モトGP開幕戦「カタールGP」はストーナーの駆るドカティーが優勝。
直線番長のドカは圧倒的なパワーを見せ付けてくれた、いいぞ。
ビデオを見て749Rのバルカン砲を撃ちまくり祝砲を上げようとその気になったら外は雨、眺めて終わり。
そこで今日は、昨日のツーリングで発見した100GSのオイル漏れ修理を行うためディーラーへ部品調達に出掛けた。
私のGS以前からミッションオイルが少量漏れており、昨日のツーリング中ずっとオイルがこげる匂いがしていた。それでも滴り落ちたオイルはエキゾーストチャンバーで焼かれてタイヤに掛かる事はないだろうと高をくくっていた。(燃えたらなんてこと考えていなかった)
ところが、ツーリングの帰り道コンビニで一服つけながらバイクを見ていたらメインスタンドが妙にテカッており、それがミッションオイルであった訳。
詳しく観察していないが、それがニュートラルスイッチであることはまず間違いなく、先代GSでも1回交換したことがある。
製造から15年以上たった物なので、良くぞ今日まで持ち堪えたと思っているが、この小さなスイッチ交換がかなり面倒くさい。下から覗き込めば手が入りそうで入らないからなおのこと腹がたってくる。
ミッションケース下側に付くスイッチ交換手順は次のとおり。
アンダーガードを外す。
エキゾーストパイプを外す。(フランジナットがシリンダーヘッドと固着して、かじる可能性大)>先代GSは見事にかじって、ダイスで補修。
チャンバーをずらして外す。
フレームのカラーを外す。(外すのは簡単)
スパナでスイッチ交換。
フレームのカラーを付けるときはエンジンマウントボルトも緩めてフレームを気持ち広げないと入らない。(超面倒くさい)>おそらくこの時ピークに達して工具を投げる。
その他の工程は逆の手順で比較的簡単。
そんなに面倒ならお店に出そうかと考えるも、ドレンボルトの交換するようなものに工賃払うのも悔しいから自分でやる。
自分のバイクは自分で直す。
壊した時も自己責任で諦める。
さて、スイッチを買ってきたもののこの面倒くささが脳裏をよぎって今日は作業を実施せず。
作業着手までは数日掛けて「面倒くさい」に打ち勝つ心の準備が必要。
パーツ代はガスケット込みで2961円とそれほど高くない。

ポルシェに半月くらい乗っていない。
決して飽きてしまった訳ではないけれど、ビートに乗るのが忙しくて暇が無い。
お休みを頂いた今日は、お久しぶりにポルシェのエンジンをかけて高速二つ先のインターまで往復し、バッテリー充電をしてあげた。
目的も無く(充電したかった)ただ乗っただけなのか、久しぶりに豪快な加速を味わえたのに、「面白くない」。
どうやら私の脳ミソは完全にビートによって支配されてしまった感じがする。
充電走行を終えたポルシェをガレージにしまい込み、玄関を上がることなくビートで買い物に出かける。
わずか1キロ先のスーパー行くにも、10キロ以上も遠回りして向かいガソリンを無駄に捨ててくる。
前のクルマにくっついて走っているだけなのに、ビートは「面白い」。
捨てたハイオクGAS1リットル分は、スーパーで特売品を探し出し帳尻を合わせる。
本日ネスカフェ・ゴールドブレンド大安売り。
遊んだ分は取り返した。ラッキー!!
小市民ドカポル
Posted 3月 5th, 2007. 4 comments
993RSのシガーライターが購入時より調子が悪く(6年も前から)原因を探ろうとシガーソケットにドライバーを突っ込んでみたら、見事にショートして終わった。
よく考えればプラスとマイナスが来ているのだからドライバー突っ込みゃショートするに決まっている。
幸いヒューズが飛んだだけで済み、トランクを開けてその交換作業をしてみたら、ボックスの中はやたらとアウディーマークのリレーが並んでいる。
ドイツのクルマはBM、ベンツ、アウディー、ポルシェ等いくつかあるけど皆どこかで繋がっているようだ。
いいようで、悪いような。
ちなみに、シガーライターひとつとってもドイツクルマの電装は「サイテー」・・・・に近い。(イタ公よりはましだろうけど)

