どかぽる

自分大好き55歳

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零戦






先週の事ですが、都内の病院に母を連れて行った折、診察まで待ち時間二時間以上と聞かされて近くの靖国神社に時間潰しを兼ねて詣でてきました。
靖国神社周辺は仕事で何度となく訪れた事がありますが、本殿でお参りなんて子供の頃父に連れて来られて以来、それこそ40年ぶり位になります。
私の宗派は神道ということになってはいますが、苦しい時の神頼みすらしませんから、お参りもそこそこに境内の散策などしてみました。
父親に講釈された「肉弾三勇士」のレリーフを探していたら、今では史料館ができており、館内に展示されていることを知りました。
入館料金800円はちょっと高いなとも思いましたが、館内の充実した展示品を見て納得しました。
入口を入ってまず目に飛び込むのが零戦五二型です。
ジャングルや海の中から寄せ集めて組み立てたらしい機体ですが本物です。
更に展示室を巡っていくと艦上爆撃機「彗星」も展示されており傍らには搭載されていたエンジンが単体で置かれています。
製造メーカーは忘れましたが、ダイムラー・ベンツ製の液冷倒立V16気筒ツインプラグエンジンを当時の国内メーカーがコピーして造りあげたものですが、その迫力には圧倒されます。
この時代の航空機用液冷エンジンは同盟国であるドイツ製のデッドコピーが主流だったようで、そういえば「飛燕」のサイドシルエットは排気管の位置等からも「メッサーシュミットBf109」に実によく似ています。
また他にも日本海軍の艦船もスケールモデルで多数展示されており、全長3メートルはある空母(名前は忘れました)は圧巻です。
江田島の海軍史料館ほど泣かせる展示物はありませんが、陸軍・海軍の資料を一堂に集め一見の価値があるといえます。
更に館内で上映されている映画は、日清・日露・太平洋戦争を日本の立場からだけ!解説した分かりやすい映画で、あくまでも靖国神社こそが英霊の御霊が安らぐ場所であると言っておりますから愛国心を煽りたてる素晴らしい?映画なので見ておくべきでしょう。
史料館を後にして一つの確信が湧いてきました。
やはり日本人ならば車やオートバイは日本車に乗るべきであると。
それでも外車に乗りたいなら、かつての同盟国であるドイツかイタリア製に限ると。
米国車に乗る事は非国民?であると。
小学校の学校給食でコッペパンを食べさせられ、それがアメリカの占領政策であった事を大人になって知った時からあまり好きではなくなったアメリカ。
馬鹿でかいピストンでズコズコとシリンダーの中を掻き回し、力ずくで走る車は嫌いです。
小さなピストンを適度なクリアランスを保ったシリンダーで、シコシコと高速回転させてこそ快楽は得られるのです。
と、言いつつもP47サンダーボルトのグラマラスなボディーも好きだったりしますから、本当はただの節操無しでした。

Posted 2月 19th, 2008.

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家を出たら、そこは雪国だった

せっかくの日曜日も雪が降って遊べません。
しょうがないのでスタッドレスタイヤを履いているジーノでバイクパーツのお店へ向かいます。
ところが国道に出る頃本格的に降り出して、国道走行中にあちらこちらで追突したての事故を目撃することとなり、災難が降りかかる前に自宅に引き返しました。
それにしても、これだけ降っているのに夏タイヤにチェーンも巻かず走っている乗用車やトラックが3・4割はいますから危なくてしょうがありません。
雪の降る日は家でおとなしくしているのが一番です。半年ぶりに大人のおもちゃが登場です
「ハニービー」
おうち遊びにうってつけ

Posted 2月 3rd, 2008.

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-9℃



凍てつく道を上り詰め、着いた所は桃源郷でした。
薬師の湯に浸かると頭の中で複雑に絡んだ糸も解れてリフレッシュできます。
いいお湯と、おいしい料理、癖になってます。
雪が溶けて川になって流れて行ったら
つくしの子がはずかしげに顔をだしたら
風が吹いて暖かさを運んできたら
どこかの子が隣の子を迎えに来たら?
「春一番」が吹いたら、また行きたいと思います。
草津はこの冬一番の冷え込みで-9℃、冷え込むほどに温泉のありがたみがしみ込みます。

Posted 1月 16th, 2008.

