会社の社用車に、新たにゼロクラウンが納車された。
トヨタのクルマには基本的に興味が湧かなかったけれど、こいつはなかなかいいクルマだ。
先代までは、いわゆる「ダンナ」のクルマって風情があって、乗りたい気持ちは湧いてこなかった。
でも「ゼロ」はスタイルがいい(今頃気付いた)。
正面から見ると、見事なまでのダンブルフォームで絞り込まれ、サイドは前後のガラスが思いっきり寝かされ、高めのショートデッキは控えめなダックテールで処理されている。
中を覗けば、前も後ろも結構彫りの深いバケット風シートになっており、特にリアシートの造形は4シーターを思わせるほどで大変よろしい。
個人的には、トヨタセダンの中で最も完成されたフォルムではないかと感じている。
いつかはクラウンではなく、一度はクラウンって気にさせてくれる。
でも、このクルマを買う金があったなら、「おもちゃ」として遊べるクルマがいくつも買える。
だから、一生買わないだろうな。
とりあえず、仕事で乗る機会あるし。
昨日は部下の結婚披露宴に招かれ、酒をたらふく飲ませてもらった。
新郎の紹介で、趣味は宴会と言うくらいだからその言葉に甘えて出てくる酒は和洋問わず飲みまくった。
最後に新婚旅行はパプア・ニューギニアかニューカレドニアだかに行くと言っていたけど、749S隠し持ってる事怖くて嫁さんに話していないらしい。
かわいそうに、「嫁さん乗れても、ドカには乗れず」だな。
そんな訳で休みの今日は昼近くまで布団の中で過ごすはめになった。
昼過ぎて、床屋の足に使ったのはTLR。ほぼ4ヶ月振りにエンジンに火が入った。
床屋の後は、同じ町内にある自転車プロショップタキサイクルを覗いてきた。
キャノンデールに関しては、販売台数国内トップクラスのこのお店、置いてあるロードやクロカンバイクはよだれが出そうなものばかり。
つい先日、「狼の皮を着た羊」に物欲を刺激されたばかりなのに、更にロードレーサー。
どうも最近は、精神衛生上よろしくない環境を自ら作り出してしまう。
調子に乗って飲めない?酒を飲んでしまった。
TLRはトライアルランド印旛がよく似合う。
RTL250、ルーツはTLRに辿り着く。
娘が成人してから忘れていたひな祭り、昨年生れた孫が女の子なので、久し振りに雛人形が我家に飾られることになった。
それにしても、この手の人形の高い事。(初孫なので買ってあげた)
自分の欲しい物意外に、価値観の見出せない「社会生活障害者」の私としては、この人形がポルのタイヤ代に匹敵すると思い出しただけで、「もったいない」気持ちになってしまう。
とは言え、孫が人形見つめて訳もなく笑ったりする姿を見ると、とても嬉しかったりもする。
ということは、「自己チュー」障害もまだ軽いということか。
本日、爺馬鹿でした。
クルマ雑誌を買わなくなってかなりの月日がたった。
いつもは本屋の立読みで気が済んでいたけど、昨日「衝動買い」したカーマガジンは危ないクルマ本だった。
912が欲しくなった。でも今日更にページをめくったら、S800が出てる。
私はSだったらS6クーペが欲しいんだけど、S8見てるとその情念がめらめらと燃え上がってきた。
物欲という果てしない欲望を刺激する「カーマガジン」買わなければよかった。
どうして1台のクルマで満足できないんだろうか。
本当にビョーキなのかもしれない。
今日は、休みで昼近くまで寝てしまった。
仕事の疲れではなく、翌日休みである事を理由に昨晩「日本酒」を飲んでしまったがため。
焼酎という安い酒に慣れた身体に、「高級」な日本酒で体調を崩してしまった。
雨が降る中、またしてもやる事が無い私は本屋に向かった。
今日は一日、雑誌の発売日。
山ほどあるクルマ、バイク雑誌の中で目にとまったのは、同じく「カー・マガジン」だった。
「200万円ではじめるポルシェ道楽」
今更ポルシェもないのだろうけど、黄色の968CSに目が行った。
今は無き、フロントエンジンポルシェ(カイエンは別物)の完成された姿にとても興味があったし、私の息子もこのCSに興味を持っていたので、けしかけてやろうと買って帰った。
しかーし、家に帰って見ていくうちにまた悪い病気が始まった。
「ポルシェ912」
格好いい、とっても格好いい。
OHV1600で4速ミッションが泣かせる。
パワーはいらない。軽自動車より早けりゃ充分。
飛ばしたい時は、RSに乗ればいい。
このナローなボディーを手に入れたい。
値段もこの時代の911に比べたら、信じられないくらい安い、新車の軽自動車並だ。
OHVだから、何かあってもBMを整備した時の知識で腰上位のOHはできそうだし。
こりゃまずい、本気で欲しくなってきた。

