もうこれでオートバイを乗り換えるのはやめよう
これで最後のオートバイにしよう
そう宣言したいところではありますが
そうは言えないことが乗ってみてよくわかりました
今はまだ何とか取り回せる420キロ
この体力が60過ぎて維持できるか
バックギアが付いているので跨ってさえいれば大抵のことはできます
けれども、、今でもメインスタンドは並のオートバイ以上の力を要しますからそう遠くない将来スタンド掛けができなくなることでしょう
そうなんです、メインスタンドが掛けられなくなった時が潮時と決めています
だったらその先は無いのか
ある、絶対ある
そう確信しています
なぜならば、馬鹿は死ぬまで治らないからです
不治の病
その時こそが最後の馬鹿
ビックスクーターか、はたまた110の王(カブ)になるのか
さて今日はGLの秘めたるスポーツマインドについて
キング・オブ・モーターサイクルの称号を持つこの巨大なモト(キング・オブ・ハイウェイはFLH)
実はホンダ・レーシング・スピリッツというDNAがしっかり埋め込まれているのです
1500よりはるかに増したバンク角は、並の腕前のライダーならば不満を持つことはないでしょう
そしてアルミのツインスパーフレームは多少の外乱にもびくともせず圧倒的な安定感を持っています
右手を捻れば、湧きあがり景色の中へ吸い込まれていくかのような加速
レバーに力を込めれば、胃袋が飛び出すほどの強力なブレーキ
なりはよく肥えたツアラースタイル
けれど侮れないのです
いつもの高速S字、印旛のオー・ルージュへ挑んでみました
新入速度は???キロ
BMWのR100GSなら、フレームがウニョウニョよじれてたっぷりとスポーツ(スリル)を味わえます
R1150Rなら、スポーツバイクらしく素晴らしい軽快感でさらりと切り取れます
GLは?その重量を全部車体に預けるようにリーンウイズを保ってバンクすれば、これがまた快感
ものすごく大きなマスを感じながら、それでいて軽快
早く南房総で
飛ばしたい
抜きたい
気持ちいいことしたい
はーるよ来い♪
はーやく来い♪
とーばし始めたおじさんが♪
しーろい巨体のブブ乗って♪
おんもに出たいと待っている♪
よかった、今日も無事帰ってこれた[#IMAGE|S32#]
大径ベンチレーテッドディスクが、巨体を後ろからしっかりと引っ張ります
GLでスポーツしてるおバカさん
少し前までGLなんて乗り物に乗ってるオヤジどもの気が知れませんでした
こんな乗り物はモーターサイクルと呼ぶにふさわしくないとさえ感じていました
その考えが大きく変わったきっかけが、数年前に乗りまわす機会を得たGL1500でした
太平洋に浮かぶ小さな島で行われたイベントで、仕事にかこつけて島内のワインディングを1500で走り回ったところ、見ると乗るとじゃ大違いにびっくりしたものでした
さすがにパイプフレームの1500は、ステップをチャリチャリ擦るほど寝かし込むとフレーム剛性の不足を感じてしまいましたが、1800はこの剛性が飛躍的に上がって不満はないと雑誌などの情報はもっていましたから、いつかはGLという気持ちは抱き続けていたのです
私は、いまだに保有したことのないモト(メーカー)は山ほどあります
それでも、乗継いできた30台近いモーターサイクルは、水冷か空冷か、シリンダーの数か、その配列か、オンかオフか、国産か外車かの違いはあっても同じ乗り物を感じたものでした
しかし、GLは違うんです
エンジンの付いた二輪車であることに違いはないのでが、全く違う乗り物を感じてしまうのです
それが何故だかはっきりとした答えは分かりません
ただデカイから、クソ重たいから、そう感じているだけなのかもしれません
Another World
以前、某BMWボクサー専門ショップのオヤジさんにBM手放してGL買うことになったと話したことがあります
その時オヤジさんに、そっちの世界に行っちゃうんだ、そう言われました
正統派のモーターサイクリストには笑われてしまうでしょうが、「そっちの世界」に身を投じてしまったのです・・・・・合掌
DKP55、ガレージのセンターポシションはGLに決定!
