R1100R
1998年製 走行距離14000キロのオートバイ
よくよく観察すると、年式の割りにとても綺麗、でも走行距離の割りに終わってしまっているところがあったりで、かなり怪しげな車体です。
ブレーキローターの減り具合を見ると、それなり。
ステアリングダンパーは完全にぬけている。
サスはダンパーがしっかりと効いている。
エンジンは、その日の一発目で微妙にオイルを燃やしていたりして、結局のところ値段相応かなというところです。
ただ嬉しいのはエンジンが抜群に静かなことで、スーパーカブにも負けないくらい静かなことです。
履いているタイヤは、フロントがコンチネンタルでリアがミシュランマカダムという組み合わせがご愛嬌で、8分山のタイヤは前後ともまだ十分な柔らかさを保っていますからヨシとします。
とりあえず、新生フラットツインを知るにはうってつけのバイクであることは間違いなさそうで、この先暫くは楽しめそうな予感がしてきます。
当然最新型の1200も気になるところですが、以前試乗した記憶を呼び戻してもびっくりするほど違いを感じないので不満もありません。
超格好悪いと評したスタイルも最近のBMWスタイルは角ばったスタイルであまり好きになれませんから、曲面をつないだスタイルもむしろ斬新さを感じてしまいます。
あとはこの先どれだけ壊れずに走ってくれるか祈るばかりです。