2000キロ走行インプレッション
4月に手に入れたR1150Rは2カ月ちょっとで2千キロを走りました
チョイ乗りに使うことはなく、500キロ前後のツーリング3回と県内のツーリングで走った距離です
今日は天気も良いことから、群馬・長野まで足を伸ばす主に高速メインのツーリングをしてみました
関越を下仁田まで下り、国道254信州街道(川越街道が名前を変える)荒船山の「ともいわ」を眺め、妙義・荒船舗装林道で軽井沢、臼井バイパス下りの高速コーナーで一遊び、「おぎのや」の釜めしを食らい松井田妙義から高速入りで帰るというコースで、走行距離は550キロ程になりました
家に帰り着く頃、オドメーターは6000キロを超え、購入時3800キロでしたから2000キロ以上は走った事を確認できました
そこで、乗り換えで手放したR1100Rとの比較インプレッションしてみたいと思います
結論から言ってしまうと、
大して変わらない
ということになります
されど、やっぱりイイと言ったとこですか
つまり、全く同じフレームに排気量が僅か50cc増えただけですから大きく変わることはないということです
しかし、エンジンのパワーよりも好感が持てるのが、1速増した6速ミッションで、、100キロ走行時に3・4百回転は回転を下げて走ることができるということです
また、先ほど大して変わらないと書きましたが、この高速走行時は低い回転にも関わらず追い越し加速などは1100と変わらぬトルクを感じるのでプラス50ccの余裕なんでしょうか
もともとこの空冷ボクサーエンジンにはマッスルパワーなど求めていませんが、ほんのちょっとのパワーアップでも嬉しく感じてしまうのです
少なくとも百キロ台の速度なら、6速ギアに入れたまま右手の捻り具合で自由自在に出せる能力は持ち合わせています
でも、それ以上の速度はどんなに長いストレートがあっても出ません
ちなみに、R1100RとR1150Rのメーカー公称トップスピードは共に197キロ/hと国産400ccマルチと大して変わらないのです
燃費に関しては100点満点を付けたいと思います
適度に飛ばしてもリッターあたり20キロは走ってくれるようで、排気量を考えれば優秀であると言えます
ハンドリングはというと、これまた1100と大して変わらず、リアタイヤが17インチになった恩恵も1センチ幅が広がったことで相殺されているようです
ライディングポジションに関しては、残念ながらいただけないといわざるを得ません
何がよろしくないかと言うと、シートの高さです
このオートバイを売り出すにあたってBMWジャパンはRシリーズのエントリーモデル、つまり免許取りたてヘタクソでも安心して乗れるようにと本国使用より数センチ低いローシートを標準としてしまったことです
このシートが褒められるのは停止している時の足付き性だけで、走りだしてしまえば足の曲がりがきつくなり膝が疲れるばかりでなくコーナー進入時や切り返し時のキレが悪いと言ったネガティブな面だけが強調されてしまうのです
更にリアシートの座面とつながりが悪く、腰を引いてリアタイヤのトラクションをかけずらいということもあります
とまあ気になることを沢山書いてしまいましたが、総評としては5段階評価の4といったとこで悪くはありません
また気付いたことがあればどんどん書いていこうかとおもいますが、とりあえずは距離を稼いで見極めていこうと考えています
目標、年内1万キロ突破
1100と同じメーター周り
アナログな時計が大変重宝しています