新幹線の先頭車両は、空気の壁を突き進んだり、後始末をしたりで空力を考える時はさぞや大変なんだろう。
最先端の風洞実験で得られた姿は、993の「おしり」だった?
かなり無理がある(笑)
海鮮丼1番、グランパパ。
つまり、ジジイは海鮮物が大好きということ(笑)。
朝から雨で、箱根行きは中止とした。こんな日に箱根に行ってもひとっつも面白くないのは何度か経験しているので、中止の決定は早かった。
とはいえ、どこかに行かなきゃもったいないので、南房総グルメツーリングに出掛けた。今日の相棒は勿論RS、ビートは幌を掛けて走ると鼓膜が破れるほどの爆音だし、バイクは雨中走行する元気など、とうの昔になくなってしまったから消去法で残ったのが「レイン・シュポルト」なんちゃって。
館山道から房総スカイライン、鴨川有料で1時間半ほど走って向かった先は、鴨川の太平洋に面した磯膳「よしえい」。
磯に打ち付ける波しぶきを見ながら食べた「海鮮丼」はお値段1400円とリーズナブルな割りにネタは新鮮で、とても美味しかった。おすすめです。
食後の一服を終えたら、来た道を走って帰路につく。このあたりは数え切れないくらい走ったので、昼飯を食うという目的を果たしたら後はお家へまっしぐら。
さて、今日はエンジンフードを畳んだまま走っていったところ、面白い事を発見した。
館山道を3千回転弱の速度を維持して走っていると、当然霧のような水しぶきを引っ張りつづける。
以前、鳥居にも似た羽根付きの時は、羽根の後ろへ巻き込むように水しぶきを上げていたのが、羽根を畳んでいることにより、リアバンパーまで気流は乱されること無く後方へ流れ、やはりタイヤの後ろでなだらかに絞り込まれるリアフェンダーの効果なのか、タイヤの跳ね上げたしぶきは一旦すぼまった後にロケットの噴煙のごとく吐き出されていた。
ダウンフォースを発生させる事が優れた空力である事は分かるけど、これこそがあのポルシェ博士の考えた空力なんだなっと、妙に感心してしまった。
家に帰り着き洗車をしたけれど、雨の中での洗車は汚れがさっと落ちてとっても楽。
おまけにめったに洗車などしないおかげで、ワックスもまだまだ効いている。あと半年はもつな。
周りのお客さんも、ほとんどたのんでいた「海鮮丼」1400円也
こんなロケーションで食べられる。
それにしても大きなおしり。
春はまだ来ない。どこか遠くへ走りたいと思っても、まだまだ肌寒くてなかなか決断がつかない。
今日は、先週途中でやめてしまったオイル交換を仕上げる事にした。
外した右側カウルをつければ作業は終了するところ、ついでだから左側カウルも外してみた。
左側にはバッテリーが付いているので、水平シリンダーを覗く事はできないのが残念。
外して何をするわけでもないけれど、しばらく眺め回して好奇心をかなり満足することができた。
また、ひとつ発見したことは、ラジエターのファンは左右に二つ付いていた事で、今まで右側しか付いていないと思っていたから得した気分?になった。
カウルを取り付けた後は、ほぼ半年ぶりにワックスがけをして、あらためてこの「赤いモトチクレッタ」に惚れ直したしだい。
近所を一回りしようと乗り出したら、気分がよくて30キロ程離れたライコランドまで行ってしまい、無駄に!タイヤセンター部をすり減らしてしまった。
あと少し我慢すれば箱根解禁だ、待ち遠しい。

貧乏暇無し、ネタも無し。
2週間位前までは、せっせと毎日更新していたのが自分でも信じられない位ネタが無い。
そもそも自分の持っているクルマやバイクに乗った気分をつらつら書いていただけだから、乗らなきゃネタが無いのは当たり前。
幸い外したドカのカウルが寝室にあるので、持ち上げたりひっくり返したりで、このマエストロ?が作った芸術品を撫で回すことができるけど、気持ちはやっぱり「乗りたい、跨りたい、飛ばしたい。」
はーやく来い来い「ウィークエンド」♪
「焼き」の入ったドライカーボンは本当に軽い。クゥオリティーの高さは「NR」と匹敵する?

カーボンの編目は、とっても綺麗。物欲を満たしてくれる。

昨日まで乗る気充分、起きたら寒くて乗る気がおきない。
せっかくの休みを何もしないでつぶすのはもったないので、映画を観ることにした。
何を観ようか悩んだ末に選んだのは、
「オリバー・ツイスト」
言ってみれば、アニーの男の子版?。
主役のオリバー役は、顔立ちが純真さに溢れ、ピッタリはまり役って感じで、とても好感がもてた。
笑いはないけど、さりとて暗い感じもなく、観終わって「いい映画」って素直に思えるものだった。
映画を観た後、晩飯までの時間を使って「赤いモトチクレッタ」のオイル交換をしてやることに。
交換を終え、外した右側カウルを取り付けようとした時、残念ながら日没サスペンデッド?。
慌てて付けると角を折ったりするから無理はしない。
高価なカウルを寝室にしまいこむ時、裏側にはこのカウルを製作した人らしいサインを発見。
イタリア語だから人の名前かどうかは分からないけど、カーボン地に白いマーキングのサインはスペシャルっぽくていい感じ。
04買っといて良かった。
次の休みでカウル付けて近所を走り回ってみるか。
カウルを外すとシングルのバイクかと思うほど「細い」。
クラッチが無ければ、エンジンが付いていないようだ。

何やらサインのような。

ロゴは、カーボン地のすかし文字で泣かせる。
