どかぽる

自分大好き55歳

クラインの壺

996デザインにはいつも不思議な感覚を持っていました。
その感覚はどこか騙されているような、騙されてはいないけれど何かが違うぞっていう感じです。
その感覚に近い物を見つけました。
勝手な思い込みと言われようが感じるのです。
私は確信したのです。
このデザインは「クラインの壺」に通ずるものがある!!
四次元デザインにようこそ。
では、何処がクラインの壺かというと、昨日も書きましたフロントグラスとサイドグラス下端の吸込まれるような処理です。
フロントエアインテークから始まり、ボンネットやドアパネルを流れてエンジンフードまで、そしてルーフとグラスを通して何処にも途切れることのない面がフロントとサイドグラスの下端に吸込まれていくのです。
吸込まれた「面」はキャビンの内面を滑り、再びフロントエアインテークから吐き出されていくのです。
だから、996はクーペでありながら実はオープンエアモータリングをしているのです???
かなり無理のある理論展開となりますが、996デザインが素晴らしく不思議で飽きることのない一因ということで、本日はここまで。
画像は昨日に続いてこれで、またこれかい。
じーーーっと見ていると、なーるほど?

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彼女はカレラ

雨の中お昼を食べに向かったのは、いつもの波乗り道路「一宮パーキング」
ラーメンを食べながら窓越しにカレラを舐めますように観察します。
この996カレラスタイルは、何処にも折り目が無いことに気付きます。
全ての面は柔らかな曲面でつながれ、数少ない折れ曲がるポイントがボンネットとフロントグラスが接している部分とサイドグラス下端がボディーと接するところだけです。
関心するのは、このフロントグラスとサイドグラス上端からルーフへの繋がりがやはり曲線で折り目はありません。したがってルーフは風船のように膨らんでいます。
911の伝統であるお尻は、絞り込まれるサイドグラスによって明確なリアフェンダーを形成し、あの大きなお尻になっているのです。
しかし、996は993や997と違ってリアフェンダーだけを膨らませていません。それは前方からサイドラインを眺めると分かることなのですが、結構つるりんとしています。
このつるりんとしたサイドのおかげで、993と997、もっと古くは930ターボでもあったリアタイアとドアの間に張られた飛び石からボディーを守る樹脂シートが貼られていません。
スレンダーなのに立派なヒップラインの996はデザイナーのマジックなのかもしれません。
眺めるほどに新たな発見がある996、控えめなスタイルにインパクトが少なくて、大向こうの受けを狙いビックマイナーを施した?997より絶対格好イイのです。(惚れてしまえば、あばたもエクボかな)
と、ラーメンを食べながら講釈する私にヨメサンが一言
「間違ってもマフラーに突っ込んで火傷しないように、バカ!!!」

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靴が硬いのです

久し振りにジムカーナチックにオートバイを走らせて気分爽快です。
ただ、日ごろ使わない筋肉をたっぷり使い込んでしまいましたから、ひどい筋肉痛になっています。
今日はじめて1100Rで走ったジムカーナですが、このオートバイのハンドリングがワインディングで体感しているとおり優れていることをあらためて実感できました。
最初はフロントフォークがテレスコッピクではないことがネガティブに作用するかと不安があったのですが、フルロックまでブレーキを残し、立ち上がりでブレーキをリリースしたときの挙動が実に安定しているのです。
反面、フロントを縮めて巻き込むようなフルロックターンは苦手で、回転半径が少し大きくなってしまいます。
少し慣れてきたところで上級クラスを一緒に走ったのですが、ペースが上がると新たな問題が出てきます。
まず最大の問題がタイヤです。
ペースが上げられない理由をタイヤのせいにするとはいかにも下手っぴーのいい訳でありますが、上級クラスの参加者ほとんどがハイグリップなタイヤを履いていますから、特に後輪のミシュラン・マカダムは勝負にならないのです。
加えてR1100Rは単室容積550ccのビックツインですからエンジンブレーキのトルクも強大で、スロットル全開からターンインで全閉すると効きすぎるエンジンブレーキでブレーキドリフトになってしまいます。
ここで着座位置をより後輪の真上近くへ移動し荷重を増したいのですが、1100Rのシートは鞍型をしていますからあまり後ろに下げられません。
と、いろいろと言っていますが、やっぱり下手クソなんです。
でも、面白いのです。
前輪のメツラーはザラザラになりますが、溶ける気配すらありません。
後輪もしかり、ミシュラン・マカダムは今年最高気温の中で数ラップしてもベトベトしてきません。
持ちが良すぎるのも考えものです。一速ギアだけで全開を繰返しますからステンレスも青紫に焼けてきます。今日の失敗もう一つ。
20リッター以上入るGASタンクを満タンにしていったことです。
切り返しが重たいのです。

