どかぽる

自分大好き55歳

You are currently browsing the GSパリダカ category.

原因判明

R100GSオイル漏れの原因は過去の私の整備ミスと判明。
エアクリを外してボックス内部を確認したら、1本のボルトとワッシャーが転がり、ギアオイルがたっぷり溜まっていた。
このボルトはエアクリボックスをミッションケースに固定するもので、受けるネジ穴はミッションケースを貫通している。
つまり、ボルトが刺さっていないとケースにはポッカリ穴が開いた状態になり走行中かくはんされて飛沫となったギアオイルが溢れていたもの。
溢れたオイルはボックスとケースの隙間を通って流れ出ていたということ。
このボルトを外したのは1年半位前で、セルモーターの遊星ギアに給油する際に外し、組み付ける際に閉め忘れていたようだ。
自分のミスではあるけど、そもそもはしょっちゅうメンテしなければならないバレオ製のセルモーターに原因がある。
普通セルモーターなんてものは10万キロ位走らなきゃ壊れないものが、このスリーブレスR系エンジンから採用されたフランスのバレオ社製セルは、ほんの数万キロあるいは数年でぶっ壊れる。(これを嫌ってボッシュ製に換える例が多い)
先代GSもマグネットが脱落してリビルト品と交換した事があった。
この故障の原因は、私が考えるにモーターの回転を減速する遊星ギアにある。
このギアはすぐに油切れを起こして高周波振動を起こす。そして振動によってモーター本体のマグネットを剥がし終了する。
今も前回の給油から1年半程経過してその日最初の始動はギャーギャーと凄まじい音をたてている。
今回はせっかくタンクを外したので、セルを外して給油までしたかったが残念ながら日没サスペンデット。
次のツーリングが迫っているので、もう暫くしてから給油作業を行うことにした。(寒いしww)
日光名物ボルトのギアオイルたまり漬けクランクケース上部の黒いフタを開けると悪名高きバレオのセルモーターが姿を現す。(悪いやつは隠れてる)エアのダクトホースは片一方が細い。スリーブ時代は両方太くて馬力も高かった。

Posted 3月 18th, 2007.

Add a comment

一日一手間、ネジ10本

100GSのオイル漏れを修理するにあたって、一気にやると途中で面倒になりやる気が失せるので、時間がある時に少しづつ手を加えていくことにした。
まず手始めはマフラーの取り外しで、パニアケースのステーが邪魔して容易にはいかなかった。チャンバーは後ろにずらせば取れたので、心配したエキゾーストパイプのフランジナットはそのままでOK、但し後輪は外さなくてはならなかった。
さて、エンジン後方や下から覗き込んだところ、どうもニュートラルスイッチ付近は滲む程度で漏れてるというほどのレベルではない。むしろミッションの上方エアクリケース付近からテカテカと光っている。
これは、エアクリボックスを外して点検し、問題がそこであるならばニュートラルスイッチ交換はしないことにした。(面倒くさい事はできるだけ避け、見なかったことにする)
と、ここまででネジ10本位外したので本日の作業は終わり。
続きの点検作業は暇つぶしにとっておく。
エキゾーストチャンバー下部はオイルが焼けてカーボンが堆積。燃えなくてよかった。
エアクリボックスとミッションケースの合わせ目から滴り落ちている。考えられるのは、先日の高速道路フラットアウトでブローしたオイルが噴出したことかも。開けてみなけりゃ分からない。
整備性はいいような、悪いような。救われるのは隙間がいっぱいあって手が入ることだけ。

Posted 3月 14th, 2007.

Add a comment

スクランブル発進

天気晴朗されど暇。
バイクにでも乗ってみるかとBM乗りの同僚に電話したら用事があって今日は走れないとの事。
しかし、彼から貴重な情報を入手。
「例のグループが北茨城あたりをツーリングしてるらしいよ」、と。
時計は10時を回っているから追いつくはずはないと思いながらも準備を開始、追撃体制をとった。
今日の足はBMW100GS。
ノロマだけど35リッターのタンクを満タンにすれば無給油で500キロは走れる長距離戦闘機だ。
GASスタンドを11時に出発し、下道飛ばして常磐道へ。
途中PAでタバコ一服つけ、あとはOHVフラットツインに鞭を入れフラットアウトを決め込む。
高萩からは花貫街道を遊びながら昼食中の一行に合流することができた。
袋田・大子あたりを遊んで、帰り道は定番コースの「ビーフライン」を吹っ飛ばす。
ちょっと寒かったけどバイクシーズン到来。
本日の最速マシン。車体本体以上にお金を掛けてる。
最高速度はマッハ0,3弱で、すごいの一言。

Posted 3月 10th, 2007.