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いつのまにか

月曜日に誕生日を迎え51歳になりました。
去年の50歳、半世紀に比べれば何ともあっけない誕生日です。
たいして嬉しくもなく、かといって歳をとることを憂うでもなく、ただ一つ歳を重ねただけという気持ちです。
自分の人生を目で見ることはできないものか考えました。
そこでガレージから引っ張り出したスチールメジャーを引き伸ばしてみます。
西暦で見るならば、私の生まれ月は1957mm、そして今年は2008mmですから51mm生きてきたわけです。
たったの51mmですが、そこから指1本分で太平洋戦争が終わり、両手を広げることもなく鎌倉幕府1192mmに届いてしまったり、キリストでさえもうちょっとでお顔を拝見できるところにあります。
たいした人生歩んでいませんが、2008mmの中でとりあえず輝く51mm。www
どうぞ、お暇な方はメジャーを伸ばして自分の人生を目で見て感じてください。

Posted 1月 11th, 2008.

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明けまして おめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

Posted 1月 1st, 2008.

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暮れまして ご愁傷さまです

年が明けると程なく51歳になります。
50歳になった事を喜び、今年は何をしようか考えていたのが昨日のようです。
ジャーネの法則によりますと、人生51分のたったの1年のことですから過ぎ行く月日を短く感じるそうですが、それにしても恐ろしい程のスピードで1年が過ぎ去っていきます。
多分来年もあれこれしようと考えているうちに1年が終わってしまうことでしょう。
とりあえず今年は人生の節目となる出来事もありましたが、来年もまた自らの記憶に残る一年となるようにしていこうと思います。
1年間当ブログに訪問していただき本当にありがとうございました。
来年も飛躍しないけど面白おかしく一年を送らせていただきます。
皆さん良いお年を

Posted 12月 31st, 2007.

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じーてーあーる、そんなにスゴイのか???

最近は車やバイクの雑誌を買うことが少なくなった私ですが、今日は特にあてもなく書店に立ち寄ってみました。
時々このようにぶらりと立ち寄ることはあっても「見てるだけー」で何も買わずに帰るのですが、今回は珍しく「ポルシェ」の文字が並んでいたので買って帰りました。
全部で3冊、まずは「ポルシェ・パラノイア」そして「レーシング・オン」。
いずれもレーシング・ポルシェについての記事があったので中も見ないで買ってしまいました。
もう一冊は「エンジン」です。これはGTーRのインプレがあったので買ったのですが、ポルシェに乗っていても気になる車はやはりGT-Rということで敵の戦闘力を把握するためです。
いつものことではありますが、本文はさっと流し読み程度でグラビアばかり眺めてみましたが、珍しくGT-Rに関してはしっかりと読ませていただきました。
まず驚いたのが、めったなことでは特定の車を麗賛しない辛口ジャーナリスト先生達をもってしても超一流のスポーツカーであることを認めていることです。
777万円という価格をつい最近知った私は、どこにそんな価値があるか知らずにただ「バカ高い車」程度の知識しか持っていませんでしたから、至極納得したわけです。
私にとってGT-Rという車はまるっきり縁の無い車ではなく、今から27・8年前つまり22・3歳の頃にほんの1年だけ中古PGC10を所有し乗り回していたことがありますから多少の思い入れはあります。
あの当時中古車でもGTやGT-Xの倍以上の値段がしていましたから、それを考えれば当然の価格設定なんでしょう。
正直言って一度乗ってみたい気はします。
私のぶっ飛び娘が持っているR33GT-Rを借りて近所の農免道路をぶっ飛ばした時も、ターボが効いてロケットのように加速し、岩のように安定している様に大きな驚きを感じましたから、それよりはるか上をいく異次元の乗り物と評される記事を見てしまうと、一度は経験してみたいと思ってしまうのです。
ただ、グラビアを眺めれば眺めるほど記事の内容に興奮した気持ちが引いてしまうのです。
それは、あまりにも「格好悪い」からです。
ジャーナリスト先生達は日本的で今までに無いデザインと評価していますが、多分あまりの醜女に言葉を失い、さりとて醜いとも書けず、取り繕うため書いた言葉であったと思います。
「鉄仮面」の再来と言ってもいいでしょう。
もっと言っちゃえば、フロントグリルの一部をマットに仕上げるなんて、ドイツ製スポーツセダンの定番手法をパクっているような気がします。
世界中のスポーツカーを超越するハード面を持ちながらデザインは理解不能です。
かつてどこかのメーカーがキャッチで使っていましたが、
「デザインも性能の一部です」を思い出させてくれます。
その価格ゆえ買えない者のヒガミかもしれませんが、購入意欲がひとっつも湧いてこないのが救いです。
でもしかし、レンタカーが存在するならガードレールに張り付くくらいぶっ飛ばしてみたい気もしますwww。