Posted 2月 26th, 2007. 2 comments
ある晴れた 昼さがり
いちばへ 続く道
軽トラが ゴトゴト
ニンジャを 乗せてゆく
かわいいニンジャ 売られて行くよ
悲しそうなライトで 見ているよ
ドナ ドナ ドナ ドナ
ニンジャを 乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ
軽トラが ゆれる
青い空 そよぐ風
すずめが 飛びかう
軽トラが いちばへ
ニンジャを 乗せて行く
もしも車検が あったならば
楽しい道路を 走れるものを
ドナ ドナ ドナ ドナ
ニンジャを 乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ
軽トラが ゆれる
息子と連れ立って幾度となくツーリングした「GPZ900R」
箱根でコーナーを曲がりきれず吹っ飛び、ぐしゃぐしゃになったカウルをガムテで縛ってターンパイクを往復したり、こいつの前をGSで調子こいて飛ばしていたら、こっちが転んでみたりと思い出がいっぱい詰まった「ニンジャ」・・・ドナ ドナ ドナ。

キロ200円で引き取ってもらい、ちょっとした小遣いができた。しめしめ、解体されるなよ。
ここ数日ホイール交換で頭がいっぱいだったところ、熱くなった脳ミソも冷めはじめ冷静な判断ができるようになってきた。
よくよく考えれば1本25万円位!するスピードラインに代わるホイールなんて考えれば考えるほどないのではないかと思え始めた。
たとえばBBSのGTⅡは重たいけどいい。けれど調べてみたら本当のレーシングモデルはセンターロックと5穴併用で一般的に市販されているモデルとは形も違うようだし、オールアルミモデルも今一インパクトに欠ける。
レイズTE37はスタンダード1本分で4本揃い、しかも軽くて抜群のコストパフォーマンスを感じさせてくれた。
でもしかし、ホイール換える前にやる事がいっぱいある。
走る機能を維持するための整備をまずはやらなきゃならない。
等速ジョイントのグリスアップ、ハブベアリングの交換、タイヤだって交換時期はとっくにきている。
格好も大事だけれど、まずは機能維持が先決だ。
というわけでホイール交換は当分お預けで自分へのプレゼントもなし。
無駄な散在をしなかったことは良かったけれど、今ひとつモヤモヤ感が残っていたところ軽い身障である母親のリクエストを受けRSに母を乗っけてホームセンターに向うことになった。
今日は先日取り替えたシートが活躍し、シートバックを倒して手押し車をリアシートスペースに放り込むことができたので大変便利、交換したかいがあった。
さて今日向ったホームセンターは日本一の店舗面積を謳い文句にする「ジョイフル本田印西店」。1階は普通のホームセンターながら2階は全フロアがクラフトなどの趣味・手芸コーナーとなっている。
暇なおばちゃん、おばあちゃん、おじいちゃんで溢れる店内を見て回りポスターコーナーで足が止まった。
ポスター1枚千円で額を付けても4千円、これなら安いかも。
で、衝動買いしたのがこれ。

