フラット・ツインでフラット・アウト
749Rのスプロケットの交換に必要なワッシャーを買うため、行徳のグッドウッド二輪商会までGSを飛ばしてきました。
日曜昼下がりの東関東道は交通量も少なくGSをフラット・アウトで吹っ飛ばすにはもってこいの条件です。
7千5百で完全なレッドゾーンに入るOHVボクサーエンジンですが、6千回転をキープして飛ばします。
この60頭立ての非力な馬車も、一頭も休ませることなく走らせてやればそこそこのスピードを出せる実力は持っており、間もなく5万キロを指そうかというオドメーターながら、いまだにBMWが当時発表したトップスピードは出せるようです。
必要なパーツを仕込み自宅ガレージで749Rのスプロケット交換作業に取り掛かりましたが、今まで付いていた14丁は簡単にとりはずせましたが、スタンダードサイズである15丁のスプロケットが容易には入りませんでした。
作業はチェーンを切らずに行ったのですが、15丁は当然に外径が大きくケースと干渉してすんなりとは入ってくれません。
この15丁から14丁に換える時ディーラーではチェーンを切らずに作業をしていましたから、その逆ができないはずがないと格闘すること1時間、なんとかチェーンを掛けてドライブシャフトに「叩き込む」ことができました。
180Nmで締め付けるスプロケットはレンチにエクステンションを付けて緩めます。
14丁と15丁では見た目も外径が違います。
チェーンの外側に余裕が少なく、交換に難儀しました。
無事シャフトに収まった15丁。
SECRET: 0
PASS:
交換したスプロケはどの道に合わせたセッティングなのでしょう。
SECRET: 0
PASS:
どの道というか、スタンダードに近づけただけです。
14丁はワインディングなど下道では使えるギアが増していいのですが、高速道路では容易に吹け切ってしまい実力を出し切れません。
ちなみにリアは標準35丁から36丁に変更したままなので、これでもまだスタンダードより3%くらいショートです。