どかぽる

自分大好き55歳

クルージング

高速を100キロプラス、6速3千弱で流す。
ヒューンという吸気音で耳に心地いい。
3,8Lもあるから、右足の動きと車速はほとんどシンクロしてくれる。
意味もなく加減速をしてしまうけど、音の変化が面白い。
前オーナーが斜めに傾けたメーターも、これくらいの速度で水平を指すからいい感じ。
耳をすましていると、普段聞いたような音であることに気付く。
そうだ、よく晴れた日に上空を飛ぶセスナの音に似ている。
クルマを運転しているのに、飛行機で空を飛んでいるような錯覚を覚える。
不思議なクルマだ。
飛ばせば勿論面白いけど、流れに乗って流していても飽きない。
この感覚は水平対向エンジンだからこそ味わえるものなのか。
BMのGSも似たような感覚がある。
OHVのツインだから笑っちゃうほど遅いけど、まったりとしていながらたっぷりとしたトルク感。
どちらもまるで生き物のような鼓動を感じる。
これが機能優先のドイツ人が作った物とはとても思えない。
まるで自分の身体の一部のようなこの感じ、やめられない、とまらない、かっぱ海老煎。
そんな事考えていたらスバルのインプレッサやB4も気になってきた。
あのクルマも、ちゃんと水平対向を感じさせてくれるのかな。
だとしたら少しばかり欲しい気もしてくるな。
なんて気の多いことやら。
そういえば、ジムニーは今日お化粧をしていた。
さすがにクリアーの落ちた塗装では、お客さんが付かないとみて店員さんが素人仕事で塗装中だった。
私はこの中古屋さんのもくろみが失敗してくれることを密かに祈っている。
つまり、きれいにするつもりが取り返しのつかない事になり、しょうがないからもっと値を下げる。
まだまだ目が離せないポンコツジムニーよ、しっかりと見守っているからね。この時期クルージングすると油音は上がらず画像のような位置で安定している。
空冷のシーズン到来。
テカテカに艶の出たハンドルが距離を感じさせる。
目指すぞ10万キロ。

Posted in 未分類 by どかぽる on 11月 25th, 2005 at 9:16 PM.

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