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スキルアップ トレーニング



二輪車のライディングテクニックは歳と共に落ちていきます。
若い内に道を極めた人ならば緩やかに落ちていくでしょうが、元々上手というには程遠い私の場合は定期的なトレーニングによって何とか現状維持ができるというものです。
毎月行われるライディングスクールにスタッフの一員として参加してきましたが、今まで自分のオートバイを持ち込んだ事はなく、受付事務が終わったら後は居るだけを決め込んでいました。
しかし今日はせっかくの機会ですから意を決してマイバイク参加させてもらいました。
場所は東京のド真ん中で中央区晴海、東京オリンピックが招致されたらメインスタジアムの予定地です。かつては東京モーターショーが行われていた場所でもあります。
広大なアスファルトのタタキでは、主にジムカーナっぽいトレーニングを行います。
インストラクターの中にはジムカーナの現役選手もいますが、その気になってコケないようにしなければなりません。
まずは安全第一。
スキルはアッフせずとも維持できればオッケーなのです。

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好き好き大好き、ポルシェが大好き、何が好き?

全部!
以上
夕暮れ時には色調が変わり、濃い目のブルーでスレンダーボディーを際立たせます。
いろっぺ~~
[#IMAGE|S53#]
シートに身を沈める時、ボンネットに目をやるとかなりコンパクトに見える不思議なデザインです。微妙なフェンダーの膨らみがセクスィーすぎるのです。
飛ばしたい、抜きたい心にブレーキをwww

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イッツ・マイ・オンリーワン

996カレラで一番のお気に入りがマリタイムブルーのボディーカラーです。
この色が何故にお気に入りかというと、色の三原色の一つであることにあります。
色の三原色には二種類あるようですが、そのどちらにも「青」が存在します。
白と黒というようにいわゆるモノトーンは頂点にある色ですから別として、「青」は原色中の原色と言えるのです。
原色は人の心に格別の衝動を呼び起こします。
私がさして興味のなかった996に飛びついたのも「色」からです。
不思議なのが、こんなにいい色なのにポルシェが標準カラーにしなかったことです。
それは997でも標準カラーにされていませんから不思議なことです。
996のカタログによればマリタイムブルーはカスタムカラーで、当時でも55万円もの!オプション設定になっていました。
空冷時代は標準色か、通常のオプション設定っだったようですから不思議です。
フロントフェンダーはAピラーに向かって僅かに低くなっていきます。
もしかしたら低くなってはいないのかもしれませんが、デザイン的にそう見えるのです。
このデザインは、60年代レーシングスポーツに見られるスタイルでもあります。
そんなことを考えると、996デザインとは「スルメ」のようなもので、乗れば乗るほどに味わいが出てくるのです。
ディス・イズ・ザ・クーペ
イッツ・マイ・オンリーワン

