温空知水
その意味は、
「空冷をたずね、水冷を知る」
あるいは、
「空冷を温存し、水冷を使い込む」
出典は論語で、かの孔子が言った言葉だそうであります。
孔子は、後の世に911が出現することを予感していたのかもしれません。???
二日間で500キロのツーリングを終えてみると、やはり水冷では感じることのできないエンジンの息づかいや路面とのコンタクトなど、走ったという充足感に包まれます。(疲れただけ?)
野蛮な乗り味のRSは、今やいかなるメーカーさえ作リ出すことのできない、いや、作ろうとも思わないであろう稀有な車であると言えます。(ケーターハムとかあるじゃんww)
夏休み消化中のツーリングでしたが、休む間もなく翌日にはRSの車検を受けてきました。
物持ちな私は、車検といってもお店に出す余裕などありませんから、当然にユーザー車検で済まします。
いつもなら検査官への礼儀として下回りスチーム洗車くらいは行うのですが、前日までの雨の高速走行で下回りも綺麗になっているだろうと判断し、必要な項目を目視点検だけで乗り込みました。
光軸だけは前回の車検で落とされましたから、今回は車検場近くの予備検屋さんで千円也を払って調整してから検査場に乗り込みます。
私のRSはカムチェーンケースあたりからオイルが滲んでおり、下回り検査で落とされる虞があったのですが、ユーザー車検の強みで、アンダーカバーを付けたままの検査はバレずに無事検査合格。(ユーザーには甘い)
落ちたらディーラーに出さなければと事前に費用を聞いておいたのですが、オイル交換とフルードの交換だけで済ましても25万円くらいと言われていましたから命拾いした感じです。
結果、法定費用、検査代に光軸調整代を合わせた6万1千円で済んじゃいました。
とりあえず、この先2年間は公道を走り回ることができますが、フルード交換だけは早急にしておかなければなりません。
帰り道、八ッ場(やんば)ダムが完成すると水没してしまう吾妻渓谷を見ておきます。
高速SAに佇むRS、この角度から眺めるとコンパクトなボディーにネガキャンが強調されていい感じです。渋滞の中、RSに睨まれます。
下回り検査では、車が分解するんじゃないかと言うほど揺すられます。
ヒデーことしやがる。オイルが垂れたらバレるじゃないか。