どかぽる

自分大好き55歳

乗り心地と安定性は「裏返し」

昨日現物を確認したGT-Ⅱはさすがに素晴らしいものでした。
ストリート用で各種リリースされているBBSホイールとは一線を画すものであることがよく分かります。
しかしGT-Ⅱを買う気で注文したのの、事前に求めるものはできないことを知らされ購買意欲がそがれたのも事実で、でもオーバーヘッドタイプとはいえセンターディスクの造形は、現在BBSがレーシングホイールとして世にだしている物そのまんまで力強さを感じる逸品でした。
お店で見てから自宅に帰り考える事12時間!!答えは出ました。
妥協して買うものに高いお金は払えないということです。
このカレラ用GT-Ⅱホイールのお値段、税込み90万円!!!
求める形ができるのならば買う気でいました。
されど、妥協してこんなお金使える程の余裕もないので、同じく「妥協のホイール」BBS-RRで我慢することにしたのです。
昨日は深夜まで考えあぐねた末の結論ですが、これが幾日かすると発作的にGT-Ⅱが欲しくなり衝動買いをしてしまいそうな予感がしたので、朝起きるやいなやカーショップにRRホイールを持ち込み取り替えてしまいました。
作業が完了し受け取った車を見ると、妥協の産物とは言え、なかなかどうして今までのスピードラインと違った佇まいに目を奪われてしまいました。
目指したものは「カフェレーサー」でしたが、グランプリホワイトのボディーに淡い金色ディスクとクロームなリムは、微妙にエレガントな雰囲気を醸し出しており予想しなかった印象に驚いています。
見ようによっては、そこいらへんの「あんちゃん車」と同じですが、スピードラインに飽きがきていたので、この際どうでもいいという気持ちもあります。
ただ、嬉しかったのはRSを象徴する「赤キャリ」がシャンパンゴールドのセンターディスクの中で一際目立つことで、これは細めのスポークも一役かっているのではと思います。
さて、今回のホイール交換に伴い行った実験があります。
それはタイヤ交換後著しく後退した直進安定性と腰の抜けたハンドリング対策です。
私の車に履いているタイヤはブリヂストンRE050ですが、スポーツカー対応にも関わらず、交換後は情けない状況が続いていました。
例えば高速道路時速100キロで走っている時の安定感は、我家のある他の2台の軽自動車と比較して最も安定しているのがジーノ、続いてビート、そして大きく水を開けられポルシェといった具合ですから、どれだけ怖い思いをしていたか分かっていただけるかと思います。
昨日のポルシェショップでも050の相性の悪さは際立っていることをきかされましたから、私の車だけではなかったようです。
そこで、この問題を自分で勝手に考察し、実験に移してみることにしたのです。
まずRE050は回転方向の指定はないものの、タイヤのインサイド、アウトサイドの指定があります。
インサイドはブロックにサイピングを入れて剛性を落とし静粛性と撥水性を上げています。
アウトサイドはブロックにサイピングを入れず更に接地比率を少しばかり上げています。
タイヤカタログによるとサイドウォールの剛性には差をつけていないようですからブロックパターンの違いだけのようです。
そして車はどうかといいますと、私の車は前オーナーがサーキット仕様に車高をいじってあり、フロントストラットのプリロードを少し落として車高を下げています。
つまり、キャンバーはスタンダード状態よりきつめになっており、アライメント測定結果によれば2度30分とかなりのネガティブキャンバーになっています。
この車にこのタイヤを履いてしまうと、接地面は常に剛性の無いインサイド側に荷重が掛かることとなり腰の抜けた安定性のないものになっているのではないかと仮説をたてました。
ではどうするか。
簡単なことです、インサイドとアウトサイドをひっくり返して付けてみることにしたのです。
午前中に装着作業を終え、昼からテストドライブを兼ねて房総半島を半周ばかり回ってみました。
さて気になるその結果は、
ビンゴー
正にです。正に狙いどうりでかつてRE01で得ていた安定性が復活したのです。
正直な所ここまで違いがあるとは思いませんでした。
それまで高速だけに止まらず、下道でもやたらと軽すぎたハンドリングにしっとりとした重みが加わり、つま先だって走る怖さが全く無くなったのです。
コーナリングも以前のいきなり腰砕けから、しっかりした踏んばりを感じるようになりました。
メーカーが聞いたらやめろと言われそうなこのテスト暫く続けるつもりです。
グランプリホワイトに映えるBBS-RRなーんちゃって
微妙にLMに似ているところが気にいりませんが、興味の無い人が見ればGT-Ⅱとたいして変わらないのでヨシヨシ
外側にある一本のサイピングが悪さをしていたのです。