お気に入り画像です。

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ゲレンデシュポルト、その後

充電不良に陥ったR100GSですが、最も疑わしいダイオードプレートを購入したまま手を付けずにいました。
機械は人間と違って放って置いても直るものではないので、交換作業に着手してみました。
このパーツ交換の面倒なのは、馬鹿でかいタンクを外し、続いてスターターカバーの取り外しとやたらと外すものが多いこと。
更に、取り付けナットに手が届かないなど、回すネジの数は少ないもののやたらと手間がかかるのです。
とりあえずプレート取り付けのラバーマウント交換まではおこないましたが、「根」が尽きたので作業は中断しました。
続く作業ができるのか、今は微妙な状況になってます。
スターターカバーを外すとバレオ製セルモーターが姿を現します。
5万キロ走ってまだ壊れていません。
これは遊星ギアに給油したことにより高周波振動が起きていないことがマグネット剥離を起こしていないのではと勝手に考えています。
手が入らないのです。もげていたラバーマウントボルト
これがアース線を兼ねていると聞いていましたが、つぶさに検分したところw、最終OHVモデルではアースに関係ないようです。外して単体にしてしまうと検査のしようがありません。

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セロトニン野郎

朝起きて面倒くささを乗り越え、996カレラ10万馬力のボディーカバーを外しました。
昼過ぎに向かった先は茨城のオートバイ屋さんです。
ここのメカさんがR1100Rのブレーキパッドとプラグをくれるというので、タダという言葉に引かれて高速入りして茨城に向かいました。
しかし、高速情報によれば中央環状線が事故渋滞していることが判明し断念しました。
結局、いつものオートバイディーラーとポルシェセンター市川を覗いて帰宅。
でも、それだけで私の脳ミソはほとんどリセット完了なのです。
走っている時間は短かったのですが、神経伝達物質のセロトニンはシナプスから十分放出され、すっかりリセット完了です。
本日の最高回転数はETC加速の5千回転とやや控えめでしたが、それでも十分ポルシェを感じさせてくれますから不満はありません。
明日の天気はどうなるか分かりませんが、帰宅後は洗車をしておきます。
こんな時三ヶ月前に施工したボディーコーティングが威力を発揮します。
たっぷり水をかけ、雑巾でさっとひと拭きでツルツルボディーが復活します。
ワックスじゃこうはいきません。
露天駐車の方に絶対お奨めな「ブリス」
間違いなし!!!

