格好悪い? それがどうした
湯河原から大観山あたりをうろついてきました。
昨日書いたとおり連続出勤が続き窒息寸前の瀕死状態に陥っていましたから、湯河原で温泉に浸かり蘇生を行いました。
その効果は抜群で、いつもの通り大事な事もどうでもいい事も全て忘れるというリフレッシュ(リセットww)することができました。
往復の足は当然にポルシェを使ってエコランを行いましたが、道中5台の新型GT-Rに遭遇し、その姿をじっくりと観察することもできました。
GT-Rは最近の国産車に珍しくナラシ運転が指示されているようで、皆ゆっくりと順法走行していましたから高速あたりで遭遇したGT-Rなどは時間をかけて舐めまわすように観察を行いました。
今まで雑誌のグラビアでしか見たことがなく、これがスポーツカーのスタイルかと日産のデザイナーの意図するところが理解できないでいましたが、見慣れてくるとなかなかどうして悪くないかなと思えてくるから不思議です。
一番印象的だったのは、とにかくデカイ車ということで、大観山で駐車中のGT-Rを間近で見たときなどは更にその印象を強く感じました。
またよくよくそのデザインを観察していくと、やはり格好悪いという第一印象は消えませんが、恐ろしいほどの迫力に満ちたもので、事実高速を走行中に背後に着かれたときなどは、ヘビに睨まれた「カエル」状態、あるいはヘルキャットに食いつかれたゼロ戦?みたいなもんでソーッと進路を譲らなければならないほどの威圧感を感じました。
乗ったことは勿論ありませんが、もし資金があったら買ってみたい乗ってみたいと感じさせる危ない魅力を感じさせます。
現代のGT-Rは、まぎれも無くGT-Rであることを知らされました。
さて、昨日記事にしたBBSのRRというホイールについてもう少し説明をしておきます。
BBSの名前が付いた鍛造ホイールは、過去にも全て日本のワシマイヤー社で作られてきたことは意外と知られていません。
本国のBBS社は倒産してしまったようですが、ドイツBBSでは鋳造ホイールしか生産していなかったようで、BBS鍛造ホイールがドイツ製のホイールであるというのは間違っていると思います。
では何故GT-Ⅱがべらぼうな値段がするかと考えたところ、あくまでも推測ですが日本BBS社にはGT-Ⅱホイールの販売権がないのではと考えます。
したがって日本で作ったホイールをドイツに輸出し、販売会社を経由して再度日本に輸入されるという、いわゆる「逆輸入品」のようです。
また日本BBSで販売されるホイールにGT-Ⅱそっくりさんが無いのも、その意匠をドイツの会社が握っているのではと推測されます。
今回ヤフオクで手に入れたRRというホイールは、6・7年前に期間か数量を限定しメーカー直販という形で日本BBSから販売されたものですが、おそらくは「ちょっとだけしか売らないから似せてつくらせてちょ」てな感じでドイツ本国に了解を得て作ったのではと勝手に考えています。
箱入りで届いたこのBBS-RRはまだ履かせる予定は立っていません。やはり本物のGT-Ⅱを見てから決めたいと考えています。
既に去年の段階でオーバーヘッドタイプじゃ買わないよと意思表示をしてありますが、どうしても一度見てくれというので見るだけは見ないと申し訳がありませんから入荷したら見てきます。(見るだけで収まるか自信無しww)
ちなみにGT-Ⅱは3ピースで、RRは2ピースホイールです。
でもやっぱりGT-Rと言えばこれですね。KPGC10
ビアンコなジュリアスーパー
一富士、二鷹、三ポルシェ
帰りの寄り道「大黒PA」本日の一等賞はこの車。
BBS-RRはちょっと線が細い感じがします。
しかし、LMのようにディスク面が平ぺったくないのがいいところです。
当然GT-Ⅱのイメージで10本スポークです。