Add a comment

鴨が葱背負って鍋に浸かってきたら

先週立ち寄ったBMWディーラーに置いてあったR1200Sをじっくり観察するため又してもモトラッドに足をはこんだ。GSで乗り付けてやるつもりが小雪がちらつきはじめたのでビートをオープンにして向かう。
ヒーター全開のエスキモースタイルを決めたおかげで寒さを感じないけど、このクソ寒さの中でオープンで高速走ると、いささかこっ恥ずかしい感じがしたのも事実。
モトラッドに到着するといつものマネージャーさんが飛んで出迎えてくれた。
このマネージャーさんは以前ドカティーを担当しており749Rを買ったのもこの人からで、私が衝動買いに走る性格を知っているもんだから舌が乾くんじゃないかというほど説明をしてくれた。ひやかすだけで帰るつもりがあまりの熱心さに負けとりあえず試乗くらいはしてあげることにした。
このお店、県内のBMW販売権を独占しているだけあって試乗車はほぼ全機種揃っている。その中で、今回はR1200RとK1200Sを試乗してみることにした。
まずはR1200Rからで、だいぶ以前にR1100RSを試乗した時の印象があったのでフラットトルクのそれほど面白くないエンジンだろうと予想していた。
街中を抜け湾岸沿いの国道に到着。試乗車をいいことに右手をワイドオープンしてみたら、おおっ早いじゃん。しかも4千回転あたりからはブースターが効いたようにトルクが立ち上がっていく。レブリミットの8千回転まで明らかにトルクを増しながら加速していくフィーリングは単室容積600ccもある空冷フラットツインと思えない吹け上がりだ。シフトアップして高いギアでも強力な加速力は衰えをみせないからカタログデータの109馬力に偽りはなさそうだ。749Rのピークパワーが全域で出ている感じがするし、とても軽やかな回り方をするエンジンだ。
続いてK1200S。水冷4気筒で167馬力もあるからじゃじゃ馬を予想していた。
交差点を曲がり、おそるおそる右手をひねりそのまま全開に、これまた早い。シフトアップしても加速力は変わらず更に高速域でもディオレバー名づけられたフロントマルチリンクサスは素晴らしい接地感で安心感をもたらしてくれる。
しかし、何か変だぞ。ついさっき乗ったRは109頭の馬で、こいつは167頭の馬で走っているんじゃないか?針は尋常でない所に回っているのになぜだか速さを感じられない。ツインとマルチの特性の違い、アップライトとクラウチングのライディングフォームの違いなのか身体に伝わるダイレクトな速さを感じられない。
試乗を終えて分かったことは、BMWはバイクの使用目的によって明確な色分けを行っているということ。
Rはバイク本来の加速感とスピード感を強調し、Kは遠くの目的地までいかに疲れずかつ速く到着できるかを極めた結果なんだと。
そして自分の脳ミソが何を考えているかも分かった。
最新のBMWを欲しがっている。フラットでもパラレルでもこの際何でもいいから欲しい、めちゃめちゃ欲しい。
お店を後にする時、彼は含みを持った笑みで送ってくれたけど腹の中は分かっている。
「今度来るときはハンコ持っていらっしゃい」と。
危ない、危うく料理されるところだった。
R1200R

K1200S

Posted 1月 20th, 2007.

Add a comment

S見たら、GS乗らずにゃいられない

昨日「彼の1100S」を見てからはバイクに乗らずにいられなくなりGSを引っ張り出してショートツーリングをしてきた。
できるだけ近くできれいな海の見える所で選んだ場所は、富津岬。
東京湾の浦賀水道を望むこの場所は、館山道木更津南インターから10キロ程で自宅から1時間半もあれば着く。
高速道路のGSは、旧ボクサーエンジンの例にもれず呆れるほど遅い。
そりゃそうだ、考えられる限りのローテクエンジンでコンプレッションなんか8.5くらいしかない。へたをするとターボエンジンより低いんじゃないかな。
でも、このローテク・ローパワーのエンジンは、ゆるゆるとつかみ所のない回り方ながら安らぎを覚える不思議なエンジンだ。
帰り道ではどこかのBMWモトラッドがツーリングしているのだろう最新の1150や1200にあっさりと抜かれていったけど、ついていこうという気が起きないのもいい。
さてと、3日後に大事な試験があるのに今日も遊んでしまった。まっ、いいか。本日見かけた格好いい大賞は、「ビモータdb2」に決定。
クロモリのフレームワークは芸術品。

Posted 1月 14th, 2007.

Add a comment

Sはいい

千葉のお隣茨城県に住む同僚が我家を表敬訪問してくれた。
彼の「足」は、BMW R1100S。
現行1200Sの前モデルで、淡いシルバーとホワイトのシックなツートンカラーだ。
バイク談義を重ねている内にディーラー行って最新モデルの見学会をしようということになり、向かった先は市川にあるグッドウッド二輪商会「モトラッド京葉」までポルシェを飛ばした。
ここで見た最新のBMWバイクの数々はちょとがっかりだった。最新の技術とスタイルそしてパワーは一世代前とは明らかに違うものを感じとれた。
けれどそれまでBMWが持っていたクオりティーが感じられない。
と、冷やかし半分で同僚と批評していたらマネージャーが切り出した。「ドカポルさんの04Rはカーボンカウル付いてるから下取り高く付けてこの1200Sを特別価格で提供できますが」。
ここで私の物欲が少しそそられてしまいカタログ貰って家に帰った。
でもしかし、同僚の1100Sを見ていたらやっぱりこっちの方がいい。重量感が適度にあってBMWバイクらしいクオリティーを感じる。
同僚よ、お願いだから前後オーリンズ付けた頃飽きてくれ、そしたら私が高値で買ってあげるから。
人の物を欲しがる悪い癖、ドカポル。

Posted 1月 13th, 2007.