戦闘機のプラモは子供の頃に結構作ったから当時を思い出して衝動買い。
真横からのイラストはなかなかに精密で持ち帰った自宅でしばらく見とれてしまった。
空冷なら、ゼロ戦、P47サンダーボルト、ヘルキャット、ユンカース・スツーカあたりがいい。
液冷なら、メッサーシュミットBF109、飛燕、アエルマッキMC202が格好いいな。
では、空冷と液冷を比べてみると、やっぱり空冷が格好いい。
あの星形エンジンのカバーが「ポコチン」の先っぽにも似て力強さを感じる。
ポルシェのエンジンフードを開けてまず目に飛び込むファンとシェラウドは正に空冷戦闘機のプロペラとエンジンフードだ。
ポルシェは戦闘機・・・・・
ポルシェ製993型RS式陸上攻撃機
私の名はドカポル・フォン・リヒトホーフェン ←自己陶酔中(バカ)
RSのタイヤは終わっている。
残り溝は整備不良レベルにまだ達していないが、やたらとワダチでチョロチョロ落ち着きが無い。
フロントタイヤは5年と3万キロ、リアタイヤは4年と2万キロちょい。
そろそろ換えても惜しくはない。
ついでにドカポル生誕50周年を記念してホイールを奢ってあげることにした。
やはりポルシェのホイールだからBBSを付けてあげたい。中でもGTⅡはレーシングポルシェに欠かせないアイテムだから当然第一候補に上げた。
ところが、この「GTⅡホイール」設計が古いためかセンターディスクがマグ鍛の割りにクソ重たい。しかも、お値段べらぼうに高いし。
そこでBBSジャパンやプロジットのサイトからホイール単体重量を調べてみた。
その結果は次のとおり。
サイズは全てフロント8.5-18、リア10.0-18で共通。(単位はキロ)
F R
LM 10.1 10.6 オールアルミ鍛造2ピース
RS-GT 9.5 10.0 〃
RE 9.2 9.9 〃 1ピース
GTⅡ 9.4 9.7 マグセンターにアルミリム
REマグ 7.0 7.5 マグ鍛ワンピース
という結果が分かった。
LM,RS-GT、REとGTⅡ、REマグとはお値段倍近い差がある。
REマグは、その圧倒的な軽さからべらぼうな値段も納得できるがGTⅡに関してはコストパフォーマンスが悪すぎる。
この重量差は外観上確認でき、GTⅡとLMが10本のY字スポークなのに対してRS-GTとREは8本スポーク。
適合サイズがないので調べていないけど最新のLM-Rは7本スポークで更に軽くなっているらしい。
カップカーのホイールを見ても996までは10本スポークで997から7本スポークにして軽量化されている。
見た目と993だからのこだわりでいけばGT-Ⅱなんだろうけれど、アルミと変わらぬ重量に高いお金を出すほど余裕もないのでGT-Ⅱはボツ。
REマグも値段と10本スポークが気に入らず、これまたボツ。
LM.RS-GT.REの中から選ぶとすればお値段変わらず一番重いLMも見た目も重くて選外。
残る2種類のBBSから選ぼうかと決めかかったところで伏兵出現。
レイズのTE37だ。
アルミ鍛造ワンピースで、確認してないけど一番軽いかもしれない。
しかもお値段はBBSの3分の2程。
物の価値判断は常に高いか安いかで決める私としては今回だけは決めかねる。
見栄を張るか、実をとるか。
一番いいのは考えている内に熱が冷めて今のスピードラインでいいやと落ち着くことなんだろうけど、このホイールは「秋田県」。
さて、どうするか。
ところで、ドイツ本国のBBSは今月倒産の憂き目になっているようです。
BBSジャパンの広報によればBBSブランドの鍛造ホイールは全て日本のワシマイヤーが作っているので(勿論F1用も)物が無くなることはないそうです。
スピードラインも会社再建中のようでRSホイールのパーツばら売りしなくなったし(アウターリムだけ欲しかった)、老舗の生き残りは大変なんですね。
Posted 2月 13th, 2007. 4 comments
50歳を迎えた先月の誕生日にフェラーリを貰った。www
でも惜しい、これが328GTBだったら本物買わずに満足してたかもしれない。
本物はあと5年後か10年後か、唾を付けてある知人しだいで分からない。
今はRSで十分満足。
ところで自分大好きなこの私が自分自身に50歳のバースデープレゼントをあげていない。
半世紀を生きてきたんだから今できる精一杯のプレゼントをあげなきゃ自分に申し訳ないことになる。
すっかり忘れていた(このまま忘れていれば良かったのに)
何をあげるか、考えだすとあれもこれもプレゼントしたい物が浮かんでくる。
・ モトグッチのル・マン850(市場に出回らなくなった)
・ カワサキW1スペシャル(近所でW3が売りに出されているらしいけど定かではない)
・ マイクヘイルウッド・レプリカ(知人が毛布に包んで持ってるけど骨壷に入れるらしい)
・ 328GTB(とりあえず5年後の60歳で手放すか考えるそうだから今は無理)
・ ビートの幌を新調(ボディーカバーで十分だ)
・ タグ・ホイヤーのカレラ(ちと地味)
・ ロレックスのデイトナ(知らずに1万円で買った今のパクリ物で十分)
うーん、考えてもなかなか浮かばない。
いや待てよ、自分にあげようと考えるから浮かばないんだな。
カフェレーサー作るって、むしりとった羽根やらシートやらパーツのかずかず、993RS君はさぞや寂しがっていることだろう。
ここはひとつ、「自分」はやめて「彼ら」の喜ぶものをプレゼントしてやろう。
でも何が喜ぶか、そうだRSつまりレーン・シュポルトにふさわしい物をあげよう。
この世に生を受けて12年、イタリアの靴も飽きたことだろうから母国の靴を履いてみたいだろう。