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物欲

小沢昭一氏が歌っていました。
ハーモニカがほしかったんだよ
どうしてかどうしてもほしかったんだ
ハーモニカがほしかったんだよ
でもハーモニカなんて売ってなかったんだ
戦争に負けたんだ
カボチャばかり食ってたんだ
(谷川俊太郎/ハーモニカブルース )
戦後の物不足の中で生まれた歌です。
これこそが物欲を表す歌と思います。
GT-Ⅱホイールを見てきました。
既にヤフオクでRRホイールを手に入れていますから、向学のために?見るだけと決めていましたが、見るだけでは申し訳ないのでオイルとフィルターの交換をお願いしました。
オイルは1万キロで、フィルターはポルシェAGの言いつけを守って3万8千キロ使い込みましたから惜しいとは思いません。
でもGT-Ⅱが気になります。
持ち上げたらRRと変わらぬ重量に、歴史の重みを感じます?。
どうするか、私の頭は覚醒して正常な判断能力を失いつつあります。
街角の防犯ポスターを思い出しました。
「ダメ、ゼッタイ」
やはり本物は違います。数々のレースシーンを演出してきたGT-Ⅱには目に見えないオーラを感じます。

オイルフィルターを交換するため外されたのホイルにメカさんは頼みもしないのにあてがってしまいました。
しまいには前輪まで外して、そんなことされたら脳みその回路が壊れるから困ります。ジャッキアップされた993RSクラブスポーツはオイル漏れのためOHされるそうですが、私の車よりはるかに軽症だそうです。・・・まだやらない下から覗くと立派な鳥居が見えます。

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二輪ETCが超お得

雪が降る前に、春が来る前に、いろいろと問題を抱えるドカティー749Rをメンテナンスすることにしました。
バッテリーの問題は新品をストックすることによって、現在のバッテリーがいよいよ使えなくなっても取り替えればOKですし、また現在のバッテリーを延命させるべく密閉型バッテリー充電器も購入し万全の構えをとることができました。
残る心配事といえばスリッパークラッチに仕込まれている割れたスパイダースプリングと、購入から3年半おそらくは製造から4年を経過したタイミングベルトだけです。
そこで、今日から連休という絶好の機会なので部品注文から半年以上たった今日、雪が降り出す前の午前中にディーラーへ持ち込み修理へ出してきました。
依頼した整備は、スパイダースプリング、タイミングベルト2本(当たり前)、エアフィルター清掃、オイルとフィルター交換、そしてETC取り付け!!
スパイダースプリングはドカで採用されているスリッパー機構を作動させる重要部品でありまして、現在ドカポル号はこれが割れて機能しないためスリッパーが効きすぎ自転車のフリーギアに近い症状を見せています。
タイミングベルトは、御存知のとうりカムシャフトを駆動する重要なパーツでありますが、万が一切れてしまうとバルブがピストンヘッドにぶつかり、最悪エンジンブローとなってオートバイとしての機能がなくなってしまものです。
フェラーリやランチア等でも話題になりますが、エンジンブローさせてしまうと目玉が飛び出るほどの修理代が掛かってしまうわけで、ちまみにドカの場合1シリンダーで80万位!と極めて高価格となるので保険のために交換することにしました。
エアフィルターは湿式スポンジで、ここ3年近く清掃をしていないことからついでの整備です。
オイル交換はフィルター含め自分で行う予定でしたが、近所のホームセンターに適合するレンチ(アルファロメオ用)が欠品していたことから面倒くさいのでお願いしました。
そしてETCの取り付けですが、ほとんど乗る機会のないドカに付けるのはもったいないかなという気もしましたが、その数少ないツーリングで仲間のオートバイがETCでスルーしていく姿に、常に「敗北感」を味わっていたためです。
また二輪用ETCは現在複数のサービスキャンペーンが展開されており、それらを組み合わせると昨年あたりは6万円を超える取り付け料がディーラー取り付けにもかかわらず総額2万円を少し超えるだけで、更に16000円分!!の無料通行ポイント付きですから、このチャンスを逃す手はないと思い決断したわけです。
さてドカの各種メンテナンス、実は昨年の6月に行う予定でいましたが、ヨメサンが運転する新車卸したてのジーノを従えディーラーに向かう途中の高速道路を走行中、居眠りセルシオに自爆テロを仕掛けられ木っ端微塵となり流れてしまったものです。
今回も懲りずにヨメサンにジーノを運転させディーラーに向かいましたが、去年の教訓を生かし順法走行すると危険なのでwとにかく離れず付いてくるように指示し「東関東アウトバーン」を飛ばしてディーラーに向かいました。そうはいってもNA軽自動車では出せるスピードにも限界はありますから道中バックミラーから目が離せず、無事到着した時はほっとしたのが正直なところです。
密閉型バッテリー用トリクル充電器
繋ぎっぱなしでOKという優れもので、製造はバッテリーメーカーで販売しているものと同じ「アルプス計器」なので信頼できるでしょう。

