奥の細道
28日から夏休みをとりバイクツーリングしました
初日は、いつものメンバーと北茨城のビーフで遊び、お昼ご飯を食べたら仲間とお別れして一路北の町を目指しました
初日のゴールは仙台の隣町まで
お昼を取った北茨城は美里という高萩から山へ入ったところです
で、この美里から仙台に繋がる国道にR349があります
このR349で仙台へ向かったのですが、B級国道は思った以上に面白い国道でした
ただし、クルマで走ると幅員がせまいところがあるので、あまりお勧めではありません
初日の走行距離400キロ全部下道
二日目、
天気予報は曇りのち雨
この日は、今回のツーリングの最終目的地である日本海を望む鳥海山を目指します
仙台からは国道286号線で山形に向かいます
ところが山形県境に近づくと、センターラインはなくなりB級、C級国道に姿を変えつづら折りの峠道になったのです
県庁所在地を結ぶ国道にバイパストンネルがないなんて思いもよりませんでした
しかし、これもまた楽しい低速ワインディング、ジムカーナ?で鍛えたライテクを駆使して上り詰めます
やがて笹谷峠を越えて山形入りし、まずは山寺を見に行きます
峠を越えて程なく山寺に到着し記念撮影
下から見上げる奥の院は、あまりにも高度があるので下から眺めるだけで終わり先を急ぎます
天童を経由し、国道13号線をふっ飛ばし新庄市
新庄からは、最上川沿いに国道47号線で坂田を目指します
この道は蛇行して流れる川に沿っていますから、空いていることをいいことに高速ワインディングでスリルを味わいます
残念なことに、酒田まであと少しというところでかなり強い雨が降り出してしまい路上遊戯はおしまい
酒田に着くと、晴れていれば秋田県境の鳥海山が望めるはずが、低くたれ込めた雲で何にも見えず
ここで計画を変更し、酒田市内見物をすることにしたのですが、突然の思いつきで計画したツーリングで、しかも酒田は単なる経由地くらいにしか考えていませんでしたから、事前の名所旧跡全くわかりません
古い街ですから何やら有名な蔵があるようですが、探すのも面倒だなと思っていたところ、酒田港近くに小高い丘を発見
じゃ、日本海でも眺めてみようと上っていくと、おやっどこかで見たことある建物
そう、「おくりびと」の舞台となったNKエージェントでした
早速記念撮影して隣の公園から日本海を眺めます
ここで時計を見ると午後3時
もっとゆっくりしていたかったのですが、一時やんでいた雨がまたも降り出しそうな天気に仙台に向けて帰路についたのです
帰り道は酒田から全線高速を利用し、途中湯殿山ICから月山IC間は高速が無く高規格道路となっていますが、ここがまた堪らない高速コーナーの連続となっていましたから、半ケツずらしのハングオンで内股がシートに押しつけられるGを楽しみます
下道だけの行きに4時間以上掛ったのが、、高速使って仙台の隣町まで2時間、高速は当然早いのです
この日の走行距離、400キロ、下道200キロで高速200キロ
三日目、
朝起きて朝食をとったらまっすぐ帰路につきます
しかし、朝から雨
東北道仙台南ICを入り一路千葉の自宅を目指します
結局全線雨
やたらと休憩しながらで、渋滞は無かったのに6時間もかかってしまいました
最終日の走行距離、ほとんど高速で、400キロ
三日間のトータル1200キロでした
さて今回の みちのく一人旅、 旅の相棒はBMWR1150R
このマシンを選んだ理由は、燃費に優れていることです
R100GSは35Lという馬鹿でかいタンクを装備していますが、何しろ燃費がよろしくありません
大人しく走っても17・8キロ、ちょいと飛ばすと15キロくらいに低下してしまいます
それに対して、R1150Rはインジェクションの恩恵でしょう、20キロ前後は確実に記録してくれます
結果的には、飛ばしたせいもあって19キロ/Lとなりましたが、排気量とペースを考えると十分に優秀といえるでしょう
今年の夏、まだまだオートバイを走らせます