WSBの結果にさほど興味はなかった。
でも今日仕事を終えて缶チュウ飲みながらケーブルTVを回していたらイモラのレースをやっていた。
レース1でポールスタートのベイリスは、ポディウムこそのがしたもののシリーズチャンピオンをゲット。
続くレース2では余裕のポール・ツー・ウィン。
WSBはモトGPと並ぶオートバイレースのトップカテゴリー。
しかも、市販車ベースだから、より親近感がある。
クルマのトップカテゴリーレースは市販車とは全く別物だけど、オートバイは見た目ほとんど同じ。
オーリンズのサスやステダン、ラジアルマウントのブレンボ、マルケジーニのホイール、ドライカーボンのカウル、チタンのバルブやコンロッド、そしてスチールパイプのダイヤモンドフレーム。
グレードや排気量、材質の差はあれどWSBマシンと同じだ。
いいぞドカティー、オーナー冥利に尽きる。
04の749Rサイコー。
ということで、ただ今ドカポルの脳みそはドカ一色で真っ赤に染まっている。
ガレージからRSの姿が消えて半月、あのクルマは何処にいっちゃんたんでしょか。
Posted 10月 12th, 2006. 3 comments
何ヶ月ぶりだろうか、腰が痛くなるほどドカに乗ったのは。
昼過ぎに家を出て、鴨川近くの長狭のあたりまで往復して200キロ近く走った。
4・5千回転から軽やかに回りはじめ、回転の上昇とともに獰猛なパワーを炸裂させるテスタ・ストレッタは絶好調。
長いタンクのくせして思いっきりタイトなポジションも、ただ早く走るためだけの必然性から生まれた「仕事場」で、操縦する喜びを満喫させてくれる。
イタ公が作ったイタ車だから信頼性のかけらも感じられないけど、無条件に「面白い」。
日本人や頭の固いドイツ人じゃ絶対作れない。
仮に作れたとしても、商品にはしないだろうな。


雨降ってドカポル腐る。
仕事でもともと乗る機会がないけれど、こうも雨が続くと頭の中が腐りはじめてしまう。
ガレージの中にRSはおらず、ビートが鎮座して雨宿り中。
そこにあるべきものがないと、やはり寂しい。
とりあえずガレージを見回して目に留まったのがドカのオーリンズ。
スーポーツサスの代表みたいなものだけど、スタンダードセッティングの私のはふにゃふにゃに柔らかい。
ただそれだけ。
明日晴れるといいな。

湯河原で一泊し、今日は伊東の先までくだり伊豆スカ全線舐め回すはずだった。
ところが、朝から空はどんよりと曇り、宿を出る頃には雨が降り出してしまった。
濡れた路面と霞んだ視界の山道を走っても面白くないので、予定変更大観山、箱根経由で家路につくことにした。
こんな雨の中頂上パーキングには誰もいないだろうなと来てみたら、ナーント、ポルシェやフェラーリが十数台もいるではないか。
さりげなくポーラシルバーの993RS近くにクルマを停め、オーナーさんに声を掛けてみたら二度ビックリ。
なんとミクシーを通してブログに書き込みをいただいたことのある「バトラー」さんでした。
ネットの世界は広いようで意外と狭いんですねー。
私が大観山についた10時頃は大半の方が帰られた後だそうで、ついさっきまで何十台というポルシェやフェラーリをはじめとするスポーツカーで埋め尽くされていたそうです。
今度早起きして来てみなきゃ。
と、いうわけで二日間371キロのお久しぶりないつものツーリングは、23リッターのハイオクガスを燃やして、平均燃費16キロと軽自動車の経済性を体感できて満足。
「バトラー」さんのRSは、私のポンコツ一歩手前RSと違ってポーラシルバーが光っていた。
やっぱ、羽根は格好いいな。来年また復活させよう。

Posted 10月 1st, 2006. 3 comments
ドカポルの名前の由来について多くの方が誤解を持っているのではと疑問が湧いてきた。
そして自分自信が勘違いしていたことも気付いた。
つまり「どかぽる」という単語は、口語体「ら行五段活用」
