二輪ETCが超お得
雪が降る前に、春が来る前に、いろいろと問題を抱えるドカティー749Rをメンテナンスすることにしました。
バッテリーの問題は新品をストックすることによって、現在のバッテリーがいよいよ使えなくなっても取り替えればOKですし、また現在のバッテリーを延命させるべく密閉型バッテリー充電器も購入し万全の構えをとることができました。
残る心配事といえばスリッパークラッチに仕込まれている割れたスパイダースプリングと、購入から3年半おそらくは製造から4年を経過したタイミングベルトだけです。
そこで、今日から連休という絶好の機会なので部品注文から半年以上たった今日、雪が降り出す前の午前中にディーラーへ持ち込み修理へ出してきました。
依頼した整備は、スパイダースプリング、タイミングベルト2本(当たり前)、エアフィルター清掃、オイルとフィルター交換、そしてETC取り付け!!
スパイダースプリングはドカで採用されているスリッパー機構を作動させる重要部品でありまして、現在ドカポル号はこれが割れて機能しないためスリッパーが効きすぎ自転車のフリーギアに近い症状を見せています。
タイミングベルトは、御存知のとうりカムシャフトを駆動する重要なパーツでありますが、万が一切れてしまうとバルブがピストンヘッドにぶつかり、最悪エンジンブローとなってオートバイとしての機能がなくなってしまものです。
フェラーリやランチア等でも話題になりますが、エンジンブローさせてしまうと目玉が飛び出るほどの修理代が掛かってしまうわけで、ちまみにドカの場合1シリンダーで80万位!と極めて高価格となるので保険のために交換することにしました。
エアフィルターは湿式スポンジで、ここ3年近く清掃をしていないことからついでの整備です。
オイル交換はフィルター含め自分で行う予定でしたが、近所のホームセンターに適合するレンチ(アルファロメオ用)が欠品していたことから面倒くさいのでお願いしました。
そしてETCの取り付けですが、ほとんど乗る機会のないドカに付けるのはもったいないかなという気もしましたが、その数少ないツーリングで仲間のオートバイがETCでスルーしていく姿に、常に「敗北感」を味わっていたためです。
また二輪用ETCは現在複数のサービスキャンペーンが展開されており、それらを組み合わせると昨年あたりは6万円を超える取り付け料がディーラー取り付けにもかかわらず総額2万円を少し超えるだけで、更に16000円分!!の無料通行ポイント付きですから、このチャンスを逃す手はないと思い決断したわけです。
さてドカの各種メンテナンス、実は昨年の6月に行う予定でいましたが、ヨメサンが運転する新車卸したてのジーノを従えディーラーに向かう途中の高速道路を走行中、居眠りセルシオに自爆テロを仕掛けられ木っ端微塵となり流れてしまったものです。
今回も懲りずにヨメサンにジーノを運転させディーラーに向かいましたが、去年の教訓を生かし順法走行すると危険なのでwとにかく離れず付いてくるように指示し「東関東アウトバーン」を飛ばしてディーラーに向かいました。そうはいってもNA軽自動車では出せるスピードにも限界はありますから道中バックミラーから目が離せず、無事到着した時はほっとしたのが正直なところです。
密閉型バッテリー用トリクル充電器
繋ぎっぱなしでOKという優れもので、製造はバッテリーメーカーで販売しているものと同じ「アルプス計器」なので信頼できるでしょう。
サイドカウルを外して入庫したのは、戻ってきたらクラッチスプリングの2本抜きを行うため。
ジャダー減少、スリッパーもよく効き、一度やったらやめられません。
ドカを預けたあとは、近くのポルシェセンターに立ち寄り993RSの部品を注文。
取り寄せとなりますが、以外にも安い見積もりに一安心。
さすがに隣り合わせでは停められません。
ジーノ × 20 = 997GT3RSばかでかいブレーキローターや張り巡らされたロールゲージといい、まるでレーシングカーみたいです。
羽根がなければもっと格好良いと思うのですが、時速300キロも出るようですから、蝶のように舞い、蜂のように突き刺さってしまうんでしょうね。