せっかく納車受けたのだからとこの冬一番二番という寒さの中南房総目指して出発
しかーし、外気温5~6℃という冷蔵庫の中に入ったようなクソ寒さに我慢の限界は1時間も経たずに訪れてしまいました
自宅から7・80キロ走った館山道市原SAで長ーい休憩した後は次のICでUターンし帰宅コースとなったのです
こんな厳冬期のツーリングにありがたいのが標準で装備される前後のシートヒーター、そしてグリップヒーターです
特にシートヒーターに関しては、タンデム側がバックレストまで温まる優れ物で、こんなにクソ寒い中でクイーンシートにふんぞり返るヨメサンは居眠りぶっこきでありました
さて、高速中心のファーストインプレッションですが、まず結論から言うならば
イイ
素晴らしくイイ
ってなところです
なにがイイのか、それは何から書けばいいのか混乱するほどあれもこれもなのです
まずはモーターサイクル第一の魅力であるパワーについて
高速道路を法定速度以下で走行中シフトダウンせずに右手を捻ると、タンデム総重量600キロ!!近い巨体にもかかわらず
シュオーン
と軽ーい吸気音を発しながら瞬く間にちょい法外な世界へ誘ってくれるのです
リッタークラスのモーターサイクルでも、トップギアホールドでついてこれるのはそうそう無いでしょう
文句なしに速いのです
ハンドリングは
これがまたこの巨体からは想像できないフットワークの持ち主で、高速ICのループなどスパッと寝かせることも可能で、更にバンク中もヒラリヒラリとできたりしますから楽しくて無駄に振り回したりしてしまうのです
そしてこの軽快感と相反する安定感も並以上のものがあるから驚かされるのです
今日はクソ寒い上に風も強かったのですが、横風を受けてもその重量が微動だにしない直進性を維持するのです
取り回しは
車体だけでも420キロ近い重量、そこによく育った夫婦がタンデムでまたがれば総重量は600キロ近い重量となりますから十分注意しないと後悔する羽目になります
エンジンはフラットシリンダーで低重心ですが、路地裏の交差点を曲がりながら発進しようとするときなどオットットなんて状況になろうものなら絶対に支えられないで気は抜けません
GLには1500時代からバックギアが装備されています
それが1800にも装備されていることは知っていたのですが、1500と同じくバックギアのシフトレバーがあるものかと思いきや、電気式ボタンになっていたのです
乗ってみて実感したのですが、GLにバックギアは不可欠な装備です
これを使わなければ身動きが取れないのです
まだまだ書きたいことがあるのですが、今日はこんなところで
次回は、オーディオをはじめとする電装関係について
はっきり言って謎だらけ???
水平対向6気筒サウンドは、シルクというより別珍(古)に頬ずりする感じ、ゴージャスざんす
市原SAは日曜日だというのにオートバイの姿無し
つまり、走っている方が馬鹿
Posted 1月 29th, 2012. 4 comments
待ちに待ったGL(ジジイがラクチン)が、入荷したよと連絡きました
待つこと3ヵ月、今まで乗り物買うのにこれほど待ったことはありません
ほとんど衝動的に注文してしまい、わずかばかりの後悔もありました
けれども、日がたつほどに「これを乗らずに死ねようか」との気持ちも高まっていったのです
モータースの若旦那には、クソ寒いから登録は急がないでいいよと言ってはみましたが、内心はやく跨り駆け回りたいというのが本音です
とりあえず、外したETCを持ち込んで付けてもらわなければ
純国産の肥後もっこす せせくるけんね
さて、この3ヶ月間の待ち遠しい気持ちはYouTubeの動画で紛らわしていたのですが、いっつも見ているGLライダーがこの人です
とっても気持ち良さそう
バックレストとハイウェイペグは必須アイテムなようです
と、もう一丁
で、少し気持ちが落ち着いたので汚れたカレラを洗車機でブラッシングしてみました
ピッカピッカ[#IMAGE|S1#]