一人で箱根
今日こそ箱根に詣でる決意で早起きしましたが、昨日の宴会疲れでコーヒーをすすり、なかなかキッチンから出られません。
それでもせっかくの「911で箱根を走ろう会」ですから、意を決して自宅を出たのは5時半を過ぎていましたから平塚PA6時半出発に間に合うわけがありません。
東関道・湾岸・東名・小田厚と乗り継ぎターンパイク入り口に着いたのは7時半になってしまいました。
がら透きのターンパイクを気持ちいいスピードで登り詰め大観山に着いてみたならば、大挙して押し寄せる911一行に遭遇、先頭は今回のツーリングを企画してくれた「バトラー」さんでしたから無事合流することができました。
それにしても好天に恵まれた今日の箱根大観山はスポーツカーやバイクで満員の盛況でした。
中でもポルシェ911はよくぞここまで集まったものと関心するほどで、3・40台かそれ以上だったのではないでしょうか。
また車種も多彩で、930から997GT3RSまで911シリーズ揃い踏みといったところです。
今日は911専門誌の取材も行われ、それぞれがポルシェ談義に華を咲かせていましたが、ここで面白い事に気づきました。
これだけ集まると人の車が気になりあれこれ見て回ります。もちろんGT3などは人気の的ですがしばらくすると自分の車に戻り、見慣れているはずの自分の車を舐めまわすように見るのです。もちろん私もその一人でしたが。
ポルシェに限ったことではないのですが、特にこの車の場合モデルチェンジしてもリアエンジンとその基本フォルムは不変です。しかし、それぞれのモデルに特有の個性を持っており、どちらが優れどちらが劣っているとかいう感覚が生まれてこないのです。
数十台のポルシェに数十人のオーナーが皆「おいらのポルシェが一番」といった共通点があるのです。
911がいつまでも愛される理由はそんなところにあるのではないでしょうか。
さて、小一時間ほどして所用があるため一人帰路につき昼前には自宅に帰り着きましたが、300キロ以上走ったのに満腹感がありません。
往復共渋滞もなく気持ちよく走れたのですが、空冷とはいえその性能を出し尽くしてしまえばとても許されることではありません。
したがって乗るほどにストレスが溜まってしまうところもあるのです。
続きは後日・・・・