最近、というか春先ころから急に車やオートバイに対する情熱がなくなってきました
ヒコーキに乗って浮かれてみたのですが、ちょっとした障害があって足踏みしたら瞬く間に熱が冷めてしまいました
カレラをドライブして気晴らしするのですが、今ひとつ気分が乗らず遠くまで走ることはありません
これって、もしかして鬱?
そう思って不安になっていたら、衝撃が走ったのです
鬱でも何でもない
物欲が乾いていただけなのです
25年以上?四半世待ち焦がれた恋人がそこにいます
欲しい
たまらなく欲しい
股ぐらに挟みこんで勢いよく飛ばしたい
あー、こんな時に限って先立つモノがない
暇で、一人ぼーっとしているとどうでもいいことを考えたりします
史上最高のポルシェは何かなんてのもその一つです
史上最高のポルシェ
何が史上最高か
難しい
乗る人それぞれ感じ方が違うから難しい
大抵のポルシェ乗り、特に数多く乗った人ほど同じことを言います
空冷が一番
古ければ古いほどいい
どかぽるには分かりません
多分乗った距離が少ないから分からないんでしょう
私は、空冷水冷合わせても未だ10万キロ達成していません
だから、、最高のポルシェが何かなんて当然わかりません
けれど、空冷から水冷に乗りかえて気付きました
やはりポルシェAGが言うとおり最新のポルシェが最良のポルシェかなということです
最後の空冷から最初の水冷に乗り換えて、思うことはただ一つ
新しいものはイイ
ほんとにイイ
けれど、水冷は水冷というだけでただのクルマに思われてしまうところがあるんです
中にはこんなこという人もいるんです
空冷は水を使わないから優れているんだなんて
それっておかしくねーかい
水を使わないほうがおかしいんじゃないかい
けれど、ポルシェはレースでその常識を覆してしまったから話はややこしくなってしまったのです
つまり、どの時代のポルシェであろうと自分が一番と思ったポルシェが最高のポルシェなんです
もしも
絶対ないだろうけど
漠然とポルシェが欲しい、それも911が欲しいと相談されたら
どかぽるは躊躇なく答えます
用意できるだけ用意して、無理してでも新しい911を買ったほうがいいよと
しかもこだわりが無いなら水冷がいいよと・・・ね
つづく
まだまだつづく
暇だからw
3年前の6月にどかぽるの支配下に置かれたマリタイムブルーな水冷カレラ
ガレージに入った時点でオドメーターは9万5千キロを指していました
走行距離を除けばワンオーナーカーの極上で、しかもこの色はカスタムカラーとかいう当時80万円もするオプションであったせいか、この3年間で自分以外の水冷でただの一度も遭遇することはなく現在に至っています
初代オーナーさんの6年で9万千キロという走行距離には及びませんが、どかぽるもスーパーの買い物からロングドライブまでせっせと走り続けてメーター表示は13万5千キロを突破
ちょうど地球を一周4万キロを走った計算になります
どかぽるは、この車を購入するにあたり、その豊富な整備履歴を見て、入念過ぎるほど入念に行われた「ナラシ運転」を終えた車を買ったつもりでいます
その結果、この3年間で発生したトラブルといえば唯一オルタネーターがパンクしたことぐらいで、この車が丈夫な車であることを証明しています
特に購入後に知ったエンジンのインターミディアムシャフト・ベアリング破損によるエンジンブローの心配も、どうやら10万キロ以上走行して発生した事例はないようで、最近はまったく気にせず走りまわっています
どかぽるは、このカレラでサーキット走行などしたことはなく、この先もしようとは思っていません
さらに、およそポルシェらしからぬ運転に努めているおかげで、この4万キロ走行の平均燃費は優秀で、10km/L以上は確実なところで、おそらく10,5km/Lくらいでないかと推測しています
特に、秋から春にかけてエアコンを使わずハイウェイを順法走行しようものなら小型車並の燃費を記録することもあり、過去最高は800キロを一気に走って13,8km/Lなんて数値を記録したこともあります
どかぽるのポルシェ経歴は、この水冷で2台目となります
初めて運転し所有したポルシェが993RSで、9年間で5万キロ走りました
私はこのRSで空冷をたっぷり堪能しました
40代のころは、空冷RSを乗れるだけ乗って、それこそ還暦くらいまでは乗りまくって10万キロは記録できたらと思っていました
しかし、車の衰え以上に運転する人間がオンボロになってしまいレンシュポルトに乗り続ける体力はなくなってしまいました
そんな時、目の前に現われた水冷にあっさりと乗り換えてしまったわけですが、この乗り換えには自分でも思っていなかったほど的を得たものとなりました
正直なところ、今でも空冷のノスタルジックな感性に未練を感じてしまうときがあります
それでも、ちょっと長めなツーリングをしたりするとあらゆる面で水冷の優位性を感じ、結局空冷は趣味の乗り物という結論に至ってしまうのです
残念なことに、どかぽるには車を愛でるという崇高な趣味は持ち合わせていません
けれど、だからといって性能至上主義でもないのです
ほんの少しの趣味性があって
十分な実用性があって
それでいて、自己満足でもいいから大きな優越感があればいいんです
なんてことないフツーの996カレラ
ところが、なんてことないはずの6速マニュアルやスポーツシートが珍しかったり、空冷時代は特に珍しくもなかったマリタイムブルーが水冷じゃ超珍しかったりで、勝手に優越感を感じているのです
そんな、お気に入りな996カレラですが、最近ちょっと気になる挙動をするんです
60キロから80キロで近所のカントリーロードを走っていると、どこか微妙にシャキッとしてないんです
サスペンションのブッシュにガタでもあるかのようなステアリングとのダイレクト感がないのです
さりとて、高速を非合法な超高速走行していると、リアエンジン故のフロントがチョロチョロするような感触はなく、十分なスタビリティーを感じるのです
まあ、中古車市場では10万キロ越えを「ポン」と呼んでガラクタ扱いしていますから、13万キロ超えているカレラが完ぺきであることは奇跡に近いわけで、つまりどかぽるカレラは普通な過走行クルマなのです
つづくwww
安房地域広域農道、通称安房グリーンラインを経由してドギーレストラン「リゾートイン白浜」でランチしました

Posted 8月 1st, 2011. 2 comments