Add a comment

アイアンホースバック de ランチ

最高のバイク日和の今日、いつもの海鮮食堂にいつもの海鮮丼を食べに行った。
タンデムシートにはいつもの「荷物」を乗っけていったから交差点での足つき性は大変よろしい。
その日の気温で調子を変えるOHVフラットツインも、今日位の気温がちょうどいいらしく絶好調だ。
帰り道は、大好きな県道89号線を飛ばして、少しばかりワインディングでスリルを楽しむ。
館山道市原PAでは、2台の100GSパリダカに遭遇し妙に嬉しくなってしまった。

高速道路じゃ話しにならないくらい「亀さん」のGSだけど、この国の法定速度で楽しめる数少ない大型二輪だ。
それに、最新のGSに遭遇すると羨望の眼差しを感じるのもたまらない(勝手な思い込みwww)。
いつもの鴨川、いつもの海鮮食堂
太平洋の荒々しい波しぶきもいいけど、内房の景色の方が飽きない。
鋸山の山肌もくっきり。

Posted 9月 24th, 2006.

Add a comment

広くなったガレージ

RSを修理に出して10日が過ぎ、その間ビートが留守を守ることになった。
雨に濡れる心配はないからいつでもオープンで飛び出せるようにしてある。
イタリアのカロッツェリアがデザインしたらしいそのスタイルは、バルケッタという言葉がぴったりで、やはりオープンにした時が一番いい。
我が家のガレージも一応フルサイズのクルマが入るように作ってはあるけれど、小さいクルマは余裕ができてなかなかよろしい。
でも、そろそろRSが恋しくなってきたな。
あのソリッドな乗り味に飢えてきた。
禁断症状を抑えられない。
バリオラム全開、ライオンの雄叫びを早く聞きたい。
しばらくの間コメントはご遠慮させていただいております。

Posted 8月 23rd, 2006.

Add a comment

無事帰還

往復550キロのキャンプツーリングは無事終了。
帰り道が決まらずどうするか考えていたら「軽井沢婦人?」のお店が近いことを思い出した。
場所が分からなかったけど、タンデムシートの相棒が器用に携帯で調べ中軽井沢駅前のお店に無事到着。
ちょっと不安があったので中を覗くと、んっ間違いなし。
石野真子にクリソツと噂される当の御本人を発見。
ヒストリックカーイベントを主催されてるだけあってお店の中はマニアックな小物がいっぱい。
アイスコーヒーで喉を潤し、少しばかりクルマの話をしてお店をあとにして帰り道についた。
帰りのルートはアドバイスを受けて北軽経由の県道54号線二度上峠越えで榛名山のふもとを通過高崎インターへ。
この道は10年近く前に逆ルートで通ったことがあったけど、すっかり忘れていた。
道幅も広く中速コーナーが続くワインディングは、交通量も少なく今回のツーリングのハイライトとなった。(ありがとうございました)
峠で1200GSさんとツーショット。
榛名の下りで砂利に乗って転倒してしまったそうで、しょげていた。
でもGSの転倒傷は勲章みたいなもんだから、気にしない気にしない。

さて、梅雨も明けてツーリングのシーズンイン。
行き帰りの高速PAや国道筋ではツーリングのバイクを多く見かけた。
驚くことにメーカー別で最も多く見かけたのがハーレーで、続いて国産各メーカー。
ハーレーは200万を軽く超えるお値段。なのに飛ぶように売れているというのは、どうやら本当のようだった。
今回出会ったクルマ・バイクで一番格好よかったのはこれ。
クラウザーのサイドカー。

Posted 7月 30th, 2006.

2 comments

嬉し泣き

昨日、GSで仕事に行った。
現場直行をいいことに朝の渋滞時間を避けて高速を思いっきりふっ飛ばして行った。
ただしGSでふっ飛ばすというのはたいしたスピードは出ておらず、「そこまで出すと捕まっちゃうよ」というレベルだからたいした事はない。
空いた東関道を5・6千回転をキープ、あえて背筋を伸ばした殿様乗りを決め風圧に耐えながら右手を絞り続けた。
OHVボクサーツインは決して高回転エンジンではないけれど、それどもアウトバーンで鍛えられたこいつは根を上げることはない。
季節の変わり目ごとに調子を変えるビングのキャブも全開走行後はすこぶる調子が良く、ルルルルルと「夜明けのスキャット」みたいにアイドリングから7千のリミットまで完璧な同調を感じさせてくれる。
ルーツを辿ればロンメル将軍までさかのぼるOHV2バルブ、回せば回すほど嬉し泣きする変ったやつだ。
ボクサーエンジン積んだ乗り物は、タイヤの数に関係なく面白い。
昔の画像で出ています(面白くて写真撮るのも忘れてた)

Posted 6月 9th, 2006.

Add a comment