Posted 12月 27th, 2007.

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初めてのおつかい

仕事で色紙が必要になりました。
近くの文房具屋さんでは希望の色があるか心配していると、銀座一丁目のイトーヤに行けば無いもの無いよ、そう教えられました。
職場の最寄駅から二つ目が銀座一丁目ですが、車で通ることはあっても歩き回ることがないので心配になっていたところ、銀座に明るい同僚からあっさりと言われました。
地下鉄上がったらすぐだよ。
上がった所が「英国屋」で、店の前を抜けると「ティファニー」があってその隣。反対の隣は「ブルガリ」で、道路の反対側には「カルチェ」と「ダンヒル」があるからすぐに分かるよ。
そんなところに文房具屋があるのか?半信半疑で行ってみたならば、・・・あった。
素晴らしくミスマッチ。
ダイヤを売るお店のお隣で、一枚十円の色紙買うなんて。


Posted 12月 15th, 2007.

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借景

京都の名刹に行くと、はるか遠くの山等を庭の一部に取り込み庭園の奥行きを持たせるなんて技法があるようです。
私の家も同じです。元々狭い土地に建ぺい率ぎりぎりに家屋を建てた上、それ以外のスペースを全て駐車スペースとしてコンクリを流し込んでいますから、庭はありません。
庭が欲しいなんて子供が独立した今全く考える事もありませんが、四季折々の草花を見ることは嫌いではありません。
そんな時、自宅のダイニングの小窓を開けると、良く手入れされた庭を見下ろすことができるのは何とも嬉しい限りです。
隣の庭は先日造園業者が剪定に入り、手入れが行き届いてとても良く見えます。
ありがたい事です。
タダで自分の庭気分。

Posted 12月 7th, 2007.