サイドカウルを外して入庫したのは、戻ってきたらクラッチスプリングの2本抜きを行うため。
ジャダー減少、スリッパーもよく効き、一度やったらやめられません。
ドカを預けたあとは、近くのポルシェセンターに立ち寄り993RSの部品を注文。
取り寄せとなりますが、以外にも安い見積もりに一安心。
さすがに隣り合わせでは停められません。
ジーノ × 20 = 997GT3RSばかでかいブレーキローターや張り巡らされたロールゲージといい、まるでレーシングカーみたいです。
羽根がなければもっと格好良いと思うのですが、時速300キロも出るようですから、蝶のように舞い、蜂のように突き刺さってしまうんでしょうね。

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値上げ対抗自衛策

749Rのバッテリー上がりを期に昨今のバッテリー価格高騰を知ることとなりましたが、今回補充電で何とか復活を果たしたものの近い将来役立たずになることは間違いありません。
そんなことを憂っていたら、同僚からこの749Rを購入したディーラーで期間限定バッテリーのセールをやっている話を聞きつけ、電話で予め特売価格を調べたら相当にお買い得であることを知りました。
現在のバッテリーも、私としてはあと1・2年は使い込んでやろうと考えていましたが、購入後電解液さえ注入しなけりゃいくらでも保存はきくだろうと考え、仕事帰りにくだんのディーラーに立ち寄り購入してしまいました。
さて、その価格ですが。
なんと、11500円という正にバーゲンプライスでありました。
定価でも15000円位と言われましたから、ディーラーでストックしていた分はまだ値上げ前の物のようです。
先日パーツ量販店で確認した価格は25000円位していましたから半値以下の安さです。
バッテリーのパッケージにはGSyuasaと表示していますから、合弁後の製品であり純正パーツとして扱いを受けていますから当分寝かせておいても大丈夫でしょう。
バッテリー購入ついでに予ねてから修理を予定していたスリッパークラッチのスパイダースプリング交換予約も入れ、寒さも和らぐ頃にはボローニャ製「バルカン砲」も完全復活がなるでしょう。
今では、原付スクーター用バッテリーすら買えないバーゲンプライスに、得した気分になれました。
在庫が続く限り、改定前の価格から値引きした販売価格だそうです。
左側は現在使用中のもので、「GS」としか表記していない3年半使用したものです。

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独占禁止ほーーーー

バッテリー充電器は大変役にたちました。いつまでも持っておきたいのですが、借り物なのでそうはいきません。
この古河バッテリー製充電器は少々値の張るもので以前はバッテリーと同じ位の値段がしていました。
ところが、ここ1・2年の間でバイク用バッテリーは異常とも言える高騰を続け、ドカティー用サイズだと3万円近くしますからその分充電器が安く感じてしまいます。
値上がり幅はなんと1万円位です。
この異常な値上げはどうも裏がありそうで許せません。
画像ではバッテリーに「GS」としか表示してありませんが、数年前にYUASAと古河は合併したようで今はGSユアサと改め、ほぼ国内独占企業になったようです。
つまり、業界大手が手を組めば市場原理である「競争」は無くなってしまうわけで、商品の値段はメーカーのつけ放題ということになってしまうわけです。
この値段がどれだけボッタクリ価格かと言いますと、同じサイズのボッシュMFバッテリーが1万円近く安いことで証明されてます。
この高価格設定は是非とも公取の調査をお願いしたいところですが、趣味性の高いオートバイ部品じゃだめでしょうね。
水平シリンダーの左側面についているせいか、両手離すと微妙に左側へ倒れこもうとします。ショップで調べてもらったところ、負荷の掛かっていない状態で13V、負荷を掛けると12Vをほんの僅か下回るので少しくたびれているかもということでした。
まだまだ使います。

