WSBの結果にさほど興味はなかった。
でも今日仕事を終えて缶チュウ飲みながらケーブルTVを回していたらイモラのレースをやっていた。
レース1でポールスタートのベイリスは、ポディウムこそのがしたもののシリーズチャンピオンをゲット。
続くレース2では余裕のポール・ツー・ウィン。
WSBはモトGPと並ぶオートバイレースのトップカテゴリー。
しかも、市販車ベースだから、より親近感がある。
クルマのトップカテゴリーレースは市販車とは全く別物だけど、オートバイは見た目ほとんど同じ。
オーリンズのサスやステダン、ラジアルマウントのブレンボ、マルケジーニのホイール、ドライカーボンのカウル、チタンのバルブやコンロッド、そしてスチールパイプのダイヤモンドフレーム。
グレードや排気量、材質の差はあれどWSBマシンと同じだ。
いいぞドカティー、オーナー冥利に尽きる。
04の749Rサイコー。
ということで、ただ今ドカポルの脳みそはドカ一色で真っ赤に染まっている。
ガレージからRSの姿が消えて半月、あのクルマは何処にいっちゃんたんでしょか。
何ヶ月ぶりだろうか、腰が痛くなるほどドカに乗ったのは。
昼過ぎに家を出て、鴨川近くの長狭のあたりまで往復して200キロ近く走った。
4・5千回転から軽やかに回りはじめ、回転の上昇とともに獰猛なパワーを炸裂させるテスタ・ストレッタは絶好調。
長いタンクのくせして思いっきりタイトなポジションも、ただ早く走るためだけの必然性から生まれた「仕事場」で、操縦する喜びを満喫させてくれる。
イタ公が作ったイタ車だから信頼性のかけらも感じられないけど、無条件に「面白い」。
日本人や頭の固いドイツ人じゃ絶対作れない。
仮に作れたとしても、商品にはしないだろうな。


雨降ってドカポル腐る。
仕事でもともと乗る機会がないけれど、こうも雨が続くと頭の中が腐りはじめてしまう。
ガレージの中にRSはおらず、ビートが鎮座して雨宿り中。
そこにあるべきものがないと、やはり寂しい。
とりあえずガレージを見回して目に留まったのがドカのオーリンズ。
スーポーツサスの代表みたいなものだけど、スタンダードセッティングの私のはふにゃふにゃに柔らかい。
ただそれだけ。
明日晴れるといいな。

湯河原で一泊し、今日は伊東の先までくだり伊豆スカ全線舐め回すはずだった。
ところが、朝から空はどんよりと曇り、宿を出る頃には雨が降り出してしまった。
濡れた路面と霞んだ視界の山道を走っても面白くないので、予定変更大観山、箱根経由で家路につくことにした。
こんな雨の中頂上パーキングには誰もいないだろうなと来てみたら、ナーント、ポルシェやフェラーリが十数台もいるではないか。
さりげなくポーラシルバーの993RS近くにクルマを停め、オーナーさんに声を掛けてみたら二度ビックリ。
なんとミクシーを通してブログに書き込みをいただいたことのある「バトラー」さんでした。
ネットの世界は広いようで意外と狭いんですねー。
私が大観山についた10時頃は大半の方が帰られた後だそうで、ついさっきまで何十台というポルシェやフェラーリをはじめとするスポーツカーで埋め尽くされていたそうです。
今度早起きして来てみなきゃ。
と、いうわけで二日間371キロのお久しぶりないつものツーリングは、23リッターのハイオクガスを燃やして、平均燃費16キロと軽自動車の経済性を体感できて満足。
「バトラー」さんのRSは、私のポンコツ一歩手前RSと違ってポーラシルバーが光っていた。
やっぱ、羽根は格好いいな。来年また復活させよう。

首都高速湾岸線東扇島からベイブリッジの間は、延々10キロも続く直線。
ポルシェで通るとあっという間の直線もビートで順法走行すると日が暮れるのではというほど長い。間違っても追越車線は走れない道路。
大観山はライダーズパークになったけど、お子様ばかりであまり面白くなかった。
ターンパイクの入口休憩所も若者風になって昔の売店風情は無くなってしまい何となく落ち着かない。
箱根が面白くなくなったのか、脳みそが歳とったのか。
明日は伊豆高原から伊豆スカ全部舐め回してみよう。
上りのターンパイクは3速が限界で、4速入れるとべた踏みでも自然に速度が落ちてくる。
但し、下りだったらポルシェと勝負できる???

椿ラインの途中にある見晴らし台。何十年と通っていたのに初めて乗り入れてみたらトンネルがあった。
ジャック・スパローはどうなっちゃうんだ。
来年公開予定のパイレーツⅢが待ち遠しい。
雨の日は映画に限る。
公開から2ヶ月、客席ガラガラでわざわざ予約チケット買う必要なかった。
バケツのようなポップコーンでお腹いっぱいになっちゃたし、やること無いからあとはお昼寝。
おやすみなさい。