どかぽる

自分大好き55歳

無理を通して、道理を引っ込める

2台目のポルシェを手に入れた興奮もすっかり冷めてwwwかなり冷静にこの過走行ポルシェを評価できるようになりました。
お店で初めて見たときは、なんて綺麗な車だろうと感じて舞上がり、店長さんの言う「3万キロと言われればそれで通りますよ」を真に受けてしまったのですが、確かにそう言われればそうだし、5万キロですと言われればそうでもあるし、間もなく10万キロといわれれば、やっぱりね。という固体であります。
この過走行を一番感じるのがシートのへたりで、助手席側の全く使用感のないシート(前オーナーは独身とプロファイリング!)と比較するとイマイチ腰が無い感じがします。
次に感じるのが塗装で、購入時に店長さんが持っている塗膜厚チェッカーで全身くまなく点検して一度の加修歴も無いことは確認できたのですが、非常に細かい磨きキズは無数あり、斜光線で見るとやはり走行距離を感じさせてくれます。
そして最後が車内のエンジンキーホールにかなりの遊びが出ており、セル始動時に差込具合によっては引っかかりが出てしまうことです。
ただし、逆に言えば使い込まれた車を感じるのはこの程度しかなく、オドメーターさえ見なけりゃ十分にいけてる車であります。
エンジンに至っては、過走行にありがちなハンチングも無ければ不安定なアイドルもありませんし、なんといっても「過走行RS」より格段にスムーズ&パワフルなところが気に入ってます。
ミッションは、996からワイヤーリモートになったそうで、993と比較するといかにもといったフィーリングですがシンクロのへたりもありませんから問題無しです。
クラッチは何と3回も交換しており、3回目ははツインマスのフライホイールまで交換してありますからストロークとタッチに不満はありません。あえて言うならば、レバー比の関係でしょう993RSより踏力を要することです。
またクラッチOHに付随して、クランクシールとインターミディエイトシャフトシールの交換も毎回行われていますから、おそらく私がこの車に飽きる間(5万キロくらい?)は手付かずで大丈夫でしょう。
前のオーナーさんは余程の下手くそか、それとも神経質な人だったのか、あるいはハズレ車だったのか、後者でなければありがたいことです。
ブレーキ関係もローターとパッドやホース類が交換されており、交換後さほど経過していないので心配はありません。
これらを踏まえた上で価格と総合的に判断してみると、走行距離だけ見ると相場より「高い」のですが、付随する数々のメーカーオプションや、何と言ってもまず街で見かけない色マリタイム・ブルーで(リビエラ・ブルーと勘違いw)、6年前に前オーナーさんが支払った乗出し価格が1200万円位と推測すれば十分帳尻が合っているような感じがします。・・・今のところは
さて、最新の911は997後期型が発表されこの996後期型も市場での価値は下落の一途をたどっていくことでしょう。
しかしその反面、最後の空冷に対する評価はというと、極端に上がることは無いにしろ下げ止まった感じがします。
更にRSに限って見ると、歴代空冷RSの中で最も俊足を誇りながらも一番軟弱者なRSという評論家先生達の手厳しい評価にも拘わらず「不当なww高価格」で取引されているようです。
この状況が続いている限り、乗る機会を失った私のRSですが、慌てて売り飛ばす事もなかろうという気がします。
したがって余裕などないのですが、豪勢にも「コレクション」として可能な限り動態保存していこうと考えています。
あと数年で998が世に出てくるでしょうが、あわよくば空冷993が世のお金持ちの間でコレクターズ・アイテムとしての価値を高め、大ブレークしてくれないものかと密かに期待しているのです。←セコイやつ
ところで、10万キロ走った996はどんなものかとPC市川に問い合わせたところ、チプトロではありますが、マニュアルでは未だ見たことございません。だって
ある意味希少な996なんですー。wwwwwwwww
そのうち996も飽きるから、おとなしくガレージで寝ていなさい。
ポルシェ2台体制を維持していくには、いずれどちらかを売り飛ばさなければなりません。
女衒ドカポル

Posted in 996carrera by どかぽる on 6月 21st, 2008 at 6:46 PM.

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