雨の中、カレラと戯れる
雨が降ろうが乗りたい気持ちは抑えられず、行ってきました大観山。
駐車場は私達一行の他はランエボが1台いただけです。
こんな日に箱根に来る酔狂な人間は他にいないと言うことでしょう。
箱根湯元で先行する車にはぐれれてしまい、私を含めて3台だけで芦ノ湖スカイラインの「山羊さん」に到着しましたが先着しているはずの方々が見当たりません。
どうやら悪天候で直接大観山に向かったようで無駄足を踏んでしまいました。
しかし、天気はさほど悪くなく、雲量は多いものの雲は高く視界は良好、ハーフウェット路面で緊張しながらもガラ空きのワインディングを楽しむことができました。(勿論安全速度で)
ここで感じた993RSとの違いを少しばかり書いてみますと、回頭性は996の方がシャープな感じがしました。それは主にRSより格段にソフトなサスが影響しているようです。
また今日みたいに路面が濡れていると、ロールが大きい996の方がむしろ安心感を感じ、必要以上の緊張感を伴わないのは良いことです。
ただし、この安心感は低中速で回るコーナーに限ったことで、高速コーナーの安定感はヘナチョコRE050タイヤを履いたRSの方が一枚上手で、この点996カレラはGTスポーツで993RSはリアルスポーツカーであることを知らされました。
帰り道の大観山から小田原までのターンパイク下りは、993RSで下ると6速に入れてエンジンブレーキのみで下ってくると適度にひやひやしながらでちょうどいいのですが、996カレラは排気量が少し小さく車重が100キロ重たいせいか6速エンジンブレーキでは足らず、シフトダウンして更に効率を高める必要がありました。
雨の中でのテストドライブは、意外な発見もしたりします。
私はヘビースモーカーですからドライブ中しょっちゅうタバコを吸っています。しかしタバコの煙が車内に充満するのは耐えられないものがありますからサイドウィンドーをほんのちょっとだけ開けて煙の排出をします。
今日も雨が降る中そうしてみたところ、ほんの数ミリ開けただけでワイパーが掻き落とした雨水が容赦なくキャビンに流れ落ちてしまうのです。
この原因はフラッシュサーフェースされたピラーにあるようで、この点993RSは立派な雨どいがありますから大変助かります。
ただこの段差の無いピラーは普通に走っている限り風きり音とは無縁で、得られる快適性を考えればしょうがないことと諦めています。
今日でちょうど1000キロ走破しました。
通算燃費は高速巡航が多かったせいか10キロ/ℓ以上を維持しています。
ガソリン200円時代を目前に控え、走る場所さえ選べば以外にエコなグランツーリズモであることに満足しています。 ズモズモ
湾岸午前5時
車がいない
ズラーリ並んだカエル達
8時過ぎて箱スカ軍団到着、ソレックスのいい音撒き散らしていました。
芦ノ湖が見える程の雲の高さでした。
カレラ
カレラ
カレラのロゴはモデルによって違っていたんですね。
知らなかった。