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家を出たら、そこは雪国だった

せっかくの日曜日も雪が降って遊べません。
しょうがないのでスタッドレスタイヤを履いているジーノでバイクパーツのお店へ向かいます。
ところが国道に出る頃本格的に降り出して、国道走行中にあちらこちらで追突したての事故を目撃することとなり、災難が降りかかる前に自宅に引き返しました。
それにしても、これだけ降っているのに夏タイヤにチェーンも巻かず走っている乗用車やトラックが3・4割はいますから危なくてしょうがありません。
雪の降る日は家でおとなしくしているのが一番です。半年ぶりに大人のおもちゃが登場です
「ハニービー」
おうち遊びにうってつけ

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「厳冬期」やせ我慢で乗り切る

先週ドカティー749Rを始動しようとしたところセルはウンともスンとも言わず完全にバッテリーは上がってしまいました。
MF型バッテリー専用充電器を使い半日以上充電をしたところ、どうやら満充電したようで元気にセルは回り懐かしい?Lツインの排気音が響き渡りました。
20キロ程離れたパーツショップを往復し、試しに再度充電器を繋いだところまたもや放電しているようで、充電ランプが点灯し充電完了までなんと6時間。
やはりバッテリーは終わってしまっているのかもしれません。
借り物の充電器なので返さなければならず、今後バッテリーを新調するか充電器を購入するか思案中です。
久し振りに749Rを転がしてきたのですが、ガレージにしまい込むや微妙に乗り足りない感じがしてメットを被り換え今度はBMW100GSで別のバイクパーツショップに向かいました。
先ほどのクラウチングポジションからいきなりアップライトなポジションですから、まるでアメリカンチョッパーを操縦しているような感覚に慣れるまでかなり違和感を感じました。
しかし慣れてしまえば100GSのつかみ所のないエンジン特性と相まって極めて平和なライディングを楽しむ事ができます。
明日は関東地方にも雪が降るかもという予報ですから、今日乗らなければまた暫くバイクに乗る機会がなくなりそうで寒い中たっぷり着込んで走り回ってきましたが、防寒対策さえしっかりとっておけば真冬のライディングも結構楽しいものだなと再認識しました。
バッテリーより高い充電器を買うか、それともバッテリーを取り替えるか思案中749Rはマルケの鍛造ホイール
注意してみるとブレンボのマークに似た刻印が、ブレンボ製?100GSは、今は無きスペインの名門メーカー「アクロン」を履いています。
リムとスポークは鍛造品。(当たり前)
バイクも乗らなきゃタダの鉄くず。

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タンゾー

我家にある鍛造ホイール2種です。(車用)
BBS RRは勿論ポルシェ用で、レイズTE37はビート用です。
両者とも鍛造を売り言葉にするだけあってリムをつまむと驚く程薄っぺらなことに感動します。ただ同じ鍛造でも、BBSはビレットを叩いて鍛える鍛造をキャッチフレーズにしていますが、レイズはコスト的にも溶湯鍛造ではという感じがします。
いずれにしても鋳造品と比較して、同じ強度を求めるならば軽量にできることは間違いないようです。
BBS RRをデジタルヘルスメーターに乗せて計測したところ、フロント8,5J×18が10,2kg、リア10J×18が10,7㎏とスタンダードのスピードライン3ピースより前後共2kg近く軽いようです。
ちなみに、レイズのホイールは以前ビートのリアホイールに履いていたものですが、マッチングに問題が生じ交換したもので、サイズは6,0J×14というサイズです。
その重量は、小径ホイールということもあるのでしょうが、なんと3,9㎏!!という軽さです。
BBS RRホイールは数あるBBSホイールの中でも重量級のようで、あの無骨なLMより少しばかり重たいようです。
ただ、ホイールの軽量化はなかなか体感できないらしく、私と同じRSに「超軽量」なREmgを履いておられる方が「あまり違いが判らない」などと言っておられることから見た目で選んでしまえばいいのかなと感じています。
ところで、このRRというホイールですが、よほどいわくありげなホイールかと思いきや、ただ単に売れないからラインナップから外されたようです。
またその販売価格ですが、理由は分かりませんが当時に遡ってもLMなどより相当安かったようで、今回の落札価格が新品と変わらぬ値段にもかかわらず、今では値引きしたLMでさえ買えない低価格というリーズナブルな価格でありました。叩けば景徳鎮やマイセンの磁器にも負けない澄んだ音色を奏でる鍛造の名品です。
いい仕事してますねー。www