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帰り道を間違えたwww

今日は昨日と打って変わって朝から比較的好天に恵まれました。
標高1800メートル、草津白根山から一気にダウンヒルを楽しみます。
基本的にエンジンブレーキだけを使い昨日のヒルクライムで消費した燃料の帳尻合わせをします。
フートブレーキは無駄な熱量を発生しますから、コーナーはRSのフットワークを信頼して最小限の減速に留めます。
そこそこの横Gを発生させているのですが、パッセンジャーシートの住人は早くも居眠りをしています。(大したコーナリングスピードではないようです)
出発して15・6キロ走り草津に到着、私と同じグランプリ・ホワイトの993RSツーリング?に乗る若旦那宅を表敬訪問しました。
少しの時間コーヒーをご馳走になりながら空冷の素晴らしさを確認して帰路につきます。
目指す高速は「関越」。
沼田まで順調に進み、ICまであと少しという国道17号でなぜか左折、月夜野ICを目指します。
月夜野ETCを抜けると分岐があり、右が東京方面で左が新潟方面。
ここでRSのステアリングは、何故かドライバーの意思に反して左に進路をとってしまったのです。
新潟行ってどうする?関越上り線に入れば昼過ぎには帰宅できるのに。
どうしたものか考えているうち上越国境(トンネル)を通過し新潟県に入ってしまいました。
新潟入りするのは、何年か前にビストロ民宿「アンドラ」に行った時以来です。
早く家に帰りたい私の気持ちと裏腹に、RSは勝手に新潟に向かって走り続けます。
越後川口、小出、懐かしいICを通り過ぎていきます。
中越地震の時は、ここで10日間程過ごしました。
波打っていた高速はその痕跡を僅かに残すだけで見事に修復されています。
ガラ空きをいいことに機関回転数はきっちり3千回転をキープして走り続けます。
一時間半程走って新潟市内に入ったようです。
日本海が見えないのは残念ですが、前方には新潟スタジアムの白い屋根が見えてきました。
ここには7・8年前にワールドカップ・イングランド戦でスタッフの端くれとして仕事をした思い出があります。
やがて田中夫婦が愛の架け橋として作り上げた?磐越道入り。
ここもまた日曜日だというのに見事な空きっぷりで所定の機関回転数を維持し快調に距離を伸ばしていきます。
磐越道に入るとようやく自宅に向かって走っている実感が湧いてきますが、まだまだはるか彼方です。
結局磐越道を全線走り、常磐道で千葉に向かうはめになってしまいました。
さてRSのふかふかバケットシートですが、坐骨神経痛が治まって腰が痛むことはないのですが、9万キロ以上使い込んで、へたったウレタンのせいか尻の肉が痺れてしまいました。
ただ、これは200キロ近く走って休憩という走り方に問題があるのかもしれず、ワイヤースプリングの入った「なんちゃってバケットシート」は基本的に乗り心地は悪くありません。
渋滞にはまる事なく圏央道の「牛久阿見」で高速をおりましたが、出口ETCで「割引1000円」の電光表示を見たとき、不思議な達成感を感じてしまったのは何故でしょう。
この二日間で走った距離は980キロ、そのうち600キロが今日一日で走った距離ですが、昨日は気にならなかったことが、倍近い距離を走った今日は、いくつか気になったRSです。
まず第一がシートです。
やはり乗り心地重視のバケットとはいえ、腰の角度が決められてしまうのは時にルーズな姿勢をとりたくても叶わず我慢しなければならないこと。
ハンドルとシートがオフセットしていることも(多分空冷は全て?)長距離を走ると気になります。
とは言っても、996導入から長距離ツーリングに引っ張り出す機会がなくなっていたRSが以外にもグランツーリズモな能力を持っていることが発見できたことは収穫でした。
この911の二台体制をいつまで維持できるか分かりませんが、これからは一日の走る距離によって使い分けをしていけば、二台のいい所だけを味わい尽くしていけるかなと思った次第です。
で、この二日間RSのパッセンジャーシートで寝て!過ごしたヨメサンの評価はというと、「疲れるから熟睡できない、今度は青ポルにして」でした。
国道292号線草津白根道路は、乗鞍岳「畳平」に車で上がれなくなってしまった今、日本の山岳道路ナンバー1と思います。高速道路パーシャルスロットルで走り続けると油温はここで安定します。コスモスポーツ!!いいオッサンがドライブしていました。

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降ったりやんだり

どうせならドシャ降りの中を走って下回りの洗車をしたかったのですが、時折晴れ間が覗くはっきりとしない天気です。
走り始めはうるさく感じた爆音も、耳が慣れたか、それともコンピュータが学習してしみったれたアクセルの踏み加減に点火・燃調を合わせてくれたのか気にならなくなりました。
ちょっとした渋滞で油温計の針が上がりますが水平より上を指す事はありません。
オイルテンプセンサーやファンレジスターは正常に機能しています。
渋滞から解き放たれ3千回転弱をキープして走り続けると、みるみる針は下がり始めます。
今日の気温はたいした事ありませんが、真夏の焼けるような日でも走ってさえいれば何も問題はありません、走ってさえいれば。
それが空冷911
さて、今日は初めてのルートに挑戦です。
信州中野から国道292号線をヒルクライム。
あいにくか、予定通りか、小雨降る中絶対グリップを失わない安全速度で高度を稼ぎます。
ドライで腰抜けフヌケなRE050もウエットだと逆に安心感があります。
さて、明日は何処を走って帰ろか思案中です。
関越は景色に変化がなくてつまらないし、どうするかな。

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