どかぽらない
どかぽります
どかぽる
どかぽれば
どかぽろう(誘ってどうする)
の動詞になるわけで、それでは「どかぽ」という言葉になにか意味があるかというと・・・・・・・・「無い」。
では、「どか」を接頭語として考えると、
どか雪
どか貧
どか弁
どか儲け
など一時で並外れた様を表す。
つまり、それまで軽自動車に乗っていた男がポルシェなんて考えもしなかったクルマ、しかもRSを手に入れ乗りまくっている様、「どかポル」をいう(かなり無理があるけど)。
と、一人納得していたら何と広辞苑に載っている事を知った(第五版1902頁)。
広辞苑によると
「どかぽる」
給料の大半をクルマとバイクに注ぎ込み、残ったお金は缶チューハイで使い果たす馬鹿者。
あるいは煩悩に支配されたかわいそうな人。
とあった。
なるほど勉強になったぞ。
って、難しい事考えないで明日も元気に「どかぽろう」。
昨日は、陛下のお帰りを確認して、那須御用邸に隣接するラフォーレクラブで一発泊。
帰りは那須高原SAに特設されたETC上り専用入路を使って東北道入り、真面目に走った割にはあっという間に岩槻に着いてしまった。
高速代を節約するため国道を使って自宅へ向かったけど、ストレスを溜めただけで自宅の最寄インターまでふっ飛ばしていけば良かったと後悔。
6速で3千回転位が快適速度。但しバックミラーは頻繁に見ておかないと半端な速度だから、「喰われる」。
Posted 9月 17th, 2006. 4 comments
プロジットが取り扱うBBS・GTⅡはセンターディスクがマグ鍛造、リムはアルミの鍛造。
でも、たいして軽くない。
それでもRSRが履いているGTⅡ。
BBSジャパンで出しているオールマグ鍛はGTⅡより1本あたり2キロくらい軽いけど、デザインにレーシングヒストリーを感じさせないからいただけない。
性能は二の次、あくまで見た目の格好良さにこだわる。
ましてLMじゃ見た目は似ているけれどRSには役不足。
欲しい、超欲しい。
グランプリホワイトのボディーに金色に光るGTⅡ。
ステアリングはクラブスポーツ仕様。
これで私のカフェレーサーは完成する。
いつのことになるやら。
Posted 9月 11th, 2006. 4 comments
今日こそはドカでふっ飛ばし、無法の限りを尽くしてやろうと心に決めていた。
朝起きたら私の気持ちに応えるように、空は曇り空でクソ厚くない。
よし、洗濯くらいはしてから出かけるかと洗濯したら瞬く間に天気は回復し、ピーカンのカンカン照りになってしまった。
もうこうなると乗る気は失せてしまう。
暑いの嫌い、大嫌い。
さりとて家でうだうだするのも我慢がならず、RSであても無く走り出す。
湾岸を流して、とりあえず大黒へ。
昼過ぎだったせいか目ぼしいクルマもみあたらず、マックで昼食。
まっすぐ湾岸で帰る予定が、ETCだとアクアラインが比較的安いことを知り海底探検する事にした。
日曜日にしては空いている海底トンネルで、ほんの一瞬だけ300馬力を体感。
6速から5速にシフトダウンしてアクセルを床板に張り付かせてみた。
4千、4千5百、5千、そして5千4・5百でバリオラムが全開となり吸気音の高まりを感じながらリミットの7千へ。
この時新たな発見をした。
今までは吸気音の変化だけと思っていたものが、音の変化と共にターボが効いたかのように明らかに加速Gの高まりを感じとれた。
低いギアだとあっという間に吹け切りバリオラム効果は体感できないけれど、5速の高負荷がかかっている時は、鈍感な私でもよく判る。
NA300馬力は伊達じゃないな。
6速にシフトアップしてそのままアクセルペダルから足を離すと空気の壁が即座に法定速度に戻してくれる。
常に全開、「高回転低出力」のビートと正反対の世界を体感させてくれるRS。