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格好悪い? それがどうした

湯河原から大観山あたりをうろついてきました。
昨日書いたとおり連続出勤が続き窒息寸前の瀕死状態に陥っていましたから、湯河原で温泉に浸かり蘇生を行いました。
その効果は抜群で、いつもの通り大事な事もどうでもいい事も全て忘れるというリフレッシュ(リセットww)することができました。
往復の足は当然にポルシェを使ってエコランを行いましたが、道中5台の新型GT-Rに遭遇し、その姿をじっくりと観察することもできました。
GT-Rは最近の国産車に珍しくナラシ運転が指示されているようで、皆ゆっくりと順法走行していましたから高速あたりで遭遇したGT-Rなどは時間をかけて舐めまわすように観察を行いました。
今まで雑誌のグラビアでしか見たことがなく、これがスポーツカーのスタイルかと日産のデザイナーの意図するところが理解できないでいましたが、見慣れてくるとなかなかどうして悪くないかなと思えてくるから不思議です。
一番印象的だったのは、とにかくデカイ車ということで、大観山で駐車中のGT-Rを間近で見たときなどは更にその印象を強く感じました。
またよくよくそのデザインを観察していくと、やはり格好悪いという第一印象は消えませんが、恐ろしいほどの迫力に満ちたもので、事実高速を走行中に背後に着かれたときなどは、ヘビに睨まれた「カエル」状態、あるいはヘルキャットに食いつかれたゼロ戦?みたいなもんでソーッと進路を譲らなければならないほどの威圧感を感じました。
乗ったことは勿論ありませんが、もし資金があったら買ってみたい乗ってみたいと感じさせる危ない魅力を感じさせます。
現代のGT-Rは、まぎれも無くGT-Rであることを知らされました。
さて、昨日記事にしたBBSのRRというホイールについてもう少し説明をしておきます。
BBSの名前が付いた鍛造ホイールは、過去にも全て日本のワシマイヤー社で作られてきたことは意外と知られていません。
本国のBBS社は倒産してしまったようですが、ドイツBBSでは鋳造ホイールしか生産していなかったようで、BBS鍛造ホイールがドイツ製のホイールであるというのは間違っていると思います。
では何故GT-Ⅱがべらぼうな値段がするかと考えたところ、あくまでも推測ですが日本BBS社にはGT-Ⅱホイールの販売権がないのではと考えます。
したがって日本で作ったホイールをドイツに輸出し、販売会社を経由して再度日本に輸入されるという、いわゆる「逆輸入品」のようです。
また日本BBSで販売されるホイールにGT-Ⅱそっくりさんが無いのも、その意匠をドイツの会社が握っているのではと推測されます。
今回ヤフオクで手に入れたRRというホイールは、6・7年前に期間か数量を限定しメーカー直販という形で日本BBSから販売されたものですが、おそらくは「ちょっとだけしか売らないから似せてつくらせてちょ」てな感じでドイツ本国に了解を得て作ったのではと勝手に考えています。
箱入りで届いたこのBBS-RRはまだ履かせる予定は立っていません。やはり本物のGT-Ⅱを見てから決めたいと考えています。
既に去年の段階でオーバーヘッドタイプじゃ買わないよと意思表示をしてありますが、どうしても一度見てくれというので見るだけは見ないと申し訳がありませんから入荷したら見てきます。(見るだけで収まるか自信無しww)
ちなみにGT-Ⅱは3ピースで、RRは2ピースホイールです。
でもやっぱりGT-Rと言えばこれですね。KPGC10ビアンコなジュリアスーパー一富士、二鷹、三ポルシェ帰りの寄り道「大黒PA」本日の一等賞はこの車。
BBS-RRはちょっと線が細い感じがします。
しかし、LMのようにディスク面が平ぺったくないのがいいところです。
当然GT-Ⅱのイメージで10本スポークです。

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GTーⅡ?


実に十日以上お休み無しは思った以上にきついものでした。
ブログ更新どころではなく、ネタも無い状態の中でしたから。
でもちょっと嬉しい事もありました。
かねてから画策してきたポルシェのホイール交換に一歩近づく事ができたのです。
注文したGTーⅡは望むルックスを得ることはできない事を知り、揚句は年が明けてかなりたつのになんの連絡もありせん。
そんな時にヤフオクで気になるホイールが出品され、発売当時の新品価格そのまんまというスタート価格にも拘わらずデッドストックの未使用品という事もあり少し競り合った末に落札してしまいした。
BBSーRR
あまり知られていないホイールです。
当時eショップというメーカー直販のオンラインショップでのみ販売されたホイールは知名度が低く見かけることはありません。
5年位前に購入を試みるもすでに販売終了していたもので、いわば絶版品です。
ぱっと見のディティールは正にGTーⅡで、オーバーヘッドタイプであることとスポークが長いことをのぞけばかなりいい線いっています。

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