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三宅島

三宅島で開催された「モーターサイクルフェスティバル」開催にこぎつけるか危ぶまれたイベントでしたが、なんとか無事に開催され予定されたプログラムを終了することができました。
この「お祭り」が成功だったのか失敗だったのか、いろいろなご意見があったようですが、まずはスタートを切ることに意義があったわけで、前に進むことができたという事だけでも成功であったと思います。
また、いずれは「マン島TTレース」のように島一周公道レースの開催ということですが、これにはまだ数年の実績作りが必要なのではと感じたのも事実です。
そんな状況の中にあって、スタッフや参加者が決められたルールをきちんと守っていたのもいずれは公道レースへの強い気持ちの表れであったと感じた次第です。
さて、オートバイ大好きの私にとって、このイベントを仕事で楽しませていただいたことは何より幸運なことでした。
中でも公道を一部閉鎖して行われた「ツーリスト・プロ」を走行するレーシングサイドカー(レーシングニーラー)には、カルチャーショックとでも言うような鮮烈な印象を受けました。
車に限らずオートバイにしても、その姿形は左右対称シンメトリーであることが決まりです。ところが説明するでもなく、サイドカーは片方がオートバイで片方が船という究極の不完全な乗り物なのです。
実際街で見かけるサイドカーはこのスタイルをとっており、あまり興味の沸く乗り物と感じていませんでした。
しかし、レーシングサイドカーを間近で見たとき今まで持っていたサイドカーに対する感覚が大きく変わりました。
一言で言ってしまえば「めちゃくちゃ格好いい」です。
アン・シンメトリックでありながらどこから眺めても機能美に溢れ一分の隙も見せない姿は美しいと言っても過言ではなく、まぎれもなくレーシングマシンのオーラを発散させていました。
今回のイベントでは、一台の自作マシンを除き全て「LCR」というスイスのレーシングサイドカーメーカー製のシャーシで、モノコックタイプとフレームタイプに大別できますが、特にモノコックタイプにいたっては、前後のサスはマルチリンク(ダブルウイッシュボーン?)でレーシングスリックをキャンバーを付けてはめ込み、おまけに前後のタイヤは整列していないなどオートバイに船を付けたというよりも四輪フォーミュラカーを真っ二つに割り、倒れないように横にタイヤを付けたという表現がぴったりです。
また車でもオートバイでもない一番の特徴は、ドライバー(ライダー?)一人ではまともに走れないところにあります。
ドライバーの操作に合わせ、パッセンジャーが常に左右に身体を乗り出して最良のバランスを取り続けるという作業が必要で、そのダイナミックな体重移動がレーシングサイドカーの魅力でもあります。
今回のイベントでは、今年100年を迎えた「マン島TTレース」に出場された選手にいろいろと話を伺い、サイドカーに対する疑問・質問に丁寧に説明を受けることができ有意義な時間を過ごすことができました。
だからといってレーシングサイドカーの世界に挑戦したみたいなどという考えはありませんが、あの「クラウザー・ドマニ」というサイドカーが「LCR」の設計であることを知り手に入れてみたいなどという物欲が湧いてきたのは事実です。
もう一点このイベント中に体験した事を書いておかなければなりません。
今回のイベント中は私自身オートバイを走らせ仕事?をしていたのですが、機会があってGL1500を走らせてみました。
現在はGLシリーズもフルモデルチェンジして1800ccになっていますが、この巨大なオートバイには今まであまり興味がありませんでした。
理由は簡単で、オートバイを操縦する爽快感はまずないだろうということです。
しかしです、それが食わず嫌いであったことを知ってしまったのです。
三宅島一周道路はところどころの居住地区を除けばいたるところ箱根並みのワインディングロードになっていますが、同僚の走らせる前後ワイドラジアルタイヤを履いたモトに十分食らい付いて走れるのです。
もちろん見た目通りで、深くバンクさせると左右のステップは容易に接地してしまいますが、1500ccの排気量に物を言わせ、シフトダウンせずとも湧き上がるようなトルクで加速することができますから、あっという間に引き離される悔しさを味わうこともありませんでした。
そのコーナリングも、比較的浅いバンク角ですがコーナー進入からフルバンクに持ち込めば、そこそこのスピードを維持して抜けることは可能で、十分にスリリングなライディングは可能ですから不足するフレーム剛性を予め知っておけば進路を乱されることもありません。
さあ、この10年以上前に製造された1500でさえこれだけ走れてしまうのですから最新の1800に対する期待が高まってしまうのも無理はないところです。
聞いたところによると、GL1500で指摘された部分についてはほとんど対策されたのがGL1800だそうで、特にフレーム剛性に関しては飛躍的な向上があるそうで期待して間違いはなさそうです。
GLというオートバイは、最高速度、加速性能、あるいはコーナリング性能など一つの項目だけとらえてしまうと驚くべきものはもっていませんが、乗ってしまうと
「それがどうした」
の一言でかたずけられてしまうスケールの大きさを感じてしまいます。
更にその感覚を高めてくれるのが水平対抗6発エンジンの奏でるサウンドで、およそオートバイのものと思えない独特のサウンドを響かせます。
その感覚を表現するならば、上等な別珍で(古)耳元を撫でるような何とも心地良いものです。
来年2月から08モデルの予約が開始されるそうですが、とりあえず予約だけは入れてしまおうと決心してしまった次第です。
終わってみれば、禁断の果実をかじってしまったような物欲の炎に油を注ぐ今回の出張となってしまいました。

Posted 11月 23rd, 2007.

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