シートのフィッティングがイマイチなので左右のシート交換に挑戦した。
取り外しはネジを外すだけだから実に簡単に済んだけどスライドレールも左右交換しなければならないので意外と手間の掛かる作業になってしまった。
ベースフレームはベルトのキャッチがあるので車体に付けたままでOKだが、スライドレールは車体内側の不要な高さ調節部分を切り落とす加工を施したため運転席側と助手席側で専用レールになってしまったので付け替えた。
このレール取付けは3段階で高さ調節ができるはずが車体の構造上内側後方取り付け部分のみそれができない。
最初に付けてもらったとき3段階の一番高い位置に付けシートを載せたところ、まるでトラックに乗っているかのような高さで、おまけに膝がハンドルに当たってしまうありさまだった。
そんなわけで邪魔な部分をカットして最も低い位置に取付けたわけである。
さて交換作業をして分かったことだけど、レカロの純正フレームだからさぞかししっかりとできているかと思いきや、はっきり言ってテキトウな造りにがっかりした。
何がテキトウかと言うとベルトのキャッチはシート側フレームに付きスライドに合わせて動くのが普通。外した純正バケットもそうなっている。
ところが、ポルシェ用ベースフレームであるのにキャッチの取り付けは車体側フレームと一体化されている。また許せないのはキャッチの固定は純正ボルトを使用となっているがナットとの噛合長が短くなり取り付け強度に不安が残る。
以上、あくまでも純正との比較なのでやむを得ない部分もあるが所詮は汎用品だなというものだったし、取り付けを行ったお店がシートだけを本業にしているお店ではないので取り付けノウハウもないのだろう。いずれにしてもベルトのキャッチだけは不安が残るので対策を考えねば。
交換後の座り心地に関してはハンドルとのオフセットを内側に詰めたおかげでノーマルと同じに戻って違和感がなくなり、リクライニングダイヤルも手が入って回せるようになったので大変気に入っている。
昼過ぎに作業を終え、天気が良いのでドカのバッテリーチャージを兼ねて30キロ程離れたドカティー松戸へ向った。
お目当ては、勿論スーパーバイク1098を見るためでトリコロールカラーのSがあれば尚のこと結構と考えていた。
しかし、残念なことにまだ日本へは入ってないらしく現物を拝むことはできずに僅30キロ程で痛み出した肩と背筋を労わりながら右手を捻るだけ捻って高速飛ばして家路についた。
お目当ての1098は見られなかったけど、久しぶりに聞いた749Rの超ショートストロークLツインサウンドと高回転パルスには痺れた。
少し前に試乗したBMW1200Rのようなトルク感は無いけれど、猛烈な回転馬力を感じさせてくれる小排気量!マシンも面白い。
これでもう少し楽なポジションだったら言うこと無しなんだけど。
スポーツシートなので深さ調節が付いているけど使わない。

シート外したドンガラキャビンはゴミだらけ。

格好満点、疲労度も満点。ハンドル垂れ角がもう少し少なければいいかも。