地上は大人しく3千回転以下で流し、走行距離170キロの東京湾一周は、エアコン効かせて平均燃費8、5キロと比較的真面目?なベイサイド・クルージン。
さて、私のRSカフェレーサー計画は前後の羽根を取り外すという第一段階を完了した。
しかし、これで終わりではない。
レーシングポルシェの必須アイテムをつけなければ納得がいかない。
帰りの道すがら高速を降りてオートバックスに立ち寄り値段を聞いてぶっ飛んだ。
いくら何でも高すぎる。
でも妥協はしたくないから、いつかお金がたまったら交換しよう。
楽しみは、「少し先」にとっておいた方がいいかも。
トンネルを抜けると、そこは海だった。
海ホタルから眺める君津のコンビナートは海上に浮かぶ楼閣のようだ。
RSを2年に一度の検査に連れ出し、鑑札をいただくこととした。
2年前は千葉検査登録事務所で、今回は習志野検査登録事務所。
習志野は県内のいくつかある検査場で一番厳しいことで知られている。
にもかかわらずここを選んだのは、光軸検査で落とされたとき、すぐ近くに予備検査場があり対応しやすいから。
持って行ったものは、ハンコとボールペンに鉛筆。あとは法定費用を支払うための若干の金子(私にとっては大金)。
6月にディーラーで12ヶ月点検を済ましていたので、下周りの洗車すらしないで持ち込んだ。
継続検査に必要な3枚ほどの用紙に住所と名前その他を書き込み受付に提出。
せっかく持って行ったハンコも本人が受検するのであれば必要無しとのことで、鉛筆やボールペンも以前と違って備えられていたから用意する必要はなかった。
受付で書類の点検を受けたら
「24ヶ月整備点検簿はありませんか」と
「12ヶ月点検簿じゃだめなの?」
「6月は12ヶ月点検だから去年は24ヶ月点検してますよね」
「・・・・・・・・・」やってないから答えられない。
「じゃ、今日はとりあえず検査だけ受けておきましょうね」
といった具合で、今日は検査だけ受けて車検証は交付されないのかと思い、12ヶ月点検簿を24ヶ月点検簿に書き写してしまえばよかったと悔やんだ。
ラインに入る前、灯火関係の検査を終えたら検査官がしきりに下を覗き込みはじめた。
あまりの車高の低さに車体が摺るのではと心配しているようで、結局当初並んだラインの隣、特装車のラインで受けることに。
ブレーキOK、メーターOK、そして光軸。
予定通りwww左右共×。
ラインを出たら早速近くの予備検査場に向かって調整をとってもらった。
工場のおじさん曰く、左右共ちょっと低かったよと。
やはり、お尻に付いてた羽根を外して8キロ位軽くなっているから、その分ケツが上がってしまったんだろう。
再検査の結果は勿論OK。(その日の内なら何回でも検査を受けられる)
検査終了のハンコをもらい、再び受付に書類を提出すると、10秒もしないで新しい車検証が打ち出されてきた。
その車検証とステッカーくれるんだろうな。
12ヶ月だ24ヶ月だのグタグタ言われるのか。
内心ドキドキしながらと待っていると、あっさりと手渡され「ハイこれで終わりです」と言われた。
私は「しめた、このオネエサンさっき言ったこと忘れている」と思い受け取った車検証とステッカーを抱えて逃げるように車検場を後にした。
家に帰って子供に点検簿の話をしたら、
「バカだなとーちゃん、脅かされただけだよ。検査が通れば関係ないじゃん。そうでも言わないととーちゃんみたいないい加減なやつが後を絶たないからだよ。」
そりゃそうだ。
でも、今まで持ってきたポリシーは変えない。
つまり、壊れるまで直さない。壊れたら直す。
これでこの先2年間は日本の公道を大手を振るって走り回れるぞ。
本日の車検取得に要した費用一覧。
自動車損害賠償責任保険 30,680
重量税 37,800
預託証明書(リサイクル券) 13,840
検査登録印紙代 1,500
光軸調整 1,000
書類代 100?
合計 84,920 円也
Posted 9月 6th, 2006. 2 comments