梅雨の合間を見計らいビートの屋根を上げてショートドライブ。
向かった先はいつもの九十九里道路一宮パーキング。
太平洋の海原を眺め、潮の香りに包まれるこのコースは何十回と走っているけど飽きる事がない。
パーキングのベンチに寝そべり居眠りすると何とも言えない幸せな気分になれる不思議な場所。

行きがけに寄ったカーショップにあるファイティングブルのオブジェ。コンロッドの足と何のパーツだか硬そうなペニスが逞しい。
いつもの印旛オールージュ、この先は紫陽花街道になっている。
去年の今頃はビートを飛ばして目がとまった。
今年は、赤い機関砲。
先月9日の車検から一月半振りに乱射してみたけれど相変わらず弾けてくれた。
ポルシェの整備も一段落したことだし、そろそろこいつを駆ってアドレナリンの放出をしてみたくなった。
箱根参りも1年位していないな。

2週間近くに及ぶ健康診断と少しばかりの治療を終え、今日晴れて退院する事ができました。
この入院期間中は仕事(遊びも)も忙しく、ガレージにはビートちゃんがちょこんと居座っていたりでさほど寂しさは感じませんでした。
PCセンター市川で退院手続きをしながら看護士(営業さん)からいろいろ話を聞く事ができましたが、やはりあそこを直したら、ここを直したらの話をするほどに治療費の高さを思い知ることとなりました。
もっとも、私がこのクルマを手に入れてから5年間で掛けたお金など街のドリフトお兄ちゃん達に比べれば安いもので、オイルやタイヤ等いわゆる消耗品以外でせいぜい5・6万円くらいでしたから、もうちょっとメンテナンスしなさいよって声が聞こえてきそうです。
さて、愛車の鍵を受け取るために支払った入院治療費ですが、総額で23万円弱となってしまいました。
内訳は、部品代が12万円位で、工賃が11万円弱というものでした。
本来は部品代がもうちょっと高いところを来月行うキャンペーン価格の前倒しということで1割引してもらったのでこの値段に落ち着く事ができました。
合わせてリコール作業に重複する工賃は掛からないので数万円は安く上がったようです。
今回の部品・工賃で最も値の張る作業がプラグとコードの交換でした。これだけで10万円を超えています。
しかしこの部分の交換はもっとも体感できるもので、今まで数年間!気になっていた「カチカチ」というリークする音が無くなっただけでも価値があったと思っています。
更にエアコンフィルターを交換したことによって風量が倍増したかのように強くなったのは感激を覚えるものでした。
11年を経過しての「ちょこっとリフレッシュ」は決して安くはありませんでしたが、何より体感できるほど効果があったので満足しています。
PC市川から自宅への高速道路は、バリオを全開にして久しぶりに豪快な吸気音を聞く事ができ、思い込みのせいか気持ち軽やかな吹け上がりを体感することもできました。
これからは世界遺産?(勝手に決めてます)維持のため、もう少し頻度を上げたメンテナンスしてやらなければと、ちょっと(ほんとにちょっと)だけ考えを変えたしだいです。
デモカーの997Sと並んでツーショット。興味ない人が見たら同じクルマに見えるでしょうね。

なぜか函館山を眺めながら酔っ払い中
漁火館という旅行代理店も把握していないこの宿は平日だというのに口コミとリビーターの客で満員
民宿に毛が生えた程度の宿だけど美味しいものたらふく食べて幸せ
さて函館といえば五稜郭
ここにある五稜郭タワーは行った事ある人は多いはず。
私も同僚も数年前に上った事があったので
上がらなかったけど、つい最近立て替えたらしく高さは今までの倍近くある。
お兄さんがPC市川に入院となり、兄のいなくなったガレージで僕がオトキチ親父の寂しい心を癒してあげる事になりました。
僕はお兄さん程足は速くないし、身体もっちっちゃいけれどオトキチ親父は僕の方が可愛いといつも言ってくれます。
僕はいつもお外で寝かされていますが、お兄さんの入院したその日に僕をこの部屋に入れてくれました。
そしてこんな事も言ってくれました。
首が回らなくなってお前たちの誰かをよそへ出すことがあっても、お前だけは最後までお家に置いといてあげるからなって。
とっても嬉しかった。お兄さんが退院してきたらまた僕はお外で寝ることになるけれど、雨漏りする幌でシートを濡らしながら頑張るからね。
お兄さん帰ってこないといいな。ずっとここにいたい。

そしてオトキチ親父の下に、お兄さんの入院治療費の見積書が届いたようだ。
おやっ、ため息をついてるぞ。
昨日PC市川にRSを入院させてきた。
メインとなる作業は、2年前にリコールされたメインハーネスの交換で、ついでに少しばかりの整備をお願いしてきた。
今回リコール以外で行う整備は、
1 12本のプラグ交換(6気筒なのに)
2 1番シリンダー下側プラグコードがリークしているので交換。(もしかしたら数本)
3 シリンダーヘッドカバーパッキンの交換。(993からはラッシュアジャスターになっているの でタペット調整の必要が無く、記録簿によると平成12年以降交換してない)
4 エアクリーナーの交換。(2万キロ使った)
5 エアコンフィルターの交換。(前オーナーが7年位前に交換したっきり)
6 ファン&エアコンベルト交換。(これも記録簿によると6年と3,5万キロ交換してない)
7 ブレーキ・クラッチフルードの交換。(一昨年の車検はユーザーで済まして交換してない)
8 エアコンMAXボタン不作動の点検。(ガスチャージだけで済めばいいけど?)
9 その他12ヶ月点検
以上の整備だけで済めば15万円位で済むそうだ。
しかし、問題はまだある。
今回メインハーネスの交換作業に伴いエンジンの上に乗っかっている巨大なアルミ鋳物のバリオラムを外すらしいので、正体不明のオイル漏れ(5年間所有してガレージの床には合計10滴も滴ってないけれど)を探ってもらうことにしてある。
ポタポタ垂れることは無いけれど、下から覗くといつもジトッとしていて気分が悪いので診断を仰ぐことにした。
この結果が怖い。
ちゃちゃっと見える所のパッキン交換だけなら大した額はかからないだろうけどエンジン下ろさなきゃ直りませんよ(例えばスルーボルト周辺)と言われた時が怖い。
ま、今はこいつに金掛けるわけにはいかないから、見なかった事にして鋳物の塊乗っけてくれとは言ってあるけれど。
エンジンOHは、あと2,5万キロつまり10万キロ走るまではしないと決めてある。
それまでは「臭いものにはフタ(バリオラム)」で知らん振りを決め込む。
さらに別の問題も発見。
最近速度によっては車体にバイブレーションを感じるようにたってきたが、どうやらタイヤが終わっているようだ。
溝の深さは先日測って一応保安基準以上の数値があるけれど、肝心の真円度がかなり失われているようでこれも近々交換しなけりゃならない。
製造から11年、手元に来て5年。今日までいい子にしていたけど、いよいよ悪ガキに変身しそうな気配だな。