
とても手が出ません。
GTⅡは、その名前とルックスで欲しいのですが、スピードラインとおそらくは変わらぬ重量がネックです。
更に、RSRを真似するというのがプライドだけは高い(笑)私としては踏み切れない一番の理由かもしれません。
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ホイールは一時期探してました。
純正のスピードラインは、壊れるとかいうのを良く聞いたので、
とっておこうと思ってましたが、結婚して置いておく場所が無くなり
諦めました。。
TE37は純正と比べると、腰が抜けるほど軽かったです。
本気で白いTE37欲しいっす。
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白いTE37いいですよね。
ただポルシェ用はブロンズカラーしかないので、特注カラーになるようです。(しかもソリッドの白が指定できるか不明)
また2・3年前まではエンケイのRC5という中空鋳造ホイールもあったのですが絶版になっています。(グランプリホワイトの993RSが宣伝で使われていた)
993型ナローボディー?に適合するホイールって意外と少ないんです。(ビートみたい)